年度 |
2024年度 |
開講部局 |
総合科学部総合科学科 |
講義コード |
ANP09001 |
科目区分 |
専門教育科目 |
授業科目名 |
量子力学I |
授業科目名 (フリガナ) |
リョウシリキガクI |
英文授業科目名 |
Quantum Mechanics I |
担当教員名 |
畠中 憲之 |
担当教員名 (フリガナ) |
ハタケナカ ノリユキ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
2年次生 後期 セメスター(後期) |
曜日・時限・講義室 |
(後) 火7-8:総K111 |
授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
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講義中心、板書多用 |
単位 |
2.0 |
週時間 |
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使用言語 |
O
:
その他 |
学習の段階 |
2
:
初級レベル
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学問分野(分野) |
25
:
理工学 |
学問分野(分科) |
06
:
物理学 |
対象学生 |
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授業のキーワード |
量子力学 |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | 自然科学探究領域において物理科学を学ぶための基礎科目 |
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到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | 総合科学プログラム (知識・理解) ・当該の個別学問体系の重要性と特性、基本となる理論的枠組みへの知識・理解 (能力・技能) ・課題の考察のために必要な理論・方法を特定する能力・技能 |
授業の目標・概要等 |
物理科学の理解には量子力学は不可欠である.量子論の基本概念の導入から始めて量子力学による記述法を理解させる. |
授業計画 |
第1回 イントロダクション 第2回 解析力学(1)古典力学の破綻 第3回 解析力学(2)力からエネルギーへ 第4回 解析力学(3)ラグランジュ形式 第5回 解析力学(4)ハミルトン形式 第6回 解析力学(5)対称性と保存量 第7回 解析力学と量子力学形式 第8回 固有値と観測可能量 第9回 観測可能量とその数学的表現(1) 第10回 観測可能量とその数学的表現(2) 第11回 期待値 第12回 観測可能量の間の関係(交換関係) 第13回 不確性定関係(1) 第14回 不確定性関係(2) 第15回 まとめ
期末試験を実施する |
教科書・参考書等 |
参考書:例えば 量子力学 小出 昭一 |
授業で使用する メディア・機器等 |
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【詳細情報】 |
テキスト,配付資料 |
授業で取り入れる 学習手法 |
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予習・復習への アドバイス |
第1回 前期量子論を復習すること. 第2-6回 解析力学の基本概念を整理すること. 第7回 解析力学形式と量子力学形式の相違点を整理すること. 第8回 固有値とは何か復習しておこう. 第9回 観測可能量とは何か復習しておこう. 第10回 量子力学において作用素(演算子)とはどんな役割をするのか考えよう. 第11回 確率統計における期待値を調べておくこと. 第12-14回 不確定性関係の背後にある基本概念は何か考えよう. 第15回 講義で学んだすべてのことを一枚の絵にしてみよう. |
履修上の注意 受講条件等 |
履修にあたっては,現代物理学入門を必ず受講しておいてください. |
成績評価の基準等 |
レポート 30%(程度)及び定期試験 70%(程度)により行う |
実務経験 |
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
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メッセージ |
現代物理学入門を受講していることが望ましい. |
その他 |
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すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |