年度 |
2024年度 |
開講部局 |
総合科学部総合科学科 |
講義コード |
ANL02001 |
科目区分 |
専門教育科目 |
授業科目名 |
基礎細胞生物学 |
授業科目名 (フリガナ) |
キソサイボウセイブツガク |
英文授業科目名 |
Fundamental Cell Biology |
担当教員名 |
彦坂 暁,和崎 淳,佐藤 明子 |
担当教員名 (フリガナ) |
ヒコサカ アキラ,ワサキ ジュン,サトウ アキコ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
2年次生 前期 1ターム |
曜日・時限・講義室 |
(1T) 火1-4:総K102 |
授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
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対面を基本とするが、難しい場合はオンライン(Moodleによるオンデマンド)で実施。 |
単位 |
2.0 |
週時間 |
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使用言語 |
J
:
日本語 |
学習の段階 |
2
:
初級レベル
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学問分野(分野) |
26
:
生物・生命科学 |
学問分野(分科) |
04
:
生命科学 |
対象学生 |
2年生 |
授業のキーワード |
タンパク質構造、染色体構造、DNA複製、遺伝子発現、ゲノム進化、膜輸送、SDGs_03 |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | 細胞生物学(2ターム)とともに生命科学授業科目群の基盤となる科目であり、生命科学の全ての専門分野の基礎として学習することが必要である。生命科学授業科目群の学生は全員この科目を履修することが望ましい。また人間や他の生物に関する学問分野(心理学、スポーツ健康科学、環境科学等)を専攻する学生にも受講を推奨する。 |
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到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | 総合科学プログラム (知識・理解) ・当該の個別学問体系の重要性と特性、基本となる理論的枠組みへの知識・理解 (能力・技能) ・課題の考察のために必要な理論・方法を特定する能力・技能 (総合的な力) ・柔軟な発想と構想力のもとに、課題を考察するために必要な知識・理解と能力・技能を組合せ、主体的に研究する能力 |
授業の目標・概要等 |
生命の基本単位である細胞の様々な営みが、分子のふるまいとして記述できることを理解する。ここでは主にタンパク質の構造と機能、遺伝子の発現、遺伝子の変動、細胞膜の機能について概説する。 |
授業計画 |
第1回:ガイダンス(彦坂)、第4章 タンパク質の構造と機能(和崎) 第2回:第4章 タンパク質の構造と機能(和崎) 第3回:第5章 DNAと染色体(和崎) 第4回:第5章 DNAと染色体(和崎) 第5回:第6章 DNAの複製、修復、組み換え(佐藤) 第6回:第6章 DNAの複製、修復、組み換え(佐藤) 第7回:第6章 DNAの複製、修復、組み換え(佐藤) 第8回:第7章 DNAからタンパク質へ(佐藤) 第9回:第7章 DNAからタンパク質へ(佐藤) 第10回:第7章 DNAからタンパク質へ(佐藤) 第11回:第8章 遺伝子発現の調節(彦坂) 第12回:第8章 遺伝子発現の調節(彦坂) 第13回:第9章 遺伝子とゲノムの進化(彦坂) 第14回:第9章 遺伝子とゲノムの進化(彦坂) 第15回:まとめと総合討論(彦坂)
期末試験を行う。また授業時間内に小テスト等を行う場合がある。 |
教科書・参考書等 |
「Essential 細胞生物学 原書第5版」B.アルバーツ他著 南江堂 第4章から第10章 |
授業で使用する メディア・機器等 |
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【詳細情報】 |
テキストに基づいて授業を進める。 対面講義では液晶プロジェクターでスライドを映写する。 オンデマンド授業になった場合はmoodleから講義動画のストリーミングを行う。 |
授業で取り入れる 学習手法 |
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予習・復習への アドバイス |
第1回 タンパク質の構造を理解する 第2回 タンパク質の機能の原理を理解する 第3回 DNAの構造を理解する 第4回 染色体の構造を理解する 第5回 DNAの複製機構を理解する 第6回 DNAの修復機構を理解する 第7回 遺伝情報の複製と維持機構の全体像を理解する 第8回 RNAの転写の機構について理解する 第9回 タンパク質の翻訳機構について理解する 第10回 遺伝情報の発現の全体像を理解する 第11回 遺伝子発現調節の基本を理解する 第12回 真核生物の高度な遺伝子発現調節について理解する 第13回 遺伝的変動の生成と伝達について理解する 第14回 ゲノムの変動とヒトゲノムの特徴を理解する 第15回 全体のまとめと復習を行う |
履修上の注意 受講条件等 |
①講義の前に、教科書を一読しておく(わからない部分があっても、一応最後まで読みきる)。 ②1年次に細胞科学を履修しておくことが望ましい。また、この授業科目に引き続き「細胞生物学」(2T)を履修すること。 |
成績評価の基準等 |
期末試験と授業への参加(小テストの成績等)によって評価する。 |
実務経験 |
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
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メッセージ |
「細胞生物学」とともに生命科学の諸分野を学ぶための基礎中の基礎としてつくられた授業科目です。限られた時間内に豊富な内容を学習することになりますので、内容の細部まで理解することは、なかなか困難なことです。この分野の見取り図をつくる、という心構えで受講して下さい。 毎回、真面目に講義を聞き、わからないことは質問してください。途中であきらめずに最後まで続けること、それがとても大切です。 |
その他 |
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すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |