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年度 2024年度 開講部局 教育学部
講義コード CC333406 科目区分 専門教育科目
授業科目名 対照言語学演習
授業科目名
(フリガナ)
タイショウゲンゴガクエンシュウ
英文授業科目名 Seminar in Contrastive Linguistics
担当教員名 仁科 陽江
担当教員名
(フリガナ)
ニシナ ヨウコ
開講キャンパス 東広島 開設期 3年次生   後期   3ターム
曜日・時限・講義室 (3T) 水5-8:教K115
授業の方法 演習 授業の方法
【詳細情報】
 
演習中心、ディスカッション、学生の発表 
単位 2.0 週時間   使用言語 B : 日本語・英語
学習の段階 3 : 中級レベル
学問分野(分野) 23 : 人文学
学問分野(分科) 06 : 言語学
対象学生 日本語教育系コース生(専門科目)
授業のキーワード 一般言語学 対照言語学 理論言語学 言語類型論 記述言語学 フィールド言語学 
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
(学部生対象科目のみ)
言語学、外国語教育学を関連づけて、日本語の学習と教育に関連する問題を解決する能力を養成する。 
到達度評価
の評価項目
(学部生対象科目のみ)
日本語教育プログラム
(総合的な力)
・日本語教育6領域の各領域を相互に関連づけ,日本語教育の諸問題を改善・創造する。 
授業の目標・概要等 日本語と他言語の対照研究、言語類型論と言語普遍に基づいた言語学研究を行うための基礎を身につけることがこの授業の目的である。世界の言語について概観をし、選択した個別言語についての分析と記述の実践力を養い、その特徴を検証する。その際、言語の記述の方法論を学ぶ。母語話者に対するフィールドワークを通して、実践的な言語記述や言語分析の仕方を体験する。日本語学習者の母語としての個別言語を調査することで、言語の多様性や普遍性を認識し、日本語教育への応用を目指す。基本的文献(日本語・外国語)を講読し、この分野における代表的な研究テーマについて学ぶ。 
授業計画 第1回 導入 授業の目的と進め方、世界の言語の概観
第2回 言語の記述の方法、segmentationとclassification
第3回 文法カテゴリー
第4回 言語類型論
第5回 個別言語の記述
第6回 個別言語の記述
第7回 個別言語の記述
第8回 個別言語の記述
第9回 個別言語の記述
第10回 個別別言語の記述
第11回 言語類型論と言語普遍
第12回 言語比較実践の意義、
第13回 言語の対照と言語教育 
第14回 フィールドワーク
第15回 ふりかえり

授業の振り返りレポートを提出、ターム末に試験を行う 
教科書・参考書等 風間伸次郎・山田玲央(偏)『28言語で学ぶ「星の王子さま」世界の言語を学ぶための言語学入門』東京外国語大学出版会
Lindsay J. Whaley "Introduction to Typology: The Unity and Diversity of Language" Sage 1997
そのほか、講読する文献や資料を適宜指示する。 
授業で使用する
メディア・機器等
 
【詳細情報】 PC必携 
授業で取り入れる
学習手法
 
予習・復習への
アドバイス
言語を記述すること、言語を比較することについて考える。自分の言語のレパートリーをふりかえる。言語の相違点や共通点について考える。
外国語学習の難しさ、学習言語の誤用などについて考える。
文献購読。疑問点をまとめ、言語例などを考えて授業に備える。
ふりかえり。外国語の研究を通じて発見した日本語の特性について考える。
まとめ。各自のレポートの研究計画 
履修上の注意
受講条件等
 
成績評価の基準等 授業への積極的な貢献度、課題、発表、試験などを総合的に評価
 
実務経験  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
 
メッセージ  
その他   
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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