年度 |
2024年度 |
開講部局 |
総合科学部総合科学科 |
講義コード |
ANL24001 |
科目区分 |
専門教育科目 |
授業科目名 |
臨海実習・同講義 |
授業科目名 (フリガナ) |
リンカイジッシュウ・ドウコウギ |
英文授業科目名 |
Lecture and Laboratory courseIn Marine Biology |
担当教員名 |
彦坂 暁,小林 勇喜,根平 達夫,平野 哲男 |
担当教員名 (フリガナ) |
ヒコサカ アキラ,コバヤシ ユウキ,ネヒラ タツオ,ヒラノ テツオ |
開講キャンパス |
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開設期 |
3年次生 前期 集中 |
曜日・時限・講義室 |
(集) 集中:担当教員の指定による,総H204 |
授業の方法 |
実習 |
授業の方法 【詳細情報】 |
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講義により知識理解を深め、それを生かして実践的に野外実習と室内実験を行う。 |
単位 |
2.0 |
週時間 |
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使用言語 |
J
:
日本語 |
学習の段階 |
3
:
中級レベル
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学問分野(分野) |
26
:
生物・生命科学 |
学問分野(分科) |
03
:
基礎生物学 |
対象学生 |
3年次生以上 |
授業のキーワード |
生物多様性、海洋生物、発生、進化、生態、形態、解剖、採集、観察、ウニ、ウミホタル、プランクトン、合宿、SDG_14 |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | 生物の多様性、発生および機能形態に関する知識理解を、海洋生物を材料に実践的に体得するための科目 |
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到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | 総合科学プログラム (知識・理解) ・当該の個別学問体系の重要性と特性、基本となる理論的枠組みへの知識・理解 (能力・技能) ・自らの研究成果をレポートや論文にまとめ、ゼミや研究会等で発表し、質問などにも回答できる能力・技能 (総合的な力) ・柔軟な発想と構想力のもとに、課題を考察するために必要な知識・理解と能力・技能を組合せ、主体的に研究する能力 |
授業の目標・概要等 |
海洋生物を用いて、野外での採集・観察、実験室での分類・同定、個体発生の観察、形態観察、解剖および生理実験を行う。これを通じて、組織、器官、個体、生態系レベルの総合的な知識理解を実践的に深め、本プログラムで主眼を置いている分子・細胞レベルの生命現象との関連を見出す。 |
授業計画 |
講義:海洋生物学概論 講義:動物の分類 講義:沿岸域の地形区分と生物相 講義:動物の多様性と系統進化 講義:動物の発生と進化 実習(室内):ウニの受精 実習(室内):ウニの胚発生 実習(室内):ホヤの胚発生 実習(野外):磯の生物の生態観察と採集(船舶を使用する) 実習(野外):砂州の生物の生態観察と採集(船舶を使用する) 実習(野外):プランクトンの採集 実習(室内):生物の分類と同定 実習(室内):動物の形態 実習(室内):発光生物(ウミホタル)の採集と観察 成果発表
試験は行わない。実習後にレポートを提出する。
当日の天候や入手できる材料によって実習内容を変更する場合がある。 |
教科書・参考書等 |
テキストは当日配布する。 参考書等 『写真でわかる磯の生き物図鑑 フィールド版』 『日本の海産プランクトン図鑑 第2版』 『動物の多様性30講』 『動物たちの世界 ー六億年の進化をたどるー』 『ギルバート 発生生物学』 |
授業で使用する メディア・機器等 |
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【詳細情報】 |
テキスト、配付資料、スライド、顕微鏡、その他の実験器具 |
授業で取り入れる 学習手法 |
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予習・復習への アドバイス |
あらかじめ上述の参考書等を参照して、沿岸域の特性と海洋生物の概要を理解しておくと、本授業のおもしろみがより理解できる。 |
履修上の注意 受講条件等 |
(1)本授業は夏季休暇中に実施し、事前指導(東広島キャンパス・座学:半日程度)と尾道市向島の臨海実験所での実習(合宿形式で3泊4日を予定)からなる。往復の交通費および宿泊費(含食費)は受講者の負担とする。 (2)原則として(1)で示した全日程に参加できる学生に限り履修を認める。 (3)今年度の合宿日程は9月16~19を予定している。詳細は登録者に掲示等で連絡する。 (4)履修可能人数は最大20名とする(臨海実験所の受け入れ最大数)。 (5)本授業は高校あるいは大学で生物学に関する授業科目を履修している学生に限り履修を認める。 (6)本授業は生命科学系の学生を優先的に受け入れるが、最大履修可能人数に満たない場合は、(5)を満たす学生に限り履修を認める。ただし、その場合はあらかじめ担当教員に相談のうえ、履修手続きを行うこと。 (7)万一、参加を取り消す場合は、無断欠席せずに必ず教員に連絡すること。 |
成績評価の基準等 |
講義および実習・実験への参加態度 生物採集・同定の実績 スケッチおよびレポートの作成・提出 これらを総合的に評価する。 |
実務経験 |
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
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メッセージ |
・生命科学を学んで得る知識は、どうしてもモデル生物の研究に基づくものに偏りがちですが、モデル生物は多様な生物のごく一部にすぎません。この実習では生命の多様性の一端に触れてほしいと思っています。その経験がモデル生物を用いた研究にも活かせるはずです。 ・臨海実験所での実習は9/16~19を予定しています。その前に東広島キャンパスで半日の講義を行います。 ・発生の実習を行うため、2タームに開講される「分子発生生物学」の受講を推奨します。 |
その他 |
集中講義日程 2024年9月11日(水) 1-4時限 2024年9月16日(月) 2-10時限 2024年9月17日(火) 1-10時限 2024年9月18日(水) 1-10時限 2024年9月19日(木) 1-8時限
・合宿中は必要に応じて1時限以前や10時限以降も実習を行います。 |
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |