年度 |
2024年度 |
開講部局 |
教育学部 |
講義コード |
CC245804 |
科目区分 |
専門教育科目 |
授業科目名 |
経済学各論II |
授業科目名 (フリガナ) |
ケイザイガクカクロンII |
英文授業科目名 |
Economics II |
担当教員名 |
森田 英樹 |
担当教員名 (フリガナ) |
モリタ ヒデキ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
2年次生 後期 3ターム |
曜日・時限・講義室 |
(3T) 木5-8:教L204 |
授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
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IT利用や各種実習参加などによる公欠者に対する配慮を求められていることもあり、対面講義とオンラインのオンデマンド併用で実施。準備ができた分(回)から順次、公開していく予定。ネットに掲載できない資料などは対面講義の際のみ提示。教室のキャパの都合上、初回に全員が参加すると教室に入りきれなくなる可能性がある。履修者が確定してから始動したいので10月10日から本格始動する。10月3日はガイダンスのみのためmoodleでのオンデマンドのみ。 |
単位 |
2.0 |
週時間 |
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使用言語 |
J
:
日本語 |
学習の段階 |
2
:
初級レベル
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学問分野(分野) |
24
:
社会科学 |
学問分野(分科) |
03
:
経済学 |
対象学生 |
誰でも大歓迎。全学部生・大学院生、3+1の留学生の方々、大歓迎。 |
授業のキーワード |
財政、日本の社会保障制度、市場経済システムの起源、グローバル経済史 |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | |
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到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | 中等教育科学(社会・地理歴史・公民)プログラム (能力・技能) ・社会系内容領域の資料・データを収集・読解し,分析・批評できる (総合的な力) ・調査・研究や教育実践,社会的活動等の成果をまとめ,プレゼンテーションできる |
授業の目標・概要等 |
第一に、財政、公共経済、所得の再分配、日本の社会保障の実態。 第二に、西洋経済史・グローバル経済史。西欧を起点とする市場経済システムの起源とそのグローバル化。 本講義は、公共科と近現代史に対応した講義内容としている。 |
授業計画 |
第一回 ガイダンス 第二回 財政論編 経済学としての財政論 第三回 財政論編 財政の経済学的な機能、資源配分機能 第四回 財政論編 所得再分配機能 ジニ係数・ローレンツ曲線 第五回 財政論編 日本の所得と再分配の実態 第六回 財政論編 日本の財政 歳入面 第七回 財政論編 日本の財政 歳入面-2 公平な課税とは 第八回 財政論編 日本の財政 公債(国債)について 第九回 財政論編 日本の財政 歳出面 財政の硬直化 第十回 財政論編 日本の財政 歳出面-2 、地方財政 第十一回 財政論編 日本の財政 社会保障 第十二回 財政論編 経済安定機能 第十三回 西洋・グローバル経済史編 「発見」された2つのインド 第十四回 西洋・グローバル経済史編 銀が結ぶ世界市場 第十五回 西洋・グローバル経済史編 香辛料から木綿へ 産業革命への途
1月上旬頃までの期間に、事前に指示した課題に対するペーパー(期末試験の答案と同等の扱い)の提出を求める。詳細は、ターム末に公表する。
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教科書・参考書等 |
特になし |
授業で使用する メディア・機器等 |
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【詳細情報】 |
対面講義の補佐としてmoodleを活用する。担当者はPC操作が苦手であり、補助者もいない。ここ3年間同様に、担当者が作成した講義録を新システムmoodleに掲載する。音声は容量の都合ナシ。本講義は、オンデマンド方式導入が学生にマッチしたらしく、ここ3年間、履修者から提出された課題ペーパーの記載内容は、良質であった。ほぼ全員、秀で単位取得された。今年度も期待している。 |
授業で取り入れる 学習手法 |
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予習・復習への アドバイス |
その都度、指示する。 |
履修上の注意 受講条件等 |
対面講義と併用して、各種実習参加などによる欠席者に対しては「いつでも、どごても、好きな時に学べる」をモットーに、オンデマンドも提供。本講義は、このスタイルがマッチしたらしく、導入後のペーパー提出者、全員、秀か優であった。教育学部生はもちろん、総合科学部から理系学部の方、3+1の留学生の方々まで、履修し、学び、単位取得して下さい。大歓迎である。本講義のペーパーの提出期限も3T末ではなく、敢えて4T中の1月上旬にする予定。履修者の方々に「優しく」配慮している。他の講義にも、本講義にも集中して取り組めるように配慮している。大勢の方々の履修をお待ちしている。日本の社会保障同様に、低負担・高福祉の実現に努めていく。 |
成績評価の基準等 |
1月上旬頃を期限に提出してもらう予定の期末試験に相当する課題ペーパーの記載内容に基づき、本講義の内容の理解度に応じて、段階評価により、成績を算出する。 |
実務経験 |
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
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メッセージ |
本講義では、公共科と近現代史対応を意識して、大きく2つの内容を講義する。前半は、我々の日常生活や将来にとって一番重要である税や社会保障も含めた財政論である。実態・制度・経済理論の各面から複眼的に理解して欲しい。後半は、市場経済システムの起源をみていく西洋経済史・グローバル経済史の概説である。「貧しい」中世西欧が、「豊かな」アジアをどのように圧倒し、市場経済システムに組み入れていったのか、そのプロセスに日本はどのように組み込まれていったのかを経済学各論Ⅲとセットで講義していく。その序章である。西洋史・アジア史・日本史を市場経済を介してシステムとしてセットでとらえていかれるのが、経済史である。経済史は、歴史学と経済学の融合分野である。双方の理解を深めていかれる絶好のチャンスである。普通に学習すれば、必ず理解できる講義録を用意しているので、是非とも、多くの方に履修していただき、単位取得していただきたい。お待ちしている。 |
その他 |
詳細は、講義録に記載するが、各種実習や調査・学会参加から体育会などの公欠、更には、AO入試や大雨警報などによる休校などさまざまな要因で、全員がフルに全回出席することはできない。個別対応はできないため、オンデマンド体制を維持し、いつでもどこでも好きな時に学べる体制を用意する。対面講義では、講義録を読んでいることを前提に、強調したい点や映像を含めた資料の閲覧、時には練習問題などの演習的なことを行う。最後に、初回に全員が参加すると教室に入りきれなくなる可能性がある。履修者が確定してから始動したい。よって、10月3日はガイダンスのため、オンデマンドのみとする。対面講義などは、10月10日からスタートする。履修者数次第では、教室変更もあり得る。もみじ掲示板のチェックを怠らずに。 |
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |