年度 |
2024年度 |
開講部局 |
教育学部 |
講義コード |
CC525506 |
科目区分 |
専門教育科目 |
授業科目名 |
心理実習I |
授業科目名 (フリガナ) |
シンリジッシュウI |
英文授業科目名 |
Practical Training in Psychology I |
担当教員名 |
服巻 豊,清水 寿代,田村 典久,杉村 和美,杉村 伸一郎,難波 修史,中尾 敬,中島 健一郎,上手 由香,平川 真,安部 主晃,梅村 比丘,李 受ミン,神原 利宗,石田 弓,森田 愛子,尾形 明子,湯澤 正通 |
担当教員名 (フリガナ) |
ハラマキ ユタカ,シミズ ヒサヨ,タムラ ノリヒサ,スギムラ カズミ,スギムラ シンイチロウ,ナンバ シュウシ,ナカオ タカシ,ナカシマ ケンイチロウ,カミテ ユカ,ヒラカワ マコト,アベ カズアキ,ウメムラ トモタカ,イ スミン,カンバラ トシムネ,イシダ ユミ,モリタ アイコ,オガタ アキコ,ユザワ マサミチ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
3年次生 前期 通年 |
曜日・時限・講義室 |
(前) 水5-8:担当教員の指定による, (後) 水5-8:教K109 |
授業の方法 |
実習 |
授業の方法 【詳細情報】 |
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実習 |
単位 |
1.0 |
週時間 |
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使用言語 |
B
:
日本語・英語 |
学習の段階 |
3
:
中級レベル
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学問分野(分野) |
24
:
社会科学 |
学問分野(分科) |
06
:
心理学 |
対象学生 |
心理学系コース生対象 |
授業のキーワード |
公認心理師,保健医療,福祉,司法・犯罪,産業・労働,教育,学外実習 |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | |
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到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | 心理学プログラム (能力・技能) ・研究を実施するために必要な基本的能力・技能を身につける |
授業の目標・概要等 |
授業の到達目標
保健医療,福祉,教育,司法・犯罪,産業・労働の5分野における心理に関する支援を実施する施設での見学実習を通して,以下の事項について学習する
(ア) 各分野における心理に関する支援内容について知る (イ) 心理に関する支援を要する者へのチームアプローチについて知る (ウ) 多職種連携及び地域連携による支援の意義について理解し,チームにおける公認心理師の役割を知る (エ) 公認心理師としての職業倫理及び法的義務について理解する
授業の概要 保健医療,福祉,教育,司法・犯罪,産業・労働の5分野における心理に関する支援を実施する各施設において見学実習を行う(各施設につき1回の見学実習、計44時間以上)。実習終了後は,各分野での実習体験の振り返りと報告会を実施する。
*公認心理師国家試験受験資格取得においての必修科目である。心理実習Ⅰ・Ⅱおいて80時間以上の実習が必要である。 |
授業計画 |
第1回 実習における心構えについて学習する(服巻豊・田村典久・安部主晃) 第2回 保健医療における心理に関する支援を実施する施設に関する事前指導(湯澤正通・中尾敬・中島健一郎・清水寿代・難波修史・神原利宗) 第3回 福祉・教育における心理に関する支援を実施する施設に関する事前指導 (中條和光・杉村伸一郎・梅村比丘) 第4回 司法・犯罪における心理に関する支援を実施する施設に関する事前指導 (森田愛子) 第5回 産業・労働における心理に関する支援を実施する施設に関する事前指導 (森永康子・杉村和美) 第6回 保健医療領域における心理に関する支援を実施する施設における見学実習(精神科病院での実習)(中尾敬・清水寿代・難波修史・神原利宗) 第7回 保健医療領域における心理に関する支援を実施する施設における見学実習(身体障害・脳損傷への支援を実施する医療機関での実習)(湯澤正通・中島健一郎) 第8回 福祉領域における心理に関する支援を実施する施設における見学実習(児童養護施設での実習)(中條和光・杉村伸一郎・梅村比丘) 第9回 福祉領域における心理に関する支援を実施する施設における見学実習(児童相談所での実習) (中條和光・杉村伸一郎・梅村比丘) 第10回 司法・犯罪領域おける心理に関する支援を実施する施設における見学実習(少年鑑別所での実習) (森田愛子) 第11回 産業・労働領域における心理に関する支援を実施する施設における見学実習(企業での実習) (森永康子・杉村和美) 第12回 実習報告会(保健医療)(湯澤正通・中尾敬・中島健一郎・清水寿代・難波修史・神原利宗) 第13回 実習報告会(福祉分野) (中條和光・杉村伸一郎・梅村比丘) 第14回 実習報告会(司法・犯罪,産業・労働分野)(森田愛子・森永康子・杉村和美) 第15回 最終報告会:実習についての振り返りと総括討議 (服巻豊・田村典久・安部主晃) |
教科書・参考書等 |
実習の手引き,実習記録 |
授業で使用する メディア・機器等 |
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【詳細情報】 |
なし |
授業で取り入れる 学習手法 |
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予習・復習への アドバイス |
上記に挙げている事項(ア)〜(ウ)について,これまで学んできたことや文献を整理しておきましょう。また,実習によって得られた新たな知識や理解については,実習記録としてまとめておきましょう。 |
履修上の注意 受講条件等 |
公認心理師必須科目
・ 【受講条件】 心理学系コースに属する学生に限る。
・ 【受講条件】 公認心理師の職責,心理演習,を受講していること。
公認心理師国家試験受験資格の取得を希望する学生は,必ず履修すること |
成績評価の基準等 |
評価の観点:保健医療,福祉,教育,司法・犯罪,産業・労働の5分野における見学実習において,以下の項目の達成状況について評価する。
(ア) 各分野における心理に関する支援内容について知る (イ) 心理に関する支援を要する者へのチームアプローチについて知る (ウ) 多職種連携及び地域連携による支援の意義について理解し,チームにおける公認心理師の役割を知る (エ) 公認心理師としての職業倫理及び法的義務について理解する
上記の観点について,報告会,実習生本人の自己評価,実習担当教員の評価をもとに総合的に評価する。 〇留意点:実習のため事前指導,施設実習,事後指導,最終報告会には,原則,すべて出席(レポート提出)すること |
実務経験 |
有り
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
実習コーディネーターの服巻,田村,安部は公認心理師・臨床心理士の有資格者であり,それぞれ病院臨床,教育機関臨床,福祉施設臨床の実務経験を有している. |
メッセージ |
心理実習Ⅰは公認心理師カリキュラムにある学部実習です.5つの専門領域へ見学を中心とした実習です.心理実習ⅠとⅡは積み上げ式実習であり,実習Ⅰでは多様な現場を見学し,心理実習Ⅱでは実際に現場で支援活動に継続的に参与観察することになります.事前学習,実習体験,事後学習だけでなく,自身でも積極的に調べ学習を進めてください. |
その他 |
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すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |