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年度 2024年度 開講部局 教育学部
講義コード CC230703 科目区分 専門教育科目
授業科目名 電気電子活用概論I
授業科目名
(フリガナ)
デンキデンシカツヨウガイロンI
英文授業科目名 Introduction to Electrical and Electronic Applications I
担当教員名 鈴木 裕之,長松 正康
担当教員名
(フリガナ)
スズキ ヒロユキ,ナガマツ マサヤス
開講キャンパス 東広島 開設期 2年次生   前期   2ターム
曜日・時限・講義室 (2T) 水5-8:教L208
授業の方法 講義・実習 授業の方法
【詳細情報】
 
講義および実習 
単位 2.0 週時間   使用言語 J : 日本語
学習の段階 2 : 初級レベル
学問分野(分野) 24 : 社会科学
学問分野(分科) 08 : 教科教育学
対象学生 原則として他学部生の受講は認めない.ただし,教員免許取得を目的とする場合は,その限りでない.
授業のキーワード 電気回路,電子回路,交流理論,電子材料,電子工作
SDG_04, SDG_07, SDG_09 
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
(学部生対象科目のみ)
中学校技術家庭科(技術分野)の免許取得のための必修授業です.中学校技術科の教育内容(C:エネルギー変換の技術)の電気関連の内容を含むほか,高校工業科の指導内容にも対応できるレベルで,電気に関する基礎的な知識を実習を通して学びます. 
到達度評価
の評価項目
(学部生対象科目のみ)
中等教育科学(技術・情報)プログラム
(知識・理解)
・メカトロニクスに関する知識が身に付いている
(能力・技能)
・メカトロニクスに関する製作活動を行うことができる 
授業の目標・概要等 中学校技術科の教育内容(C:エネルギー変換の技術)の電気関連の内容を含むほか,高校工業科の指導内容にも対応できるレベルで,電気・電子回路に関する基本的な内容を,講義と実習を組み合わせながら学びます. 
授業計画 第1回  電子回路とは? 抵抗回路
第2回  抵抗回路の実習
第3回  材料の電気伝導性と半導体
第4回  ダイオード(含むLED)回路の実習
第5回  交流の特徴と整流回路
第6回  商用電源からの整流回路実習
第7回  信号増幅回路
第8回  小信号トランジスタ回路の実習
第9回  リアクタンス
第10回 コイル・キャパシタ・LC共振回路の実習
第11回 高周波増幅回路
第12回 トランジスタラジオの製作実習I
第13回 集積回路を用いた増幅回路
第14回 トランジスタラジオの製作実習II
第15回 まとめ


偶数回の実習内容をノートにまとめる,小テスト,期末試験あり 
教科書・参考書等 教科書: 山下 明, 文系でもわかる電子回路,山下 明,文系でもわかる電気回路
参考書: 宮田 武雄,速解電子回路ーアナログ回路の基礎と設計ー,大熊 康弘,図解で分かる初めての電気回路 
授業で使用する
メディア・機器等
 
【詳細情報】  
授業で取り入れる
学習手法
 
予習・復習への
アドバイス
第1回 電気回路,特に抵抗回路の基礎知識を確認する.
第2回 抵抗による電圧分割,電流制限,抵抗制御について実習を通して理解する.
第3回 不純物半導体の動作原理,PNジャンクションについて理解する.
第4回 ダイオード回路およびLED点灯回路について実習を通して理解する.
第5回 正弦波交流の基礎知識,整流回路の基本的考え方について理解する.
第6回 商用電源からの整流回路について実習を通して理解する.
第7回 トランジスタ増幅回路の基本を理解する.
第8回 トランジスタを使った小信号増幅回路の実習を通してその基本を理解する.
第9回 インダクタンス,キャパシタンスの周波数応答の基礎を理解する.
第10回 コイルとキャパシタを使った基本回路実習を通してその基本を理解する.
第11回 ラジオ回路を例示とし,高周波増幅の基礎を理解する.
第12回 トランジスタラジオの製作を通じてLC共振や高周波増幅の実際を理解する.
第13回 集積回路の基礎と,電力増幅の基礎について理解する.
第14回 トランジスタラジオのAF部の製作を通じてパワーアンプの基礎を理解する
第15回 全体を振り返り,試験に備える. 
履修上の注意
受講条件等
 
成績評価の基準等 毎回のノート評価,期末試験などにより総合的に評価する. 
実務経験 有り  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
機械製造業に勤務し機械設計業務(印刷機)を行った経験がある。また,青年海外協力隊員としてコスタリカに赴任し,当地にて機械加工系の教育をスペイン語にて行った経験がある。これらの経験を生かして,バックグラウンドや基礎知識のレベルの異なった受講生に対して,多様な角度から要求レベルに柔軟に対応した授業内容を提供することができる。
 
メッセージ  
その他   
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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