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年度 2024年度 開講部局 教育学部
講義コード CC512705 科目区分 専門教育科目
授業科目名 教育調査統計法演習
授業科目名
(フリガナ)
キョウイクチョウサトウケイホウエンシュウ
英文授業科目名 Analysis of Educational Data(Sem)
担当教員名 山田 浩之
担当教員名
(フリガナ)
ヤマダ ヒロユキ
開講キャンパス 東広島 開設期 3年次生   前期   セメスター(前期)
曜日・時限・講義室 (前) 月5-6:教K108, (前) 木3-4:教C203
授業の方法 演習 授業の方法
【詳細情報】
 
演習および実習を中心とする。 
単位 4.0 週時間   使用言語 J : 日本語
学習の段階 3 : 中級レベル
学問分野(分野) 24 : 社会科学
学問分野(分科) 07 : 教育学
対象学生
授業のキーワード 基礎統計、多変量解析、コンピュータ、データ分析、論文作成 
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
(学部生対象科目のみ)
教育学の基礎科目で学んだことをもとに、自分で量的データを用いた調査の計画から分析、報告書にまとめるまでを学ぶ。 
到達度評価
の評価項目
(学部生対象科目のみ)
教育学プログラム
(能力・技能)
・外国語運用能力、統計分析、観察法、情報処理など、教育学の研究手法の基礎を習得している。 
授業の目標・概要等  教育学、および教育社会学で用いられる主な統計的技法を紹介しながら、社会調査法を体系的に学ぶ。具体的には、実際に質問紙を作成して調査を行い、その結果を分析するとともに、プレゼンテーション、報告書にまとめる方法を実習形式で習得する。 
授業計画 1 イントロダクション ― 教育学研究における統計的技法
2 調査計画の設計 ― テーマを決め、調査対象者、サンプリングの方法などを検討する。
3 質問紙の作成 ― 質問紙の作成方法の概略を説明し、実際に質問紙を作成する。

4 調査結果の入力と集計 ― 調査データを実際に入力しながらコーディング、集計方法などを学ぶ。
5 統計分析の基礎1 ― 単純集計をもとに、平均値、分散、標準偏差などの実習を行う。
6 統計分析の基礎2 ― 基本統計量を算出しながら、統計パッケージの使用方法を習得する。
7 基礎統計 ― 平均値の差の検定とクロス表の作成(カイ二乗検定)
8 分散分析(一元配置)
9 単回帰分析
10 分析結果の解釈 ― これまでの分析を概観し、分析結果の解釈の仕方について検討する。そのなかで疑似相関など誤りやすい問題点を指摘する。
11 多変量解析1 ― 因子分析
12 多変量解析2 ― 重回帰分析
13 プレゼンテーション資料の作成
14 プレゼンテーション1
15 プレゼンテーション2

最終的に調査報告書を作成する。 
教科書・参考書等 教科書:別途指示する。
その他、授業中に必要な資料を適宜配布し、参考文献を紹介する。 
授業で使用する
メディア・機器等
 
【詳細情報】 テキスト・パワーポイント・コンピュータ 
授業で取り入れる
学習手法
 
予習・復習への
アドバイス
各回、難しい数式などは避けながらも、個々の統計技法の持つ意味や、解釈の注意点、また問題点などを学習する。たんにアプリケーションの使用法を理解するだけでなく、実際の分析や論述に十分利用できることが求められる。それゆえ個々の技法を授業中のみで理解することは困難である。各回に与えた課題を十分に復習することが期待される。 
履修上の注意
受講条件等
週2回(月曜2コマ、木曜2コマ)、東図書館2階端末室で授業を行う。 
成績評価の基準等 各回の実習への参加状況、小テスト、およびプレゼンテーションと報告書の内容によって評価する。 
実務経験  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
 
メッセージ  
その他   
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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