年度 |
2024年度 |
開講部局 |
総合科学部総合科学科 |
講義コード |
ASB06001 |
科目区分 |
専門教育科目 |
授業科目名 |
英米文学研究 |
授業科目名 (フリガナ) |
エイベイブンガクケンキュウ |
英文授業科目名 |
British and American Literature |
担当教員名 |
城戸 光世 |
担当教員名 (フリガナ) |
キド ミツヨ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
2年次生 後期 セメスター(後期) |
曜日・時限・講義室 |
(後) 水3-4:総K106 |
授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
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講義中心 基本対面式ですが、場合によってはオンラインになる場合もあります。 |
単位 |
2.0 |
週時間 |
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使用言語 |
J
:
日本語 |
学習の段階 |
2
:
初級レベル
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学問分野(分野) |
23
:
人文学 |
学問分野(分科) |
05
:
文学 |
対象学生 |
2年次生以降 |
授業のキーワード |
英米文学、イギリス文学、アメリカ文学、英米文化、英米の歴史と社会 |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | この授業は、英語圏の国の歴史と文学を中世から現代まで通時的に学ぶことで、外国語や外国理解への知識や理解を深めるとともに、様々な文献や資料をもとに一つの作品について分析する力を身につけることを目標としています。 |
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到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | 総合科学プログラム (知識・理解) ・当該の個別学問体系の重要性と特性、基本となる理論的枠組みへの知識・理解 ・異文化・異領域の人々に対するコミュニケーション能力の前提となる日本語・日本文化及び外国語・外国文化への知識・理解 (能力・技能) ・個別学問体系に関する多様な情報源から必要な文献資料やデータを収集・解析する能力・技能 |
授業の目標・概要等 |
様々な英語圏の作家とその作品について、作品の抜粋や映画化された作品の映像などを通して、その歴史、社会、文化的な背景と併せて、通時的に学んでいきます。思想や文化がどのように海を渡って影響を及ぼしていくのか、同じ時代の思潮がイギリスとアメリカではどのように異なるのか、人種や階級や文化の違いを超える試みを作家たちがどう描いているのか、あるいは文学作品における旅のモチーフなど、移動や越境をキーワードに古今の様々な英米文学作品を取り上げながら、国際社会に生きる大学生にとって必須の教養的知識として、英米文化の真髄を学ぶとともに、文学の面白さを改めて実感してもらえたらと思います。 |
授業計画 |
第1回:イントロダクション(イギリス、アメリカ、その他英語圏文学の多様性についての概説) 第2回:エリザベス朝の時代(シェイクスピアと新世界ユートピア) 第3回:アメリカ植民地の勃興と宗教文学 第4回:小説(ノヴェル)の登場と旅のモチーフ(『ロビンソン・クルーソー』『ガリヴァー旅行記』と書簡体小説) 第5回:ゴシック文学の誕生と異国情緒(エキゾチシズムとオリエンタリズム) 第6回:英米のロマン主義思潮と自然賛歌(ワーズワースからソローまで) 第7回:アメリカン・ロマンスの伝統(ホーソーンとメルヴィル) 第8回:ジェイン・オースティンの世界と社会階級 第9回:ビクトリア朝文学における都市と田園(ディケンズとブロンテ姉妹) 第10回:南北戦争とリアリズム文学(マーク・トウェイン) 第11回:旧大陸と新世界の対比(ヘンリー・ジェイムズ) 第12回:20世紀イギリス小説とモダニズム(ジョイス、ウルフ) 第13回:第一次大戦後のアメリカ文学(ロスト・ジェネレーションの作家たち) 第14回:世界文学としての英語文学の広がり 第15回:まとめ
授業で取り上げた作品の中から一冊読んで最後にレポート(エッセイ)を書いて提出してもらいます。また授業の最後に簡単な作品と作家についてのミニテストを行います。 |
教科書・参考書等 |
配布プリント、パワーポイント、映像資料を交えての講義形式 参考図書:「はじめて学ぶアメリカ文学史」「はじめて学ぶイギリス文学史」「たのしく読めるアメリカ文学」「たのしく読めるイギリス文学」(以上ミネルヴァ書房)「アメリカ文学入門」(三修社)など |
授業で使用する メディア・機器等 |
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【詳細情報】 |
配付資料,パワーポイント,映像(ビデオ/PC/その他画像資料) |
授業で取り入れる 学習手法 |
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予習・復習への アドバイス |
第一回から第15回まで、プリントを配布しますので、それらのプリントや参考図書の対応箇所を毎授業前後に読んで予習・復習して下さい。授業で取り上げた作品について実際に読んでみると、より理解が深まります。 |
履修上の注意 受講条件等 |
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成績評価の基準等 |
小テストと授業参加度(50%)、および2500字程度のレポート(50%)の提出によって総合的に評価します。 |
実務経験 |
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
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メッセージ |
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その他 |
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すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |