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年度 2024年度 開講部局 教育学部
講義コード CC520303 科目区分 専門教育科目
授業科目名 心理学統計法I
授業科目名
(フリガナ)
シンリガクトウケイホウI
英文授業科目名 Psychological Statistics I
担当教員名 中尾 敬
担当教員名
(フリガナ)
ナカオ タカシ
開講キャンパス 東広島 開設期 2年次生   前期   2ターム
曜日・時限・講義室 (2T) 金1-4:教K203
授業の方法 講義 授業の方法
【詳細情報】
 
講義中心。ディスカッション。PCによる演習。
原則、対面で実施する。オンラインで実施する際には事前に連絡する。 
単位 2.0 週時間   使用言語 J : 日本語
学習の段階 2 : 初級レベル
学問分野(分野) 24 : 社会科学
学問分野(分科) 06 : 心理学
対象学生 心理学系コース生必修
授業のキーワード 心理学,記述統計,推測統計, 統計的仮説検定 
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
(学部生対象科目のみ)
心理学プログラムの中の専門基礎科目として,統計的手法に関する基本的な知識を習得させる目的で開設する。心理統計法は,実験法,調査法,検査法などの具体的研究方法の基礎となるものであり,心理学のほとんどの領域において,研究を実施し,知見を理解するために必須の手法である。統計的手法は,対象集団の特徴を合理的・効率的に記述することを目指す記述統計と,限られたサンプルから母集団の性質を推測するための推測統計に大別される。心理統計法Iでは,主として記述統計について扱う。 
到達度評価
の評価項目
(学部生対象科目のみ)
心理学プログラム
(能力・技能)
・研究を実施するために必要な基本的能力・技能を身につける 
授業の目標・概要等 授業の到達目標
1.心理学で用いられる統計手法について概説できる。
2.統計に関する基礎的な内容について理解し、データを用いて実証的に考えることができる。
授業の概要
心理学における統計的考え方の必要性を理解し,心理学の諸領域で用いる統計的手法のうち基礎的なものを習得する。
 
授業計画 第1回 オリエンテーション:心理統計法の必要性,心理統計法の種類
第2回 測定と尺度
第3回 1変数に関する統計的記述(1):度数分布
第4回 1変数に関する統計的記述(2):代表値
第5回 1変数に関する統計的記述(3):散布度、歪度、尖度
第6回 1変数に関する統計的記述(4):標準化、確率分布
第7回 統計的推定の考え方(1):母集団と標本,標本分布
第8回 統計的推定の考え方(2):点推定と区間推定
第9回 母集団分布が正規分布しないとき
第10回 統計的仮説検定の考え方(1):検定の手順
第11回 統計的仮説検定の考え方(2)検定に関する用語
第12回 統計的仮説検定の考え方(3):検定の種類
第13回 条件間の比較(1):パラメトリック検定
第14回 条件間の比較(2):ノンパラメトリック検定
第15回 まとめ

毎回,授業内容等に関するコメントの提出を求める。
授業内容のまとまりごとに,小テストを実施する。
期末試験を実施する。 
教科書・参考書等 テキストは使用しない。
参考図書は授業中に紹介する。 
授業で使用する
メディア・機器等
 
【詳細情報】 必携PC。 
授業で取り入れる
学習手法
 
予習・復習への
アドバイス
講義資料の見直しと参考図書の参照。授業で用いるスライド資料はダウンロードできるようにするので、予習・復習に利用してほしい。 
履修上の注意
受講条件等
教科に関する科目:公民(哲学,倫理学,宗教学,心理学)
PC必携 
成績評価の基準等 評価の観点
1.心理学で用いられる統計手法について概説できる。
2.統計に関する基礎的な内容について理解し、データを用いて実証的に考えることができる。
上記の観点について,毎回提出するコメント票の内容(20%程度),小テスト(40%程度),および期末試験(40%程度)によって評価する。
 
実務経験  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
 
メッセージ 必携PCを持参すること(windows推奨)。
「数学を扱う科目(統計)は苦手だ」と思い込んでいませんか。そんな先入観を取り去ることもこの授業の大きな目標です。安心して,そして積極的に取り組んでください。 
その他   
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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