年度 |
2024年度 |
開講部局 |
総合科学部総合科学科 |
講義コード |
ANM09001 |
科目区分 |
専門教育科目 |
授業科目名 |
情報統計学 |
授業科目名 (フリガナ) |
ジョウホウトウケイガク |
英文授業科目名 |
Information Statistics |
担当教員名 |
白川 俊之 |
担当教員名 (フリガナ) |
シラカワ トシユキ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
2年次生 後期 3ターム |
曜日・時限・講義室 |
(3T) 木5-8:総K307 |
授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
|
講義中心、板書多用、作業 |
単位 |
2.0 |
週時間 |
|
使用言語 |
J
:
日本語 |
学習の段階 |
2
:
初級レベル
|
学問分野(分野) |
25
:
理工学 |
学問分野(分科) |
01
:
数学・統計学 |
対象学生 |
|
授業のキーワード |
推測統計学、社会調査、確率・統計、確率分布、確率変数 |
教職専門科目 |
|
教科専門科目 |
|
プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | |
---|
到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | 総合科学プログラム (知識・理解) ・当該の個別学問体系の重要性と特性、基本となる理論的枠組みへの知識・理解 (能力・技能) ・課題の考察のために必要な理論・方法を特定する能力・技能 |
授業の目標・概要等 |
推測統計の基礎を学ぶ。授業には市販テキストならびに推測統計の基礎を説明する資料が用いられる。確率論の基礎,確率分布,推定・検定などについて講義がなされる。標本調査で得られた結果から,母集団の状態について推測できうるロジックを理解することが目標である。授業には毎回,ルート計算ができる計算機を持参すること。 |
授業計画 |
1. データの特性,要約:変数,尺度水準,∑(和記号),平均,分散,標準偏差 2. 二変数関係の検討:相関係数,回帰分析 3. 確率変数と確率分布(1):確率変数の期待値,分散 4. 確率変数と確率分布(2):同時確率分布,確率変数の独立性 5. 確率変数と確率分布(3):二項分布 6. 確率変数と確率分布(4):正規分布Ⅰ 7. 確率変数と確率分布(5):正規分布Ⅱ 8. 母数の推定(1):標本抽出分布 9. 母数の推定(2):母平均の推定,信頼区間 10. 母数の推定(3):母分散・母比率の推定,信頼区間 11. 検定(1):仮説,検定統計量,棄却域 12. 検定(2):平均・比率・平均の差の検定 13. 検定(3):クロス集計,適合度検定,独立性の検定 14. 検定(4):無相関検定,母相関係数の検定 15. 総括
期末試験 |
教科書・参考書等 |
(★教科書)小寺平治,2002,『ゼロから学ぶ統計解析』 講談社. (参考書)東京大学教養学部統計学教室,1991,『統計学入門 (基礎統計学Ⅰ) 』東京大学出版会. (参考書)大屋幸輔,2012,『コア・テキスト統計学』新世社. |
授業で使用する メディア・機器等 |
|
【詳細情報】 |
テキスト,配付資料,映像(ビデオ/PC/その他画像資料) |
授業で取り入れる 学習手法 |
|
予習・復習への アドバイス |
テキストに載っている練習問題などを利用し、統計量の計算や解釈の仕方に関して、理解を定着させるようにしましょう。 |
履修上の注意 受講条件等 |
|
成績評価の基準等 |
期末テスト80%、小テスト20% |
実務経験 |
|
実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
|
メッセージ |
数学・統計学の分野・分科において提供されている授業科目ですが、人文・社会科学の分野で研究を進めるうえでも、統計学は有用な分析道具となり得ます。現象に潜む数学的構造を知ることは、社会についてより深く、より明晰な理解を得ることにつながるからです。この科目は社会調査士資格取得特定プログラムのカリキュラム上の科目であり、社会調査士資格取得にあたってはD科目として認定されます。 |
その他 |
|
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |