年度 |
2024年度 |
開講部局 |
総合科学部総合科学科 |
講義コード |
ANM02001 |
科目区分 |
専門教育科目 |
授業科目名 |
コンピュータ基礎論 |
授業科目名 (フリガナ) |
コンピュータキソロン |
英文授業科目名 |
Computer Fundamentals |
担当教員名 |
渡邉 英伸,鈴木 俊哉 |
担当教員名 (フリガナ) |
ワタナベ ヒデノブ,スズキ シュンヤ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
2年次生 前期 2ターム |
曜日・時限・講義室 |
(2T) 月1-4:総K208 |
授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
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講義中心 |
単位 |
2.0 |
週時間 |
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使用言語 |
J
:
日本語 |
学習の段階 |
2
:
初級レベル
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学問分野(分野) |
25
:
理工学 |
学問分野(分科) |
02
:
情報科学 |
対象学生 |
総合科学部2年生以上.情報処理学基礎に興味がある学生 |
授業のキーワード |
計算の基礎理論, アルゴリズム,可算と帰納的可算,計算複雑性 |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | |
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到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | 総合科学プログラム (知識・理解) ・当該の個別学問体系の重要性と特性、基本となる理論的枠組みへの知識・理解 (能力・技能) ・課題の考察のために必要な理論・方法を特定する能力・技能 |
授業の目標・概要等 |
コンピュータを用いて問題を解くことは,情報科学分野において最も基本的な課題である.プログラムを作成するには,まずその問題を解くための手順を設計する必要がある.しかし,一見数学的に見える問題でもコンピュータで計算可能なものとそうでないものが存在する.本授業では,どのような問題が計算可能・不可能なのか,といったコンピュータによる計算の限界を明らかにする.さらに,証明する技法を学ぶことで,論理的思考能力を身に付ける. 1.計算複雑性の概念とアルゴリズムの良し悪しを理解する. 2.再帰手法を用いた可算と帰納的可算について理解する. |
授業計画 |
第1回 講義方針の説明,「計算の基礎理論」とは何か (渡邉 英伸) 第2回 データの基本単位 (渡邉 英伸) 第3回 アルゴリズムとプログラム (渡邉 英伸) 第4回 アルゴリズムの基本要素 (渡邉 英伸) 第5回 アルゴリズムの良し悪し,再帰手法 (渡邉 英伸) 第6回 シラミつぶし的解法と計算量の爆発 (渡邉 英伸) 第7回 レポート#1解説 (渡邉 英伸) 第8回 計算量と誤差 (渡邉 英伸) 第9回 乱数生成のアルゴリズム (鈴木 俊哉) 第10回 ハッシュ関数とその応用 (鈴木 俊哉) 第11回 レポート#2解説 (鈴木 俊哉) 第12回 フローチャート (鈴木 俊哉) 第13回 状態遷移図 (鈴木 俊哉) 第14回 まとめ (鈴木 俊哉) 第15回 レポート#3解説 (鈴木 俊哉)
期末試験は行いません。 レポート課題(3回) |
教科書・参考書等 |
教科書:『教養としてのコンピュータ・サイエンス』,渡辺著,サイエンス社. 参考書:『計算の理論』,笠井・戸田著,共立出版.,『計算理論の基礎』[原著第2版],M.Sipser著,共立出版. |
授業で使用する メディア・機器等 |
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【詳細情報】 |
スライドによる説明.教科書の購入を推奨します. 参考書は高度な内容のため購入は必須ではありませんが,図書館などで必要に応じて参照してください. 必携PC |
授業で取り入れる 学習手法 |
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予習・復習への アドバイス |
基本的に講義資料はE-learning システムから閲覧可能にします。予習、復習に活用ください. |
履修上の注意 受講条件等 |
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成績評価の基準等 |
レポート100%により成績を評価します. 本講義では,レポート課題(=持ち帰って解答を作成する小テスト)が3回あります.レポートの合計点に基づいて成績を評価します.通常の期末試験はありません. |
実務経験 |
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
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メッセージ |
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その他 |
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すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |