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年度 2024年度 開講部局 教育学部
講義コード CC521703 科目区分 専門教育科目
授業科目名 臨床心理学概論
授業科目名
(フリガナ)
リンショウシンリガクガイロン
英文授業科目名 Introduction to Clinical Psychology
担当教員名 服巻 豊,田村 典久,波光 涼風,上手 由香,安部 主晃,石田 弓,尾形 明子
担当教員名
(フリガナ)
ハラマキ ユタカ,タムラ ノリヒサ,ハコウ スズカ,カミテ ユカ,アベ カズアキ,イシダ ユミ,オガタ アキコ
開講キャンパス 東広島 開設期 2年次生   前期   1ターム
曜日・時限・講義室 (1T) 月1-4:教K104
授業の方法 講義 授業の方法
【詳細情報】
 
講義中心、ディスカッション
初回は非対面授業とする。 
単位 2.0 週時間   使用言語 J : 日本語
学習の段階 2 : 初級レベル
学問分野(分野) 24 : 社会科学
学問分野(分科) 06 : 心理学
対象学生 心理学系コース生選択必修
授業のキーワード 臨床心理学の各種理論,カウンセリング・心理臨床的援助技法,心理臨床学的問題の理解,実務経験 
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
(学部生対象科目のみ)
講義や日常生活の中で体験している心の問題を臨床心理学的に理解するための具体的な視点と理論を学ぶ。また、臨床心理学領域の職業について具体的な知識・技能の基礎を身につける。 
到達度評価
の評価項目
(学部生対象科目のみ)
心理学プログラム
(知識・理解)
・心の仕組みや働きに関する標準的知識を身につける 
授業の目標・概要等 授業の到達目標:
1.臨床心理学の成り立ちについて概説できる。
2.人間の心の基本的な仕組みと働きについて概説できる。
3.臨床心理学の主要な理論について概説できる。
授業の概要: 臨床心理学の歴史と主要な理論,心の病理の理解とその心理臨床的支援について講義する。 
授業計画 臨床心理学の歴史と成り立ち
①人格論から精神分析論,②カウンセリングの基礎

③精神分析的発達理論(フロイト)
④精神分析的発達理論(エリクソン)
⑤エビデンスベースドな心理療法
⑥認知行動療法とは:概要と歴史
⑦CBTの理論と技法:行動理論
⑧子どもに対する認知行動療法
⑨CBTの理論と技法:認知理論
⑩動機づけ面接の原則を学ぶエクササイズ
⑪子どもの発達と遊び
⑫遊戯療法
⑬臨床心理学の倫理
⑭Jung,C.G.の分析心理学
⑮夢分析

各回に応じて課題を提示する。 
教科書・参考書等 講義形式(講義中心)
テキスト: 下山晴彦(編)「よくわかる臨床心理学 改訂新版」ミネルヴァ書房
「対人援助と心のケアに活かす心理学」有斐閣
その他、必要に応じてプリントを配布する。 
授業で使用する
メディア・機器等
 
【詳細情報】 パワーポイント配付資料ならびにBb9で資料配布します。
オンライン授業の際は,TeamsあるいはZoomを利用することがあります。 
授業で取り入れる
学習手法
 
予習・復習への
アドバイス
参考資料は、毎回の授業の中で紹介する。 
履修上の注意
受講条件等
G7広島サミット開催期間中の5月22日は非対面授業とするため,自宅等でWEBでの受講が可能であること。事前に授業担当者より掲示板等にて連絡があるので留意すること. 
成績評価の基準等 授業への積極的参加発表,討議への参加,試験等を総合して評価する。 
実務経験 有り  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
担当教員全員が公認心理師ならびに臨床心理士の有資格者であり,それぞれは大学での外来相談室,大学病院,精神科病院・クリニック,一般病院などでの実務経験を有し,それぞれの理論,実践的立場から講義,ディスカッションを行う。 
メッセージ 本講義は、実務経験を有する教員がそれぞれのよって立つ心理臨床の立場から実践に役立つ理論等について概説していきます。 
その他 臨床心理士としてカウンセリング経験を有する教員が,臨床心理学について講義する。
 
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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