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年度 2024年度 開講部局 教育学部
講義コード CC246005 科目区分 専門教育科目
授業科目名 経済学各論III
授業科目名
(フリガナ)
ケイザイガクカクロンIII
英文授業科目名 Economics III
担当教員名 森田 英樹
担当教員名
(フリガナ)
モリタ ヒデキ
開講キャンパス 東広島 開設期 3年次生   前期   1ターム
曜日・時限・講義室 (1T) 木5-8:教L204
授業の方法 講義 授業の方法
【詳細情報】
 
IT利用と各種実習参加などによる公欠者に対する配慮を求められていることもあり、対面講義とオンラインのオンデマンド併用で実施。準備ができた分(回)から順次、公開していく予定。ネットに掲載できない資料などは対面講義の際のみ提示。教室のキャパの都合上、初回に全員が参加すると教室に入りきれなくなる可能性がある。履修者が確定してから始動したいので4月18日から本格始動する。4月11日についてはガイダンス分の講義録を読んでおいて欲しい。 
単位 2.0 週時間   使用言語 J : 日本語
学習の段階 2 : 初級レベル
学問分野(分野) 23 : 人文学
学問分野(分科) 07 : 史学
対象学生 誰でも大歓迎。全学部の学生・大学院生、3+1の留学生の方々、大歓迎
授業のキーワード 近世近代日本経済史、貨幣政策、金融政策、マクロ経済学 
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
(学部生対象科目のみ)
 
到達度評価
の評価項目
(学部生対象科目のみ)
中等教育科学(社会・地理歴史・公民)プログラム
(能力・技能)
・社会系内容領域の資料・データを収集・読解し,分析・批評できる
(総合的な力)
・調査・研究や教育実践,社会的活動等の成果をまとめ,プレゼンテーションできる 
授業の目標・概要等 江戸時代から明治期にかけての貨幣政策の変遷を基軸に講義していく。第一に、歴史的史実について学ぶのみではなく、それにより、インフレ、デフレ、リフレについての理解を求める。第二に、教育実習も念頭に入れて、日本経済史を題材にしながら、簡単なマクロ経済学モデルを用いた金融政策についても学び理解してもらうこと目指している。歴史を経済理論で読み解く、歴史の見える化を目指すこととする。 
授業計画 第一回 ガイダンス
第二回 日本経済史:グローバル経済史の中の江戸時代の概観
第三回 日本経済史:慶長時代(家康の時代)の貨幣政策
第四回 マクロ経済学:マクロ経済学の視角 財市場の分析 45度線分析
第五回 日本経済史:元禄期(綱吉・荻原重秀の時代)の貨幣政策
第六回 マクロ経済学:財市場の分析 IS曲線の導出
第七回 日本経済史:正徳期(家宣・新井白石の時代)の貨幣政策
第八回 マクロ経済学:貨幣市場の分析
第九回 日本経済史:享保・元文期(吉宗・大岡忠相の時代)の貨幣政策
第十回 マクロ経済学:IS-LM分析
第十一回 日本経済史:田沼意次の経済政策 (家重・家治の時代)
第十二回 マクロ経済学:労働市場の分析
第十三回 日本経済史:幕末にかけてのインフレの時代(家斉から慶喜の時代) 
第十四回 マクロ経済学:AD-AS分析 ケインズ派とマネタリストの比較
第十五回 日本経済史:明治初期の財政・貨幣政策

7月中旬ごろを提出期限とする、事前に指示する課題について記したペーパー(期末試験の答案用紙と同等の扱い)の提出を求める。

  
教科書・参考書等 特になし。特定の文献に則った講義運営ではない。 
授業で使用する
メディア・機器等
 
【詳細情報】 担当者はPC操作が苦手であり、補助者もいない。担当者が作成した講義録をmoodleに掲載する。音声は容量の都合もない。尚、導入後、履修者から提出された課題ペーパーの記載内容は、過去最高の出来であり、提出者全員、秀か優であった。今年度も期待している。日本の社会保障制度同様に、低負担・高福祉の実現に努めていく。 
授業で取り入れる
学習手法
 
予習・復習への
アドバイス
必要に応じて、指示する。 
履修上の注意
受講条件等
対面講義と併用して、各種実習などによる欠席者に対しては「いつでも、どごても、好きな時に学べる」をモットーに、オンデマンドも提供。本講義は、このスタイルがマッチしたらしく、ここ3年間のペーパー提出者、全員、秀か優であった。教育学部生はもちろん、総合科学部から理系学部の方、3+1の留学生の方々まで、更に、1T開設、オンデマンド主体、ペーパーの提出は7月中旬なので、4年生の方々も是非とも、履修し、学び、単位取得して下さい。お待ちしています。 
成績評価の基準等 7月中旬ごろを期限に提出してもらう期末試験に相当する課題ペーパーの記載内容に基づき、本講義の内容の理解度に応じて、段階評価により、成績を算出する。 
実務経験  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
 
メッセージ 経済史とは、経済学と歴史学の融合領域である。経済理論を利用して、歴史・実態をヨリ深く分析、認識していくことが出来、同時に経済理論の検証にもつながる。また、特に教育学部の3.4年生の方々で、各論Ⅰ・Ⅱ履修されていない方々は、併せて履修していただければと思っている
普通に学習すれば、必ず理解できる講義録を用意しているので、是非とも多くの方々に履修していただきたい。 
その他 詳細は、講義録に記載するが、各種実習や説明会、調査・学会参加から体育会などの公欠、更には、大雨警報などによる休校などさまざまな要因で、全員がフルに全回出席することはできない。その上、時にはボランティア参加者への配慮も求められている。個別対応はできないため、オンデマンド提供も行い、いつでもどこでも好きな時に学べる体制を用意する。対面講義では、講義録を読んでいることを前提に、強調したい点や映像を含めた資料の閲覧、時には練習問題などの演習的なこともまた行う。履修者数次第では、教室変更もあり得るので、もみじ掲示板のチェックを怠らずに。4月11日は挨拶とガイダンスのみのため直接話を聞きたい方以外はオンデマンドで講義録を読んでおいて欲しい。履修者が確定した4月18日から本格始動する。 
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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