年度 |
2024年度 |
開講部局 |
総合科学部 |
講義コード |
AQS00101 |
科目区分 |
専門教育科目 |
授業科目名 |
Invitation to World Literature (世界文学への誘い) |
授業科目名 (フリガナ) |
セカイブンガクヘノイザナイ |
英文授業科目名 |
Invitation to World Literature |
担当教員名 |
SCHLARB HANS MICHAEL,城戸 光世,杉木 恒彦,張 慶在,FERREIRO POSSE DAMASO,的場 いづみ,RIGSBY CURTIS ANDREW |
担当教員名 (フリガナ) |
シュラルプ ハンス ミヒャエル,キド ミツヨ,スギキ ツネヒコ,ジャン ギョンゼ,フェレイロ ポッセ ダマソ,マトバ イヅミ,リグスビー カーティス アンドリュー |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
2年次生 後期 3ターム |
曜日・時限・講義室 |
(3T) 月5-6:総K205 |
授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
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講義中心 |
単位 |
1.0 |
週時間 |
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使用言語 |
E
:
英語 |
学習の段階 |
3
:
中級レベル
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学問分野(分野) |
23
:
人文学 |
学問分野(分科) |
05
:
文学 |
対象学生 |
全学部生 |
授業のキーワード |
世界文学、アメリカ文学、イギリス文学、フランス文学、フランス喜劇、ドイツ文学、インド文学、近現代日本文学、推理小説、華文ミステリ、東南アジア、ロマン主義、革命、ゴシック文化、亡命文学、仏陀の人生、グローバリズム、ゲーテ、メアリー・シェリー、ナボコフ、太宰治、聖書 |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | 世界文学におけるいくつかの作品を実際に取り上げ論じることを通じて、様々な文化に対する知識を深め、異文化理解能力(intercultural competence)を高めることを目指します。 |
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到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | 総合科学プログラム (知識・理解) ・当該の個別学問体系の重要性と特性、基本となる理論的枠組みへの知識・理解 (能力・技能) ・自らの研究成果をレポートや論文にまとめ、ゼミや研究会等で発表し、質問などにも回答できる能力・技能
国際共創プログラム (知識・理解) ・当該の個別学問体系の重要性と特性、基本となる理論的枠組みへの知識・理解 (能力・技能) ・自らの研究成果をレポートや論文にまとめ、ゼミや研究会等で発表し、異文化・異領域の人々も理解しやすいように説明できる能力・技能 |
授業の目標・概要等 |
客観的な事実に基づいた情報は、文化、独自の習慣、思想や歴史的背景の豊かさと複雑さを幅広く理解するための視座を提供してくれます。この知的なアプローチに加えて、それぞれの文化で高く評価される文学作品を丹念に読むことは、私たちの感情を揺さぶり、その文化独自の状況のもと人が人生でどのような経験をしているかを私たちに具体的に感じさせてくれます。このような共感的アプローチは、特定の文化についての理解を深めるだけでなく、世界全体や私たち自身について問い直す際の視野を広げることになるでしょう。そして、多様な世界へと視野を広げようとする姿勢は急速にグローバル化する世界では非常に重要であることは言うまでもありません。 本授業は世界文学の入門となるもので、米国、英国、フランス、ドイツ、日本、インド、ロシアの文学作品を扱います。文化背景も専門分野も多様な講師陣が授業を担当します。授業では作品の社会歴史的背景を明らかにし、受講生の理解が実り多いものになることを目指します。受講生はこの授業を契機として、文学が様々な文化において果たす役割や、これまで果たしてきた役割について、また、文学が今後の文化間の相互理解にどのような貢献ができるかという点について考えて貰えたらと思います。 |
授業計画 |
第1回 第1部:ガイダンス/第2部:「世界文学」概念の登場とナショナリズム 第2回 アーリヤシューラ作『ジャータカ・マーラー』を読む――古代インドの仏陀の前世物語―― 第3回 ユーモアと不安――カフカを読む―― 第4回 ゴシック文化の勃興とその発展:『フランケンシュタイン』から『ウォーキング・デッド』まで 第5回 世界文学とウラジーミル・ナボコフ 第6回 華文ミステリから考える大衆文学の越境 第7回 「世界文学」という概念を再考する-「世界文学」の中に位置付ける日本文学 第8回 聖書の起源と構造
最後の授業後に、担当教員が出した複数のテーマのうち一つを選んでレポートを作成し、提出する |
教科書・参考書等 |
英語版シラバスをご参照ください。 |
授業で使用する メディア・機器等 |
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【詳細情報】 |
テキスト,配付資料,音声教材,映像(ビデオ/PC/その他画像資料) |
授業で取り入れる 学習手法 |
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予習・復習への アドバイス |
文学作品は要約だけで鑑賞することは難しいので、受講者は各授業前にできるだけ実際に作品を読んでおくことが望ましい。 |
履修上の注意 受講条件等 |
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成績評価の基準等 |
最後の授業後にレポートを提出してもらい、そのレポートや授業への貢献度などをもとに総合的に成績を評価します。 |
実務経験 |
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
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メッセージ |
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その他 |
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すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |