年度 |
2024年度 |
開講部局 |
文学部 |
講義コード |
BN515102 |
科目区分 |
専門教育科目 |
授業科目名 |
ドイツ語圏文学語学発展演習D |
授業科目名 (フリガナ) |
ドイツゴケンブンガクゴガクハッテンエンシュウD |
英文授業科目名 |
Advanced Seminar of Literature and Linguistics in German Area D |
担当教員名 |
小林 英起子 |
担当教員名 (フリガナ) |
コバヤシ エキコ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
4年次生 後期 セメスター(後期) |
曜日・時限・講義室 |
(後) 金7-8:文B202 |
授業の方法 |
演習 |
授業の方法 【詳細情報】 |
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講義・演習中心、小発表、 |
単位 |
2.0 |
週時間 |
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使用言語 |
O
:
その他 |
学習の段階 |
3
:
中級レベル
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学問分野(分野) |
23
:
人文学 |
学問分野(分科) |
05
:
文学 |
対象学生 |
3年、4年次生 |
授業のキーワード |
ドイツ中世文学・文化史入門、中高ドイツ語入門、 |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | 中世ドイツ語の基本的なしくみを学び、中世社会の文化と文学について概観します。 |
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到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | 欧米文学語学・言語学プログラム (総合的な力) ・イギリス・アメリカ、ドイツもしくはフランスの文学と語学、または諸言語に関する研究において、論理的思考力を身につけ、自分の意見を発表できる論文作成能力の習得 |
授業の目標・概要等 |
前期に続き、中世ドイツ語の基本的なしくみを知り、ドイツ語の歴史、中世文学・文化史を学びます。前半は中世高地ドイツ語で書かれた基本的な抒情詩のいくつかをゆっくりと鑑賞・読解し、後半は有名な叙事詩を少しずつ読解します。中世の芸術や音楽についても、適宜鑑賞します。中高ドイツ語の知識が全くない人も心配は要りません。 |
授業計画 |
第1回 オリエンテーション 第2回 中世高地ドイツ語のしくみ(1) 中世の言語と文学 第3回 中高ドイツ語のしくみ (2) ミンネザング入門 第4回 中高ドイツ語のしくみ (3) ミンネザング入門 ~宮廷音楽~ 第5回 中高ドイツ語のしくみ (4) ミンネザング入門 ~吟遊詩人の音楽 第6回 中高ドイツ語のしくみ (5) ミンネザング入門 第7回 中世の宮廷詩人達 ミンネ歌人 ~宮廷音楽~ 第8回 騎士とミンネ歌人 第9回 騎士とミンネ歌人 ~宮廷音楽~ 第10回 叙事詩 抜粋購読 第11回 叙事詩 抜粋購読 ~騎士と農民~ 第12回 叙事詩 抜粋購読 ~騎士像の変化~ 第13回 叙事詩 抜粋購読 第14回 DVD鑑賞と討論 第15回 まとめ
小発表の他に、期末レポートを課します。
初級ドイツ語力があって、中世ドイツ語の知識が全くない人向けに、初歩からゆっくり進みます。 |
教科書・参考書等 |
配布資料を使用。辞書『中高ドイツ語小辞典』(同学社)1991. Beate Hennig: Kleines Mittelhochdeutsches Wörterbuh. Tübingen: Max Niemeyer Verlag 2007. 参考書 ブムケ(著)平尾他(訳):中世の騎士文化(白水社)1995. |
授業で使用する メディア・機器等 |
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【詳細情報】 |
テキスト,配付資料,音声教材,映像(ビデオ/PC/その他画像資料) |
授業で取り入れる 学習手法 |
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予習・復習への アドバイス |
中世ドイツ語の初歩からゆっくりと少しずつ進みます。分担による小発表と予習があります。何も心配することはありません。 |
履修上の注意 受講条件等 |
初級ドイツ語の知識があることが望ましい。 |
成績評価の基準等 |
平常の取り組み・授業への貢献度(30%)、小発表(20%)、課題レポート(50%) |
実務経験 |
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
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メッセージ |
中世の言語と詩の学習を通して、現代ドイツ語を確認しましょう。中世の芸術と社会の価値観を学びましょう。 |
その他 |
『中高ドイツ語小辞典』他は研究室・図書館に備えてあります。 |
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |