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年度 2024年度 開講部局 文学部
講義コード BH214001 科目区分 専門教育科目
授業科目名 地理学特論C
授業科目名
(フリガナ)
チリガクトクロンC
英文授業科目名 Special Lecture on Geography C
担当教員名 平野 淳平
担当教員名
(フリガナ)
ヒラノ ジュンペイ
開講キャンパス 東広島 開設期 2年次生   前期   ターム外(前期)
曜日・時限・講義室 (外前) 集中:詳細は掲示板参照
授業の方法 講義 授業の方法
【詳細情報】
 
講義中心、板書多用 
単位 2.0 週時間   使用言語 J : 日本語
学習の段階 3 : 中級レベル
学問分野(分野) 23 : 人文学
学問分野(分科) 12 : 地理学
対象学生 2年次以上
授業のキーワード 第四紀、気候変動、代替データ、気候復元、小氷期、気候小最適期 
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
(学部生対象科目のみ)
 
到達度評価
の評価項目
(学部生対象科目のみ)
地理学・考古学・文化財学プログラム
(能力・技能)
・地理学、考古学または文化財学に関する研究方法の習得 
授業の目標・概要等 地域の単位とは何かを考えた上で、人と自然との関係性について多面的に考察できるようになる。
 
授業計画 第1回 ガイダンス、「気候システム」とは
第2回 第四紀(過去約260万年間)の気候変動の特徴
第3回 氷期・間氷期サイクルとその要因
第4回 最終氷期の気候環境①
第5回 最終氷期の気候環境②
第6回 氷期から後氷期への移行
第7回 過去約1万年間の安定した気候
第8回 過去約2000年間の気候変動
第9回 中世温暖期(気候小最適期)の気候
第10回 小氷期の気候
第11回 古文書資料から気候を復元する試み:サクラの開花記録による気候復元
第12回 古文書資料から気候を復元する試み:湖の結氷/解氷記録による気候復元
第13回 古文書資料から気候を復元する試み:江戸時代の日記天候記録による気候復元
第14回 歴史時代の気候災害の復元:台風コース推定の事例
第15回 まとめ

この講義では、人類が地球上で進化・拡散した時代である第四紀(過去約260万年間)の気候変動の特徴とその変動要因について解説します。また、測器による気象観測値が得られない過去の気候を、様々な代替データから復元する手法について学びます。 
教科書・参考書等 教科書は指定しない。
中川毅『人類と気候の10万年史』講談社ブルーバックス
 ル=ロワ=ラデュリ著 稲垣文雄訳『気候と人間の歴史・入門【中世から現代まで】』藤原書店
上記以外の参考文献は授業中に紹介する。 
授業で使用する
メディア・機器等
 
【詳細情報】 配布資料の他、パワーポイントを使用する。 
授業で取り入れる
学習手法
 
予習・復習への
アドバイス
授業時に指示する。 
履修上の注意
受講条件等
なし 
成績評価の基準等 集中講義各日の最後に小テストを行い,その合計点によって評価します。 
実務経験  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
 
メッセージ 集中講義日程:8/27~8/30(B153) 
その他 すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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