年度 |
2024年度 |
開講部局 |
教育学部 |
講義コード |
CC330304 |
科目区分 |
専門教育科目 |
授業科目名 |
Second and Foreign Language Teaching Method |
授業科目名 (フリガナ) |
セカンド アンド フォーリン ランゲージ ティーチング メソッド |
英文授業科目名 |
Second and Foreign Language Teaching Method |
担当教員名 |
小口 悠紀子 |
担当教員名 (フリガナ) |
コグチ ユキコ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
2年次生 後期 集中 |
曜日・時限・講義室 |
(集) 集中:教C203 |
授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
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講義中心、演習中心、板書多用、ディスカッション、学生の発表、野外実習、作業、薬品使用 |
単位 |
2.0 |
週時間 |
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使用言語 |
E
:
英語 |
学習の段階 |
2
:
初級レベル
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学問分野(分野) |
24
:
社会科学 |
学問分野(分科) |
07
:
教育学 |
対象学生 |
日本語教育、選択授業 |
授業のキーワード |
教授法、文型ベースのアプローチ、タスク・ベースのアプローチ、教材論 |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | |
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到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | 日本語教育プログラム (知識・理解) ・日本語教育の理論と方法に関する基礎的な知識を得る。 |
授業の目標・概要等 |
本演習では、日本語の様々な技能の指導において、市販の教材の問題点を分析するとともに、コミュニケーション能力の向上を目的とした指導法や教材開発のスキルを獲得することを目指す。特に、日本語教育におけるPPP(文型ベース) / TBLT(タスク・ベース)の指導アプローチにおける理論と方法について基礎的な知識を得る。TBLT理論に沿ったタスクを作成・提案することができる。 |
授業計画 |
第1回 ガイダンス:コミュニケーション能力とは何か?(対面) 第2回 日本語教育における「タスク」とは何か?(対面) 第3回 日本語教授法について歴史的背景を知る(グループ課題) 第4回 日本語教授法について評価と批判的検討を知る(グループ課題) 第5回 タスクの定義を知ろう(動画視聴:オンデマンド) 第6回 タスクの定義をまとめよう(個人課題:オンデマンド) 第7回 外国語教科書の「タスク」は「タスク」なのか?(対面) 第8回 外国語教科書の「タスク」と「活動」(対面) 第9回 タスク・ベースの日本語教育と従来の教え方の違い 第10回 タスク・ベースの日本語指導の流れ 第11回 タスクを作ろう:TOPICとタスクタイプはどう選ぶ? 第12回 タスクを考えよう(個人課題) 第13回 タスクを作ろう(個人課題) 第14回 タスクをやってみよう・改善しよう(対面) 第15回 フィードバック(対面)
授業内で、教材作成や教授法マンガ作成など、3つの課題を提示し、評価の対象とする。試験は課さない。
集中講義の2日目か3日目に皆さんが使用したことがある「外国語教科書」を持参して使用する時間があります。言語は問いません。高校時代などのテキストを持参したい場合は、帰省時などにご準備をお願いします。 |
教科書・参考書等 |
教科書(初日の授業までに準備しておくこと): 畑佐由紀子『日本語の習得を支援するカリキュラムの考え方』/くろしお出版
参考書(購入しなくても良いが適宜参考にできるテキスト): 『超基礎日本語教育』/くろしお出版 |
授業で使用する メディア・機器等 |
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【詳細情報】 |
オンデマンド課題はmoodleで指示を出します。 |
授業で取り入れる 学習手法 |
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予習・復習への アドバイス |
授業内容をより深く理解するために授業内で紹介する参考書を読むことを薦めます。 あらかじめ、日本語教室の見学や実践をしていることが望ましい。実際の教室見学や実践の経験がない場合はオンライン動画でいいので教室の様子や教え方について見ておくことが望ましい。 |
履修上の注意 受講条件等 |
・「日本語教育学基礎論」「日本語教授法」を受講していることが望ましい。また、日本語教員を目指すものは、この授業を受講した次年度に「日本語教育技能指導論」を継続して受講することが望ましい。 ・授業外で取り組む課題(宿題)があります。特に集中講義前半の日程は、グループで取り組む課題が出ますので、アルバイトなどを入れないよう調整することを勧めます。 |
成績評価の基準等 |
授業内で3つの課題を提示し、評価の対象とする。最終課題は出さない。 ディスカッションでの意見・発言(グループへの貢献)(30%)、課題(20%×3)、授業中の意見・発言(10%) 評価項目の詳細は授業内で明確に示す。 |
実務経験 |
有り
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
本授業の教員には、20年以上の日本語教育経験を有し、日本語の教科書、オンライン教材等の開発経験がある。本演習では、日本語の様々な技能の指導において、市販の教材の問題点を分析するとともに、コミュニケーション能力の向上を目的とした指導法や教材開発のスキルを獲得することを目指す。 |
メッセージ |
この授業は、日本語教員を目指す方、日本語教育専攻の方、「第二言語/外国語としての日本語教育」に携わりたい方、興味がある方等を対象とした授業です。
本授業には英語論文の講読や英語講義の視聴が含まれます。 授業中のディスカッションや提出課題は日本語・英語、どちらの言語を用いても評価に影響はありません。大学の講義を理解し、クラスメイトとディスカッションをし、課題を遂行できる語学力(英語、もしくは日本語)が必要です。 |
その他 |
研究生や英語教育など他学科を専攻する方で受講を希望する方は、事前に本人から担当教員にメールで受講可能かどうか確認をしてください。定員に空きがあれば受講できます。 |
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |