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年度 2024年度 開講部局 文学部
講義コード BC202202 科目区分 専門教育科目
授業科目名 英米倫理学講義
授業科目名
(フリガナ)
エイベイリンリガクコウギ
英文授業科目名 Lecture on British and American Ethics
担当教員名 岡本 慎平
担当教員名
(フリガナ)
オカモト シンペイ
開講キャンパス 東広島 開設期 2年次生   後期   3ターム
曜日・時限・講義室 (3T) 金5-8:文B104
授業の方法 講義 授業の方法
【詳細情報】
 
対面授業を予定しているが、毎回の資料配布や課題提出はTeamsを通して行う。 
単位 2.0 週時間   使用言語 J : 日本語
学習の段階 2 : 初級レベル
学問分野(分野) 23 : 人文学
学問分野(分科) 02 : 倫理学
対象学生
授業のキーワード  
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
(学部生対象科目のみ)
 
到達度評価
の評価項目
(学部生対象科目のみ)
哲学・思想文化学プログラム
(知識・理解)
・哲学・思想文化学に関する基本的理解(含教養教育)
・哲学・思想文化学の各分野に関する基礎的知識の習得 
授業の目標・概要等 17世紀から20世紀後半までの、英語圏の主要な道徳哲学者の生涯とその学説を紹介する。講義と並行して、毎回、その講義で紹介する哲学者の著作を日本語訳で実際に読んでみて、哲学的文献の読解に慣れ親しんでもらう。 
授業計画 第1回 イントロダクション
第2回 ホッブズ主義をめぐる論争(トマス・ホッブズ『リヴァイアサン』)
第3回 ジョン・ロックの自然権論(ジョン・ロック『統治二論』)
第4回 道徳感覚学派:シャフツベリーとハチスン(フランシス・ハチスン『美と徳の観念の起源』)
第5回 ヒュームと人為的徳としての正義(デイヴィッド・ヒューム『人間本性論』)
第6回 共感に基づく倫理と経済(アダム・スミス『道徳感情論』)
第7回 功利主義の誕生と哲学的急進派(ジェレミー・ベンサム『道徳と立法の諸原理叙説』)
第8回 J.S.ミルにおける功利と自由(ジョン・スチュアート・ミル『自由論』)
第9回 ヘンリー・シジウィックと「実践理性の二元性」(Henry Sidgwick. *Methods of Ethics*)
第10回 G.E.ムーアと分析的道徳哲学の成立(G・E・ムーア『倫理学原理』)
第11回 A.J.エイヤーと情動主義的メタ倫理学(A・J・エイヤー『言語・真理・論理』)
第12回 R.M.ヘアと現代功利主義(R・M・ヘア『道徳的に考えること』)
第13回 ロールズの正義論とそのインパクト(ジョン・ロールズ『正義論』)
第14回 道徳は原理・原則で語りうるものか(バーナード・ウィリアムズ『道徳的運』)
第15回 21世紀の倫理学:現代の理論家たちは何をしているのか

内容に関連するレポートを随時課す 
教科書・参考書等 児玉聡『功利と直観』(勁草書房)等 
授業で使用する
メディア・機器等
 
【詳細情報】 配付資料,スライド(パワーポイント) 
授業で取り入れる
学習手法
 
予習・復習への
アドバイス
各回に紹介するのは哲学者の一側面にすぎない。紹介された哲学者の他の論点について調べると理解が深まる。 
履修上の注意
受講条件等
 
成績評価の基準等 授業中の課題提出(30%)とレポート課題(70%) 
実務経験  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
 
メッセージ  
その他   
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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