年度 |
2024年度 |
開講部局 |
文学部 |
講義コード |
BK200201 |
科目区分 |
専門教育科目 |
授業科目名 |
日本語学概説 |
授業科目名 (フリガナ) |
ニホンゴガクガイセツ |
英文授業科目名 |
Introduction to Japanese Language and Linguistics |
担当教員名 |
白井 純 |
担当教員名 (フリガナ) |
シライ ジュン |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
2年次生 前期 2ターム |
曜日・時限・講義室 |
(2T) 水1-4:文B204 |
授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
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講義中心 対面授業が実施できない場合はMicrosoft Teamsを用いたオンライン授業とする。 |
単位 |
2.0 |
週時間 |
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使用言語 |
J
:
日本語 |
学習の段階 |
2
:
初級レベル
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学問分野(分野) |
23
:
人文学 |
学問分野(分科) |
06
:
言語学 |
対象学生 |
2年次生以上 |
授業のキーワード |
日本語、文法、音声、音素、アクセント、文字、表記、語彙、敬語、方言 |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | |
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到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | 日本・中国文学語学プログラム (知識・理解) ・日本、中国いずれかの文学または語学に関する基礎的知識の習得 |
授業の目標・概要等 |
主に現代日本語を対象として、日本語学の基本的な概念を理解する。 身近な日本語について多くの事例を取り上げるので「当たり前で気がつかなかった日本語の面白さを再認識する」という実感が得られ、取り組みやすい内容である。 |
授業計画 |
第1回:日本語と日本語学 第2回:音素と音声(1) 音声学の基礎 第3回:音素と音声(2) 音素 第4回:音素と音声(3) アクセント 第5回:文字と表記(1) 漢字 第6回:文字と表記(2) 仮名とローマ字 第7回:文字と表記(3) 仮名遣い 第8回:語彙(1) 語構成 第9回:語彙(2) 語種 第10回:語彙(3) 計量的調査の手法 第11回:文法(1) 品詞分類の方法 第12回:文法(2) 自立語と付属語 第13回:文法(3) 形態論 第14回:現代の日本語(1) 敬語 第15回:現代の日本語(2) 位相語と方言
事前に予告した問題について定期試験を実施する。 資料類の持ち込みはすべて不可とする。 |
教科書・参考書等 |
【参考書】沖森卓也・木村義之・陳力衛・山本真吾『図解日本語』三省堂2006 【参考書】森山卓郎・渋谷克己編『明解 日本語学辞典』三省堂2020 |
授業で使用する メディア・機器等 |
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【詳細情報】 |
テキスト, 配付資料, 音声教材, 映像資料, Microsoft Teams, moodle |
授業で取り入れる 学習手法 |
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予習・復習への アドバイス |
第1回:人間にとって言葉とは何だろうか 第2回:どこで音声が発声されるか観察してみよう 第3回:音声と音素は異なる概念だと理解すべし 第4回:アクセントとイントネーションは同じではありません 第5回:漢字は五万字以上あるらしい 第6回:表語文字と表音文字の違いを意識したい 第7回:「せかいじゅう・せかいぢゅう」現代語でも問題になる仮名遣い 第8回:語はどのように生成されるのか 第9回:日本語の歴史と語種の関係を考えてみよう 第10回:語彙の数的処理から日本語の姿を探る 第11回:品詞分類の方法は一つではないのです 第12回:日本語と他言語の文法を比較・対照してみると 第13回:形態変化の妙を知る 第14回:待遇表現の複雑さは日本語の特徴の一つ 第15回:日本語は一つではないと考えよう |
履修上の注意 受講条件等 |
授業の資料はあらかじめすべてTeamsで配布する。 授業時間に対して内容が多めなので、事前の予習を強く推奨する。 |
成績評価の基準等 |
期末試験(80%)およびリアクションペーパーの内容(20%)により評価する。 |
実務経験 |
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
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メッセージ |
授業に出席しても定期試験の成績が不良であれば単位は出ないので、そのつもりで取り組むこと。
千里之行、始於足下(千里の道も一歩から) |
その他 |
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すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |