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年度 2023年度 開講部局 工学部
講義コード K5311012 科目区分 専門教育科目
授業科目名 電気・電子工学
授業科目名
(フリガナ)
デンキ・デンシコウガク
英文授業科目名 Electrical and Electronic Engineering
担当教員名 新宅 英司
担当教員名
(フリガナ)
シンタク エイジ
開講キャンパス 東広島 開設期 3年次生   後期   4ターム
曜日・時限・講義室 (4T) 木1-4:工109
授業の方法 講義 授業の方法
【詳細情報】
 
講義中心 
単位 2.0 週時間   使用言語 B : 日本語・英語
学習の段階 2 : 初級レベル
学問分野(分野) 25 : 理工学
学問分野(分科) 10 : 総合工学
対象学生 第一類輸送システムプログラム 3年次生
授業のキーワード 電気回路,電子回路,電気・電子部品,直流交流,電源,アンプ,デジタル回路 
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
(学部生対象科目のみ)
この科目に先立つ基礎科目:一般力学I,一般力学II,物理学実験法・同実験I,II,計測工学
この科目が役立つ応用科目:輸送システム工学実験・解析法,卒業研究 
到達度評価
の評価項目
(学部生対象科目のみ)
機械システムプログラム
(能力・技能)
・機械システム工学の基礎の確実な習得と応用力の養成

輸送システムプログラム
(知識・理解)
・システム分野
輸送機器及び環境共生に関わるシステム・情報・輸送システム分野の専門知識
(能力・技能)
・システム分野
輸送機器及び環境共生に関わるシステム・情報・輸送システム分野の専門知識を問題解決に応用できる能力


材料加工プログラム
(能力・技能)
・機械システム工学および材料創生・加工の基礎の確実な習得と応用力の養成

エネルギー変換プログラム
(能力・技能)
・機械システム工学の基礎の確実な習得と応用力の養成 
授業の目標・概要等 電気自動車等の輸送機器や,風力発電等の環境機器で必要となる電気工学,電子工学の基礎を勉強することで,関連する電気・電子システムの基本を理解し,簡単なシステムの設計と解析が出来るようになることを目的とする.
なお,「知識・理解」,「能力・技能」の評価項目は,下記のとおりである.
(B) 問題発見力
 輸送システムプログラムにおける電気・電子工学の重要性を発見する.
(C) 問題構成力
 数学, 物理学等の知識を用い,現象の主要な要素を支配する方程式系を選択できる.
(D) 問題解析力
 輸送機器,環境機器の電気,電子システムにおける問題を解析、解決できる能力を養う.現象のモデル化に必要な情報を獲得できるようにする. 
授業計画 第1回 概論,直流回路の基礎(1) オームの法則

第2回 直流回路の基礎(2) キルヒホッフの法則
第3回 直流回路の基礎(3) テブナンの定理,ノートンの定理
第4回 交流回路の基礎(1) 静電容量,コイルの過渡特性
第5回 交流回路の基礎(2) インピーダンス
第6回 交流回路の基礎(3) フィルタ,交流電源
第7回 パワーエレクトロニクス(1)(電動機,発電機)
第8回 中間試験
第9回 半導体(ダイオード,トランジスタ)(1)
第10回 半導体(ダイオード,トランジスタ)(2)
第11回 OPアンプと演算回路(1)
第12回 OPアンプと演算回路(2)
第13回 論理演算とデジタル回路(1)
第14回 論理演算とデジタル回路(2)
第15回 パワーエレクトロニクス(2)(半導体)

第16回 期末試験


 
教科書・参考書等 講義で使用する資料を配付する.授業内容に合わせて,実際の電気部品の提示や計測器,電気装置の実演,パワーポイントによる説明を行う.
参考図書
(1)誰にでも手軽にできる電子工作入門、後閑哲也著、技術評論社
(2)電気回路の基礎、西巻正郎他著、森北出版
(3)トランジスタ技術、CQ出版(雑誌)
(4)電気学入門早わかり、オーム社
(5)電気・電子の基礎数学 (堀桂太郎他著、東京電気大学出版局) 
授業で使用する
メディア・機器等
 
【詳細情報】 プロジェクター(PC) 
授業で取り入れる
学習手法
 
予習・復習への
アドバイス
第1~4回 高校物理の教科書を復習する.
第4~6回 複素数・微分方程式について予習復習する.
第7回 電磁気・電磁誘導について予習復習する.
第9,10回 半導体について予習復習する.
第11,12回 OPアンプについて予習復習する.
第13,14回 論理和・論理積,正論理・負論理,デジタル回路について予習・復習する.
第15回 パワーエレクトロニクスについて復習する. 
履修上の注意
受講条件等
毎回,授業開始時に出席をとる. 
成績評価の基準等 試験と出席状況,レポートを総合的に判断し,60点以上を合格とする.
出席回数が2/3に満たない学生は成績評価において欠席と判断する.
また,遅刻状況によっては出席扱いとならない場合もあり得る. 
実務経験  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
 
メッセージ  
その他   
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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