年度 |
2024年度 |
開講部局 |
総合科学部総合科学科 |
講義コード |
ASA03001 |
科目区分 |
専門教育科目 |
授業科目名 |
日本文化史 |
授業科目名 (フリガナ) |
ニホンブンカシ |
英文授業科目名 |
History of Japanese Culture |
担当教員名 |
渡邊 誠 |
担当教員名 (フリガナ) |
ワタナベ マコト |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
2年次生 前期 2ターム |
曜日・時限・講義室 |
(2T) 火5-8:総K210 |
授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
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講義中心 |
単位 |
2.0 |
週時間 |
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使用言語 |
J
:
日本語 |
学習の段階 |
2
:
初級レベル
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学問分野(分野) |
23
:
人文学 |
学問分野(分科) |
07
:
史学 |
対象学生 |
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授業のキーワード |
東アジアと日本、歴史資料、瀬戸内海、自然環境、歴史と伝承 |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | |
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到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | 総合科学プログラム (知識・理解) ・当該の個別学問体系の重要性と特性、基本となる理論的枠組みへの知識・理解 (能力・技能) ・個別学問体系に関する多様な情報源から必要な文献資料やデータを収集・解析する能力・技能 |
授業の目標・概要等 |
東アジアにおける日本という地域、および日本における各地域の社会的・文化的特色について、主として歴史的視点から理解させる。また、特に古代・中世の瀬戸内地域の素材を用いることで、立地環境が育む地域性を理解するとともに、歴史資料の多様な可能性とその利用手法を学ぶ。 |
授業計画 |
第1回 授業のねらいと内容について 第2回 鬼ノ城と朝鮮式山城 第3回 古代寺院と仏教の地方伝播 第4回 安芸国分寺出土の木簡・墨書土器 第5回 古代国家の神祇祭祀 第6回 厳島神社の祭礼の歴史的展開 第7回 港町の原風景 第8回 鞆の浦の信仰と伝承 第9回 胎蔵寺所蔵釈迦如来坐像胎内施入品の語る地域性と国際性 第10回 仏像の保存修理と地域社会 第11回 瀬戸内の荘園と立地環境 第12回 『備後国風土記逸文』と祇園信仰 第13回 音戸瀨戸開削伝承と地域社会 第14回 地域の歴史的環境と伝承 第15回 苗字の歴史
試験は行わず、レポートで評価する。 |
教科書・参考書等 |
参考書 頼祺一編『街道の日本史41広島・福山と山陽道』吉川弘文館、2006年 岸田裕之編『広島県の歴史』山川出版社、1999年 |
授業で使用する メディア・機器等 |
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【詳細情報】 |
映像(PC/その他画像資料) PC必携 |
授業で取り入れる 学習手法 |
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予習・復習への アドバイス |
第1回 古代・中世の瀬戸内地域の歴史について調べてみよう。 第2回 一つの遺跡を国際関係や地域社会という複眼的視点でとらえてみよう。 第3回 備後各地で出土する古代寺院跡の遺物から地域社会の関係を読み取る。 第4回 文献史料に対する木簡や墨書土器のもつ可能性について考える。 第5・6回 神々の信仰から国家と地方、文化の地方伝播を考える。 第7・8回 港町の歴史から、景観や文化の保存・継承を考えよう。 第9・10回 文化財から地域の歴史を読み解くとともに、その保存のあり方を考えよう。 第11回 荘園の成立・分布から瀬戸内の地域性について考えてみよう。 第12・13・14回 地域社会にみられる風習や伝承の成り立ちを歴史的に考えてみよう。 第15回 現代社会の問題を歴史的に遡って考える視点を身につけよう。 |
履修上の注意 受講条件等 |
毎回、moodleによって授業中に小テスト、講義後にコメントを提出する。そのため毎回ノートPC等を必ず持参すること |
成績評価の基準等 |
毎回の小テスト・コメント40%、期末レポート60% |
実務経験 |
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
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メッセージ |
ノートパソコンを持参すること |
その他 |
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すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |