年度 |
2024年度 |
開講部局 |
総合科学部総合科学科 |
講義コード |
ANL09001 |
科目区分 |
専門教育科目 |
授業科目名 |
生命科学実験A |
授業科目名 (フリガナ) |
セイメイカガクジッケンA |
英文授業科目名 |
Laboratory Work in Life Sciences A |
担当教員名 |
浮穴 和義,根平 達夫 |
担当教員名 (フリガナ) |
ウケナ カズヨシ,ネヒラ タツオ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
2年次生 後期 3ターム |
曜日・時限・講義室 |
(3T) 木6-8,金6-8:総B414 |
授業の方法 |
実験 |
授業の方法 【詳細情報】 |
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学生の実験、学生の発表 |
単位 |
1.0 |
週時間 |
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使用言語 |
J
:
日本語 |
学習の段階 |
2
:
初級レベル
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学問分野(分野) |
26
:
生物・生命科学 |
学問分野(分科) |
04
:
生命科学 |
対象学生 |
総合科学部2年次生 |
授業のキーワード |
生命現象、生理学、有機合成化学、測定法 |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | 生命現象を理解する上で必要な生理学や生体に作用する合成薬物に関して、実際に実験を行なうことで教科書から得られる知識を実感させ、実験結果を論理的に解析し、レポートを作成する技能を習得させる。 |
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到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | 総合科学プログラム (知識・理解) ・当該の個別学問体系の重要性と特性、基本となる理論的枠組みへの知識・理解 (能力・技能) ・課題の考察のために必要な理論・方法を特定する能力・技能 ・自らの研究成果をレポートや論文にまとめ、ゼミや研究会等で発表し、質問などにも回答できる能力・技能 (総合的な力) ・柔軟な発想と構想力のもとに、課題を考察するために必要な知識・理解と能力・技能を組合せ、主体的に研究する能力 |
授業の目標・概要等 |
生体の示すさまざまな生理現象を測定し、生体に作用する合成薬物の抽出や合成を行なう。実験の意味するところを正確に捉える訓練をし、実験結果の口頭発表とレポート作成を行なう。 |
授業計画 |
動物の脳における神経派プチ度の発現調節を調べるための基本的な方法やその原理、有機化合物を実験室で扱うための基本的な方法やその原理について学ぶ。少人数のグループに別れて、以下の実験を順番に行なう。 (1) 血中浸透圧の調節機構 (2) 血中グルコースの調節機構 (3) 高浸透圧負荷時の行動観察 (4) 組織切片の作成 (5) 免疫組織化学的染色1 (6) 免疫組織化学的染色2 (7) 形態学的観察 (8) 総合討論1 (9) 二層分配による有機化合物の精製 (10) カフェインの抽出 (11) アスピリンの合成 (12) アセトアミノフェンの合成 (13) 優先晶出法による鏡像体の分割 (14) 市販鎮痛剤の成分分析 (15) 総合討論2 各実験の結果を解析し、グループディスカッションを踏まえてレポート発表を行う。 最終的には、各自がそれぞれの実験についてのレポートを提出する。 |
教科書・参考書等 |
ガイダンス時に配布された実習書。 |
授業で使用する メディア・機器等 |
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【詳細情報】 |
配付資料,映像(ビデオ/PC/その他画像資料) |
授業で取り入れる 学習手法 |
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予習・復習への アドバイス |
それぞれの実験の前に実習書を配布し、ガイダンスを行う(実験法)ので、実験に臨む前に予習をしておくこと。またレポート作成に際しては、図書館を利用して他の動物での実験結果など、資料を探すこと。 |
履修上の注意 受講条件等 |
事前に配布されたテキストをよく読み、どのような実験を行うのか良く理解したうえで授業に望むこと。実験内容の説明は生命科学実験法Aの講義で行うので、必ず「生命科学実験法A」を履修(単位不要であっても)すること。各実験の直前の「生命科学実験法A」を聴講していない場合は実験を行うことを許可しない。 |
成績評価の基準等 |
実験態度、成果発表、及びレポートの内容から総合的に評価する なお、この科目の成績は、生命科学実験法Aの成績とあわせて評価する。 |
実務経験 |
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
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メッセージ |
実験結果を見ながら、生体で(細胞で)起こっていることをイメージするように。 |
その他 |
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すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |