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年度 2023年度 開講部局 教育学部
講義コード CC211404 科目区分 専門教育科目
授業科目名 比較科学教育論
授業科目名
(フリガナ)
ヒカクカガクキョウイクロン
英文授業科目名 Comparative Studies of Science Education
担当教員名 三好 美織
担当教員名
(フリガナ)
ミヨシ ミオリ
開講キャンパス 東広島 開設期 2年次生   後期   4ターム
曜日・時限・講義室 (4T) 水1-4:教K114
授業の方法 講義 授業の方法
【詳細情報】
 
講義中心、学生の発表、ディスカッション 
単位 2.0 週時間   使用言語 J : 日本語
学習の段階 2 : 初級レベル
学問分野(分野) 24 : 社会科学
学問分野(分科) 08 : 教科教育学
対象学生
授業のキーワード SDGs_04 諸外国の科学教育、教育制度、国際学力調査、科学的リテラシー、比較教育研究 
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
(学部生対象科目のみ)
理科プログラム専門基礎科目の履修と併せて、専門的科目の1つの領域として中等理科教育の理論と方法に関する基礎的、基本的知識・理解、スキルが習得できる。そのため、「知的能力・技能1、6」に関する学習の成果が期待される。 
到達度評価
の評価項目
(学部生対象科目のみ)
中等教育科学(理科)プログラム
(能力・技能)
・中等理科教育に関連した文献や資(史)料を収集して読解した結果を踏まえて,吟味・検討することができる。
・中等理科教育のカリキュラムや授業を分析・検討し,授業や学習指導案を構成することができる。 
授業の目標・概要等 比較による教育研究の方法を理解し、世界各国・地域の科学教育について分析することにより、各国・地域の科学教育の特色、科学教育の世界的動向を把握する。また、科学教育の今日的課題について検討する。 
授業計画 第1回 オリエンテーション、比較することの意味、比較教育学の手法
第2回 各種調査にみる日本の理科教育の現状と課題
第3回 各種調査にみる世界の科学教育の現状と課題
第4回 アメリカの科学教育の特色:次世代科学教育スタンダード
第5回 イギリスの科学教育の特色:科学的リテラシーの育成
第6回 ドイツの科学教育の特色:コンピテンシーベースの教育課程
第7回 フランスの科学教育の特色:共通基礎の習得
第8回 フィンランドの科学教育の特色:教師の専門性育成、CBT入試
第9回 中国の科学教育の特色:素質教育
第10回 台湾の科学教育の特色:12年一貫の学校教育
第11回 韓国の科学教育の特色:才能教育、STEAM教育
第12回 シンガポールの科学教育の特色:21世紀コンピテンシーの育成
第13回 国際バカロレアの科学教育の特色:グローバル人材の育成
第14回 科学教育の規則性・法則性の検討
第15回 総括-今日の実情からみた世界の科学教育の動向

レポート課題を実施する。

各種学力調査のデータ、および諸外国の科学教科書を分析するなど、
講義とともに具体的な演習を取り入れる。
また、課題を設定し各回ディスカッションを行う。 
教科書・参考書等 授業において、適宜プリントを配布する。
(参考図書)
日本理科教育学会編,『今こそ理科の学力を問う-新しい学力を育成する視点-』,東洋館出版社,2011,3990円. 
授業で使用する
メディア・機器等
 
【詳細情報】 テキスト,配付資料,音声教材,映像(ビデオ/PC/その他画像資料) 
授業で取り入れる
学習手法
 
予習・復習への
アドバイス
本授業ではMicrosoft Teamsを活用する。
提示される資料などをもとに、各国・地域の科学教育についての予習を必要とする。
不明な点は講義において質問し、理解を深めること。 
履修上の注意
受講条件等
教科又は教職に関する科目 
成績評価の基準等 発表30点,授業への取り組み30点,最終課題レポート40点の結果を総合して評価する。観点の詳細は授業時に示す。 
実務経験  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
 
メッセージ  
その他 資料配布や出席課題等でTeamsを利用しますので、ノートPCを持参してください。 
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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