年度 |
2024年度 |
開講部局 |
教育学部 |
講義コード |
CC000411 |
科目区分 |
教養教育科目(昼) |
授業科目名 |
教養ゼミ |
授業科目名 (フリガナ) |
キヨウヨウゼミ |
英文授業科目名 |
Introductory Seminar for First-Year Students |
担当教員名 |
影山 和也 |
担当教員名 (フリガナ) |
カゲヤマ カズヤ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
1年次生 前期 1ターム |
曜日・時限・講義室 |
(1T) 水1-4:教L206 |
授業の方法 |
演習 |
授業の方法 【詳細情報】 |
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講義中心、演習中心、ディスカッション、学生の発表 |
単位 |
2.0 |
週時間 |
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使用言語 |
J
:
日本語 |
学習の段階 |
1
:
入門レベル
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学問分野(分野) |
21
:
社会人基礎 |
学問分野(分科) |
01
:
初年次教育 |
対象学生 |
1年次生 |
授業のキーワード |
数学教育,学校数学,学問数学 |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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教養教育での この授業の位置づけ | 全学共通の2単位必修科目である。 高校までの学びの多様化が進み,入学してくる学生の気質も多様化している。学生の中には受動的学習に慣れてしまい,自主性を重んじる大学での学習になじめない者も見受けられる。また,入学当初には,学問のおもしろさ,楽しさを体験的に理解できる機会が比較的少ないことも考えられる。 このような学生の状況に鑑み,教養ゼミは,新入生を学習活動へ積極的に参加させることにより,知的興味を育む機会を提供すると共に,学生と教員,及び学生相互のコミュニケーションを図り,学習集団の形成に役立てる。 |
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学習の成果 | 大学教育基礎科目「大学教育入門」と連携して、以下のような学習成果が期待される。 1.大学での学びの方法の理解と自主的な学習態度の形成 2.問題発見能力の開発 3.文献資料などの情報収集方法の修得 4.論理的・批判的な思考法の修得 5.読解力,表現力,発表力,討論の方法などの修得・向上 6.大学生活を送る上での社会的ルールの理解 |
授業の目標・概要等 |
人類や社会が抱えてきた歴史的,現代的な課題に対して,証拠に基づき論理的に考え批判的に自身の思考を吟味する能力と,適切に自己表現を行う能力を身につけることを目標とする。 |
授業計画 |
第1回 ガイダンス 大学での学びと環境について 第2回 ガイダンス 探究と勉強の違い,思考様式のファストとスローについて 第3回 テーマの設定 学問数学と学校数学の関係について 第4回 テーマの設定 数学と社会との関係について 第5回 探究の成果発表と交流1 有理数と無理数の数学的背景 第6回 探究の成果発表と交流1 有理数と無理数の指導の工夫 第7回 探究の成果発表と交流2 数学的モデルの有用性 第8回 探究の成果発表と交流2 数学的モデルを中心にした指導の工夫 第9回 探究の成果発表と交流3 拡張と一般化の意義 第10回 探究の成果発表と交流3 拡張と一般化を中心にした指導の工夫 第11回 探究の成果発表と交流4 数学的証明の数学的背景 第12回 探究の成果発表と交流4 数学的証明指導の工夫と困難性 第13回 探究の成果発表と交流5 空間の想像力と数学的思考 第14回 探究の成果発表と交流5 空間の想像力を働かせる指導の工夫 第15回 探究の成果発表と交流6 探究の振り返り
最終試験は特に予定はしていない。 |
教科書・参考書等 |
島田茂(2021;初版は1990).数学教師のための問題集,共立出版. |
授業で使用する メディア・機器等 |
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【詳細情報】 |
資料の配付や共有のためにMoodleを使用する。 |
授業で取り入れる 学習手法 |
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予習・復習への アドバイス |
指定教科書を読みこなすには,これまでの学校数学の知見だけではなく大学でこれから学ぶことになる学問数学の考え方が必要です。探究と勉強のための環境(図書館,図書室,電子ジャーナル閲覧,多様な専門家の存在など)は整っているので,知らない・分からないから始まる学びを経験してください。 |
履修上の注意 受講条件等 |
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成績評価の基準等 |
計画の各回における貢献および担当回の準備状況によって評価します。 |
実務経験 |
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
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メッセージ |
「予習・復習へのアドバイス」と重なります。探究と勉強を通して,自分なりの教養を高めるようにしてください。 |
その他 |
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すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |