年度 |
2023年度 |
開講部局 |
理学部 |
講義コード |
H1000004 |
科目区分 |
教養教育科目(昼) |
授業科目名 |
教養ゼミ |
授業科目名 (フリガナ) |
キヨウヨウゼミ |
英文授業科目名 |
Introductory Seminar for First-Year Students |
担当教員名 |
坪田 博美,井川 武,荻野 肇,坂本 敦,今村 拓也,鈴木 誠,草場 信,千原 崇裕,奥村 美紗子,高橋 治子,島田 裕士,信澤 岳,菊池 裕,林 利憲,森下 文浩,中坪 敬子,高橋 美佐,守口 和基,田澤 一朗,鈴木 厚,中島 圭介,坂本 尚昭,濱生 こずえ,嶋村 正樹,深澤 壽太郎,佐久間 哲史,古野 伸明,植木 龍也,山口 富美夫 |
担当教員名 (フリガナ) |
ツボタ ヒロミ,イガワ タケシ,オギノ ハジメ,サカモト アツシ,イマムラ タクヤ,スズキ マコト,クサバ マコト,チハラ タカヒロ,オクムラ ミサコ,タカハシ ハルコ,シマダ ヒロシ,ノブサワ タカシ,キクチ ユタカ,ハヤシ トシノリ,モリシタ フミヒロ,ナカツボ ケイコ,タカハシ ミサ,モリグチ カズキ,タザワ イチロウ,スズキ アツシ,ナカジマ ケイスケ,サカモト ナオアキ,ハマオ コズエ,シマムラ マサキ,フカザワ ジュタロウ,サクマ テツシ,フルノ ノブアキ,ウエキ タツヤ,ヤマグチ トミオ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
1年次生 前期 2ターム |
曜日・時限・講義室 |
(2T) 火9-10,木9-10:教員研究室 |
授業の方法 |
演習 |
授業の方法 【詳細情報】 |
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演習および実習中心、ディスカッション、学生の発表、野外実習 |
単位 |
2.0 |
週時間 |
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使用言語 |
J
:
日本語 |
学習の段階 |
1
:
入門レベル
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学問分野(分野) |
26
:
生物・生命科学 |
学問分野(分科) |
03
:
基礎生物学 |
対象学生 |
理学部生物科学科一年次生 |
授業のキーワード |
観察、採集、考察、討論、観察方法、レポート作成法、発表会 |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | 「身につく知識・理解」 研究対象の観察、採集、考察、討論、さらに発表会を通じて、動物・植物などの観察方法や実験方法、レポート作成法など、生物学研究に取り組むための初歩的な事柄が理解できるようになる。 |
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到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | 初等教育教員養成プログラム (能力・技能) ・初等教育に関する情報を収集し,批判的に分析・検討することができる(情報収集分析力)
特別支援教育教員養成プログラム (知識・理解) ・専門教育を受けるための学問的基盤となる教養教育に関する基本的な知識・理解が備わっている。
ビジネス法務プログラム (能力・技能) ・社会科学に関する資料・情報の整理・分析を行い,問題点を発見することができる (総合的な力) ・現代企業が抱える諸問題の分析・検討を行い,関連する制度や法規を適切に対応させることなどを通して,論点を整理することができる ・現代企業に関する様々な諸問題について,批判的に考察し,自己の主張を説得的に展開して,問題解決の方向を示すことができる ・現代社会が抱える諸問題の中からテーマを見つけ, 資料・情報を収集・分析して報告し,レポートとしてまとめることができる ・特定のテーマに関する報告ないし発表において,自己の研究成果や具体的解決の提案を,ディスカッションを含めて, 効果的にプレゼンテーションをすることができる
公共政策プログラム (能力・技能) ・社会科学に関する資料・情報の整理・分析を行い,問題点を発見することができる (総合的な力) ・現代の法,政治,国際情勢,社会などの制度,構造に関する諸問題の分析・検討を行い,関連する制度や法規を適切に対応させることなどを通して,論点を整理することができる ・現代の法,政治,国際情勢,社会などの制度,構造に関して,批判的に考察し,自己の主張を説得的に展開して,問題解決の方向を示すことができる ・現代社会が抱える諸問題の中からテーマを見つけ,資料・情報を収集・分析して報告し,レポートとしてまとめることができる ・特定のテーマに関する報告ないし発表において,自己の研究成果や具体的解決の提案を,ディスカッションを含めて,効果的にプレゼンテーションをすることができる
Law and Politics Program (能力・技能) ・社会科学に関する資料・情報の整理・分析を行い,問題点を発見することができる (総合的な力) ・法,政治,企業活動,現代社会の情勢に関する諸問題の分析・検討を行い,関連する制度や法規を適切に対応させることなどを通して,論点を整理することができる ・法,政治,企業活動,現代社会の情勢に関する様々な問題について,批判的に考察し,自己の主張を説得的に展開して,問題解決の方向を示すことができる ・現代社会が抱える諸問題の中からテーマを見つけ,資料・情報を収集・分析して報告し,レポートとしてまとめることができる ・特定のテーマに関する報告ないし発表において,自己の研究成果や具体的解決の提案を,ディスカッションを含めて,効果的にプレゼンテーションすることができる
法曹養成プログラム (能力・技能) ・社会科学に関する資料・情報の整理・分析を行い,問題点を発見することができる (総合的な力) ・現代の法,政治,国際情勢,社旗などの制度,構造に関する諸問題の分析・検討を行い,関連する制度や法規を適切に対応させることなどを通して,論点を整理することができる ・現代の法,政治,国際情勢,社会などの制度,構造に関して,批判的に考察し,自己の主張を説得的に展開して,問題解決の方向を示すことができる ・現代社会が抱える諸問題の中からテーマを見つけ, 資料・情報を収集・分析して報告し,レポートとしてまとめることができる ・特定のテーマに関する報告ないし発表において,自己の研究成果や具体的解決の提案を,ディスカッションを含めて, 効果的にプレゼンテーションすることができる
医学プログラム (知識・理解) ・大学での学問研究や社会活動の基本となる知的能力
看護学プログラム (知識・理解) ・一般教養に関する知識・理解
作業療法学プログラム (総合的な力) ・保健医療における倫理的判断に基づいた行動 ・医療・保健・福祉・教育への探求心と作業療法に取り組む実行力 ・医療チームの一員として他者・他職種と連携し協働する能力と態度 ・総合的かつ科学的な問題解決能力
薬学プログラム (態度) ・医療人としての人格形成の自己向上力:薬剤師はヒトの生命にかかわる職業人であることを自覚し、それに相応しい行動・態度。病んでいる人たちのみならず、医療チームの中で他の医療スタッフとコミュニケーションできる知識と理解●資質①,②,③,④,⑨ ・常に患者の存在を念頭におき、医療チームのみならず国民からも信頼される薬剤師となるための能力●資質①,②,④ (総合的な力) ・総括的問題解決力・教育力:地球上に存在する無数の化学物質の人類に対する影響などについて、分析・解析し、人類の存続に対する総括的な評価を行い,後進の指導ができる総合的な能力・技術●資質⑤,⑩ ・医療人としての人格形成の自己向上力:薬剤師はヒトの生命にかかわる職業人であることを自覚し、それに相応しい行動・態度。病んでいる人たちのみならず、医療チームの中で他の医療スタッフとコミュニケーションできる能力・技術●資質①,②,③,④,⑨ ・研究力:薬剤師の職域での解決されるべき問題を選定し、問題解決のための方略および研究を遂行できる能力●資質⑧
薬科学プログラム (態度) ・研究チームの一員として活動する能力を持つ。 (総合的な力) ・1.創薬研究・環境衛生の問題に取り組む積極的態度2.創薬研究・環境衛生の専門職としての社会への責任感3.総合的・科学的かつ沈着冷静な問題解決態度4.チーム研究における協調的態度5.コミュニケーション・発表する能力6.評価・解析力7.情報・通信の積極的利用および管理の能力8.遺伝子組み換え、動物実験に関する倫理的配慮 |
授業の目標・概要等 |
計画1(動物・生命理学分野)または計画2(植物分野)のいずれかを選択して受講する. 計画1:3人から4人をグループ単位とし、7グループに分かれる。グループ毎に動物・生命理学分野における様々な実験を行い、最終日には、発表会を行う。この演習を通して、文献調査の仕方、研究の計画、実施、及び結果の考察、さらには討論、発表の具体的方法について学ぶ。 計画2:代表的な植物について野外観察を行い,標本の作り方などを修得する.また,植物の陽葉・陰葉を材料に,生態学的・生理学的・形態学的観点から実験・観察を行う.実験・観察の結果について考察を行い,レポートとしてまとめる方法を学ぶ. |
授業計画 |
計画1(動物・生命理学分野): 第1回 ガイダンス(濱生、菊池、千原、坂本(敦)、佐久間、荻野、林、植木、坂本(尚)、島田、鈴木(厚)、高橋(治)、奥村、森下、中坪、高橋(美)、佐久間、中島、田澤、井川、鈴木(誠)) 第2-14回 グループ毎に実験を行う。(濱生、菊池、千原、坂本(敦)、佐久間、荻野、林、植木、坂本(尚)、島田、鈴木(厚)、高橋(治)、奥村、森下、中坪、高橋(美)、中島、田澤、井川、鈴木(誠)) 第15回 発表会(濱生、菊池、千原、坂本(敦)、佐久間、荻野、林、植木、坂本(尚)、島田、鈴木(厚)、高橋(治)、奥村、森下、中坪、高橋(美)、中島、田澤、井川、鈴木(誠))
計画2(植物分野) 第1-15回 ガイダンス(坪田)・討論会および以下の内容を集中講義方式で行う.また,隔週程度でグループで演習を行う(守口・信澤・坪田). (1泊2日):1. 宮島の代表的な植物について野外で観察・採集を行う(山口・嶋村・坪田).2. 各植物の形 態,特徴,分布などについて学ぶ(山口・嶋村・坪田).3. 採集した植物を用いて,標本の作り方などを修得する(山口・嶋村・坪田).4. 実験・観察の結果について考察を行い,レポートとしてまとめる方法を学ぶ(嶋村・坪田).5. その他大学生活全般での注意事項等について学ぶ(山口・鈴木・草場・嶋村・坪田・守口・深澤・信澤) (1泊2日を2回):1. 光条件の違いによる植物の形態的・生態的違いについて野外観察・形態測定から比較を行う(嶋村・信澤・坪田).2. 陽葉・陰葉を材料に,光合成活性の測定を行い,生理学的違いを実験により明らかにする(深澤・信澤・坪田).3. 植物の葉の構造や,細胞のプロトプラスト化を行い,組織・細胞レベルの実験・観察を行う.(守口)4. 生物学に必要な統計学の初歩と,実際のデータを用いた多変量解析を行い,データの解釈を行う(坪田・嶋村・深澤・信澤).5. 実験・観察の結果について考察を行い,レポートとしてまとめる方法を学ぶ.(坪田・嶋村・深澤・守口・信澤) 隔週で行うグループでの演習では,光合成に関係する課題に対してアクティブラーニングを行う. なお,新型コロナウイルス感染症の影響によって授業形態を変更することがある. |
教科書・参考書等 |
計画1: 適宜、原著論文、参考資料等を配布する。 計画2: 1-3を教科書として指定する. 1. 木下是雄. 1981. 理科系の作文技術. 中公新書, 東京. 244 pp. ISBN 4-12-100624-0. 2. Squires, G. L. (著), 重川秀実 (翻訳), 吉村雅満 (翻訳), 山下理恵 (翻訳), 風間重雄 (翻訳). 2006. いかにして実験をおこなうか―誤差の扱いから論文 作成まで. 丸善, 東京. -x + 264 pp. ISBN 4-621-07661-2. 3. 広島大学大学院理学研究科附属宮島実験所(編). 2009. 宮島の植物と自然. 160 pp. 広島大学大学院理学研究科附属宮島実験所, 廿日市. 4. 渡辺利夫. 2005. フレッシュマンから大学院生までのデータ解析・R言語. -vi + 286 pp. ナカニシヤ出版, 京都. ISBN 4-88848-878-9. 5. 清水晶子. 2004. 絵でわかる植物の世界. -vi + 168 pp. 講談社サイエンティフィク, 東京. ISBN 4-06-154754-2. |
授業で使用する メディア・機器等 |
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【詳細情報】 |
内容や担当者によって,テキスト,配付資料,音声教材,映像(ビデオ/PC/その他画像資料)などを使用する場合がある. |
授業で取り入れる 学習手法 |
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予習・復習への アドバイス |
計画1:第1回-第15回 配布資料、関連論文を熟読すること。 計画2:第1回-第15回 教科書,配布資料,関連論文を熟読すること. |
履修上の注意 受講条件等 |
前期、火曜日9-10限に以下の要領で実施するが、他の集中講義等と重複しないように注意して受講すること。 計画1:4月から8月上旬まで、理学部生物科学科にて実施する。 計画2:集中方式で,理学研究科附属宮島自然植物実験所(広島県廿日市市宮島町三ツ丸子山1156-2外)で実施する.また,理学部生物科学科でもグループで演習を行う. |
成績評価の基準等 |
計画1:レポート、取り組む態度、発表会・討論会の結果を総合的に判断し、成績を評価する。 計画2:レポート50%(程度),平常点(取り組む態度,発表会・討論会など)50%(程度)により評価を行う. |
実務経験 |
有り
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
一部の内容では,環境アセスメントなどで行われる野外調査を現地で行い,その方法や実際についても学ぶ. |
メッセージ |
遅刻、欠席をしないこと。 |
その他 |
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すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |