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年度 2024年度 開講部局 教育学部
講義コード CC441403 科目区分 専門教育科目
授業科目名 美術科教育方法・評価論
授業科目名
(フリガナ)
ビジュツカキョウイクホウホウ・ヒョウカロン
英文授業科目名 Educational Method and Evaluation of Art Education
担当教員名 三根 和浪
担当教員名
(フリガナ)
ミネ カズナミ
開講キャンパス 東広島 開設期 2年次生   後期   3ターム
曜日・時限・講義室 (3T) 水5-8:教L207
授業の方法 講義 授業の方法
【詳細情報】
 
講義中心、ディスカッション 
単位 2.0 週時間   使用言語 J : 日本語
学習の段階 3 : 中級レベル
学問分野(分野) 24 : 社会科学
学問分野(分科) 08 : 教科教育学
対象学生
授業のキーワード SDG_3, SDG_4, SDG_10, SDG_16, SDG_17, 学習指導要領、指導法、評価法,実務経験 
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
(学部生対象科目のみ)
造形芸術プログラムの「プログラム発展科目」
中等学校における美術科教育の方法と評価に関する基本的知識を獲得するための授業であり、その知識をもとに資料を分析し、中等学校における授業を企画、立案する能力を身に付けることを目指している。 
到達度評価
の評価項目
(学部生対象科目のみ)
造形芸術教育プログラム
(知識・理解)
・造形芸術教育の理論と方法について、知識や理解をもとに説明することができる。 
授業の目標・概要等 中学校美術・高等学校芸術(美術)の授業を進める際に必要な,方法と評価に関する基本的な知識を習得する。 
授業計画 第1回 美術科授業経験の交流・美術科教育の学力
第2回 美術科教育の目的
第3回 学習指導要領の内容と構造
第4回 KJ法とブレーンストーミング
第5回 教育評価と評定と学力
第6回 指導と評価の一体化,学習指導のPDCA
第7回 診断的評価・形成的評価・総括的評価
第8回 目標に準拠した評価
第9回 評価規準と評価基準
第10回 評価の観点と観点の共有
第11回 美術科教育における4つの観点(関心・意欲・態度及び発想・構想の能力)
第12回 美術科教育における4つの観点(創造的な技能及び鑑賞の能力)
第13回 ゴールフリー評価,羅生門的アプローチ,教育鑑識眼
第14回 評価の視点で授業を検討する(表現授業)
第15回 評価の視点で授業を検討する(鑑賞授業)

第16回に期末試験を実施する。 
教科書・参考書等 (1) 田中耕治編『よくわかる教育評価 第3版』ミネルヴァ書房,2021年。
(2) 文部科学省『中学校学習指導要領(平成29年告示)解説 美術編』日本文教出版,2018年。
(3) 国立教育政策研究所教育課程研究センター『「指導と評価の一体化」のための学習評価に関する参考資料【中学校 美術】』東洋館出版,2020年。 
授業で使用する
メディア・機器等
 
【詳細情報】 原則対面実施します。事情により非対面実施の場合は,Microsoft Teams,moodleを使用します。 
授業で取り入れる
学習手法
 
予習・復習への
アドバイス
第1回 美術科授業を受けた経験をふまえ,美術科教育で育てる学力について整理する。
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第2回 美術科教育の目的を整理する。
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第3回 学習指導要領の内容と構造について復習し説明できるようにする。
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第4回 KJ法とブレーンストーミングの方法や効果について復習し説明できるようにする。
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第5回 教育評価と評定との違い,それらと学力との関係について復習し説明できるようにする。
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第6回 指導と評価の一体化,それらと学習指導のPDCAの関係について復習し説明できるようにする。
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第7回 診断的評価・形成的評価・総括的評価について復習し説明できるようにする。
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第8回 目標に準拠した評価について復習し説明できるようにする。
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第9回 評価規準と評価基準について復習し説明できるようにする。
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第10回 評価の観点と観点の共有の意義について復習し説明できるようにする。
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第11回 美術科教育における4つの観点(関心・意欲・態度及び発想・構想の能力)について復習し説明できるようにする。
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第12回 美術科教育における4つの観点(創造的な技能及び鑑賞の能力)について復習し説明できるようにする。
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第13回 ゴールフリー評価,羅生門的アプローチ,教育鑑識眼について復習し説明できるようにする。
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第14回-第15回
評価の視点で授業を検討した内容を整理する。
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第16回 期末試験に備えて,総括的復習をする。
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履修上の注意
受講条件等
「教職専門科目:教科の指導法(美術)」
機会があれば、近隣の小学校や中学校で授業観察を行い授業に振り替えることがあります。その際、学校の都合により授業時間内に行えない場合があります。
 
成績評価の基準等 テスト60%、発表20%、提出物20%を踏まえ決定する。 
実務経験 有り  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
高等学校(芸術科(美術)),中学校(美術科),小学校(図画工作科)の学校現場における教員経験のある者が,美術(図画工作及び美術)の目的や目標,教材や指導法,指導者のあり方ほかを踏まえ講義する。
 
メッセージ もみじを通して連絡を行います。設定されたアドレスや転送設定された先がが正常に受信できるようになっているかを確認しておいて下さい。 
その他   
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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