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年度 2024年度 開講部局 教育学部
講義コード CC310702 科目区分 専門教育科目
授業科目名 国語文化概論B(国語文化と文学)
授業科目名
(フリガナ)
コクゴブンカガイロンB(コクゴブンカトブンガク)
英文授業科目名 Introduction to Japanese Language Culture B (Japanese Culture and Literature)
担当教員名 川口 隆行
担当教員名
(フリガナ)
カワグチ タカユキ
開講キャンパス 東広島 開設期 1年次生   後期   4ターム
曜日・時限・講義室 (4T) 木1-4:教L205
授業の方法 講義 授業の方法
【詳細情報】
 
講義 
単位 2.0 週時間   使用言語 J : 日本語
学習の段階 2 : 初級レベル
学問分野(分野) 23 : 人文学
学問分野(分科) 05 : 文学
対象学生 教育学部の学生、他学部の学生
授業のキーワード 近現代文学、国語文化形成、中等教育 
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
(学部生対象科目のみ)
「専門科目」の「発展科目Ⅰ」 
到達度評価
の評価項目
(学部生対象科目のみ)
中等教育科学(国語)プログラム
(知識・理解)
・中等「国語」の教育内容(〝ことば〟とその文化)に関する基本的な知識が身に付いている。
(能力・技能)
・中等「国語」の教育内容の各領域(国語学・国文学・漢文学)に関する資料・情報を収集し、読解することができる。 
授業の目標・概要等 中等教育国語科の教科書教材(小説、詩、評論)を中心に、近現代文学の特質、構造、思想についての基礎的な分析能力を養うこと、およびそれに必要な基本的な知識習得を目指す。 
授業計画 第1回 概説1(授業内容と方法の説明)
第2回 概説2(「読む」ことのレッスン)
第3回 概説3(「読む」ことの理論) 
第4回 明治期の文学1 
第5回 明治期の文学2 
第6回 明治期の文学3
第7回 大正期の文学1
第8回 大正期の文学2
第9回 大正期の文学3
第10回 昭和期の文学1
第11回 昭和期の文学2
第12回 昭和期の文学3
第13回 現代の文学4
第14回 現代の文学5
第15回 今学期のまとめ


ミニレポート、期末レポートあり。

教科書採録作品を中心に、それを国語文化形成の歴史的諸問題と関連させながら、具体的に考察する。扱う作品は年度によって変更する。受講生は、中学校、高等学校の国語の授業を通して、近現代文学作品といかなる「出会い」をしたのか、自分の経験を意識的に思い出して欲しい。ある作品との「出会い」をきっかけに、何を考えたのか/考えなかったのか。何を感じたのか/感じなかったのか。そもそも、おもしろかったのか/おもしろくなかったのか。それらの原因は、一体全体なぜなのか。講義を中心とするが、グループワーク等の活動を含むので、漫然と出席して講義内容を暗記すれば合格するといった授業ではない。
 
教科書・参考書等 『教科書で読む名作 高瀬舟・最後の一句ほか』(ちくま文庫)、『教科書で読む名作 羅生門・蜜柑ほか』(ちくま文庫)、『教科書で読む名作 セメント樽の中の手紙ほかプロレタリア文学』(ちくま文庫)、『教科書で読む名作 走れメロス・富嶽百景ほか』(ちくま文庫)、『教科書で読む名作 夏の花ほか 戦争文学』(ちくま文庫)』。 ※上記5冊すべて第一回の授業までに生協で購入しておくこと。 
授業で使用する
メディア・機器等
 
【詳細情報】  
授業で取り入れる
学習手法
 
予習・復習への
アドバイス
第1回から第3回 授業内容の復習
第4回から第14回 授業で扱う作品を精読すること。
第15回 各回の授業内容を復習しておくこと。 
履修上の注意
受講条件等
 
成績評価の基準等 ミニレポート80%、期末レポート20% 
実務経験  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
 
メッセージ かなりの量の作品を読み、毎週課題を与えるので、受講希望者は覚悟して望むこと。 
その他   
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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