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年度 2024年度 開講部局 文学部
講義コード BI210002 科目区分 専門教育科目
授業科目名 考古学特別研究B
授業科目名
(フリガナ)
コウコガクトクベツケンキュウB
英文授業科目名 Special Lecture on Archaeology B
担当教員名 鈴木 康之
担当教員名
(フリガナ)
スズキ ヤスユキ
開講キャンパス 東広島 開設期 2年次生   後期   ターム外(後期)
曜日・時限・講義室 (外後) 集中:詳細は掲示板参照
授業の方法 講義 授業の方法
【詳細情報】
 
中世集落遺跡をめぐる流通と消費(文学部2階 B251号教室)
 
単位 2.0 週時間   使用言語 J : 日本語
学習の段階 3 : 中級レベル
学問分野(分野) 23 : 人文学
学問分野(分科) 09 : 考古学・文化財学
対象学生 2・3年次生
授業のキーワード 中世集落遺跡、中世考古学、港湾集落、草戸千軒町遺跡、生産、流通、消費、木材加工 
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
(学部生対象科目のみ)
考古学の専門科目 
到達度評価
の評価項目
(学部生対象科目のみ)
地理学・考古学・文化財学プログラム
(能力・技能)
・地理学、考古学または文化財学に関する研究方法の習得 
授業の目標・概要等 1) 歴史学研究において考古学が果たす役割と留意点を説明できる。
2) 考古学において有史時代の研究が果たす役割と留意点を説明できる。
3) 考古学による中世社会経済史研究の方法論とその有効性・留意点を説明できる。 
授業計画 第1回 イントロダクション:中世考古学の成立と展開
第2回 中世遺跡出土消費財の多様性
第3回 日本列島における土器・陶磁器の展開
第4回 中世土器・陶磁器の分類(1)土器
第5回 中世土器・陶磁器の分類(2)須恵器系陶器
第6回 中世土器・陶磁器の分類(3)瓷器系陶器
第7回 中世土器・陶磁器の分類(4)貿易陶磁器
第8回 中世集落における土器・陶磁器の消費実態
第9回 中世土器・陶磁器流通の重層的構造
第10回 考古資料からみた瀬戸内海流通の特質
第11回 中世食膳具をめぐる研究の現状
第12回 中世煮炊具をめぐる研究の現状
第13回 消費財に与えられ象徴性と物質文化研究
第14回 中世遺跡における消費財研究をめぐる現状と課題
第15回 授業のまとめ

第15回の後、試験を行う。 
教科書・参考書等 教科書は用いない。プリントを配布する。参考文献は下記の通り。
鈴木康之 2006『中世集落における消費活動の研究』真陽社
鈴木康之 2023『中世瀬戸内の港町 草戸千軒町遺跡(改訂版)』新泉社
MIHO MUSEUMほか(編) 2010『古陶の譜 中世のやきもの―六古窯とその周辺―』MIHO MUSEUM
浅野晴樹 2020『中世考古〈やきもの〉ガイドブック』新泉社
佐々木達夫(編) 2015~2024『中近世陶磁器の考古学』第1~18巻、雄山閣

 
授業で使用する
メディア・機器等
 
【詳細情報】 プロジェクタ、ホワイトボード、配布資料 
授業で取り入れる
学習手法
 
予習・復習への
アドバイス
第1回 予習として、事前に授業内容の概要を配布するので、参考文献なども参照し内容を確認しておくこと。参考文献は、授業内でも適宜提示する。復習として、授業のふり返りをA5判程度の分量でまとめること。
第2回 同上。
第3回 同上。
第4回 同上。
第5回 同上。
第6回 同上。
第7回 同上。
第8回 同上。
第9回 同上。
第10回 同上。
第11回 同上。
第12回 同上。
第13回 同上。
第14回 同上。
第15回 同上。
 
履修上の注意
受講条件等
特になし。 
成績評価の基準等 最終レポートにより評価する。 
実務経験 有り  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
広島県教育委員会等で大規模遺跡の発掘調査・研究・出土資料整理・報告書作成、歴史博物館の開設準備・運営に携わった教員が、考古学の授業を行う。 
メッセージ  
その他 当講義は集中で、鈴木康之客員教授が担当する。
実施期間:2025/2/8~2/10 
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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