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年度 2023年度 開講部局 教育学部
講義コード CC112822 科目区分 教職専門科目
授業科目名 初等家庭
授業科目名
(フリガナ)
ショトウカテイ
英文授業科目名 Home Economics for the Elementary School
担当教員名 冨永 美穂子,今川 真治,村上 かおり,鈴木 明子
担当教員名
(フリガナ)
トミナガ ミホコ,イマカワ シンジ,ムラカミ カオリ,スズキ アキコ
開講キャンパス 東広島 開設期 1年次生   後期   セメスター(後期)
曜日・時限・講義室 (後) 金7-8:教K201
授業の方法 講義 授業の方法
【詳細情報】
 
講義中心,作業,PC必携,第3タームは原則として対面で行いますが,制限等により授業形態を変更しますので,各回の担当教員の指示に従ってください. 
単位 2.0 週時間   使用言語 J : 日本語
学習の段階 2 : 初級レベル
学問分野(分野) 24 : 社会科学
学問分野(分科) 08 : 教科教育学
対象学生 第一類学生
授業のキーワード SDG_03, 11, 衣生活,食生活,住生活,消費者,家族,家庭科教育 
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
(学部生対象科目のみ)
専門基礎科目 
到達度評価
の評価項目
(学部生対象科目のみ)
初等教育教員養成プログラム
(知識・理解)
・小学校における教科指導および教科横断的な学習指導の理論と方法に関する基本的な知識が身に付いている 
授業の目標・概要等 小学校における家庭科を指導するために必要な学習内容や教材(学習材)に関する基礎的・基本的な知識および技能を習得し,それらの原理や背景を理解する。 
授業計画 家庭科の5分野について学習する。
各分野の授業での順番については,第1回のガイダンス(冨永美穂子)で説明する。
5分野の授業計画は,次のとおりである。最終回に5分野の捉え方について説明する。
衣生活分野(村上かおり)
 第1回 小学校家庭科衣生活分野の学習内容について,衣服の働き
 第2回 生活を豊かにするための布を用いた製作計画,手縫いの基礎
 第3回 衣服の手入れ,ミシン縫いの理解,用具の安全な取扱い
食生活分野(冨永美穂子)
  第1回 小学校家庭科食生活分野の学習内容について
 第2回 食事の役割,栄養を考えた食事
 第3回 調理器具の安全な取り扱い,調理の基礎
 第4回 栄養と楽しさ,おいしさを考えた食事の計画
住生活分野(竹下浩子:非常勤)
 第1回 小学校家庭科住生活分野の学習内容について
 第2回 住まいの働きと快適な住まい方
消費生活・環境分野
  第1回 現代の消費生活と消費者(冨永美穂子,ゲストティーチャー)
 第2回 消費生活と環境の内容構成と消費者教育について 
                     (梶山曜子:非常勤)
家庭生活分野(今川真治)
 第1回 小学校家庭科における家族の捉え方   
 第2回 少子社会における家族の形成と家族関係

まとめ(鈴木明子) 
 小学校家庭科の内容構成と生活の営みに係る見方・考え方  
教科書・参考書等 「わたしたちの家庭科 小学校5・6」(開隆堂)
必要に応じてプリント等を配布する。
 
授業で使用する
メディア・機器等
 
【詳細情報】 配布資料,音声教材,映像 
授業で取り入れる
学習手法
 
予習・復習への
アドバイス
第1回 ガイダンスを行う。
衣生活分野
 第1回(予習)普段の衣生活をふりかえり,なぜ衣服を着用するのか考える。
    (復習)これまでの家庭科教育における衣生活の学習内容から,小学校で学ぶ衣生活を学ぶ意義を理解する。
 第2回(予習)手縫いに関する知識・技能を確認し,身の回りの布を用いて製作された物のつくりについて考える。
    (復習)布を用いて物を製作し,布に関する知識や技術を,衣生活で活用する能力について理解する。         
 第3回(予習)衣服の手入れに関する知識・技能を確認しておく。ミシンの仕組みも確認しておく。
    (復習)衣服の手入れを実践し,衣生活で活用する姿勢を習得する。裁縫道具の取扱いも理解する。
食生活分野
 第1回(予習)これまでの家庭科食生活分野の学習内容について考える。
    (復習)小学校家庭科食生活分野の学習内容を学ぶ意義を理解する。
 第2回(予習)これまでの自分自身の食事内容を振り返る。
    (復習)よりよい食事のポイントを整理する。
 第3回(予習)調理を行う上での留意事項を考える。
    (復習)基本的な非加熱・加熱調理操作を習得する。
 第4回(予習)栄養バランスを考えた,楽しい,おいしい食事について考える。
    (復習)栄養とおいしさを考慮し,小学生が喜ぶ一食分の献立を考え,実践する。
住生活分野
 第1回(予習)現在の自分の住まい,住まい方をふりかえり,課題について考える。
    (復習)家庭科教育における住生活分野の学習内容を理解し,快適な住まい方について考える。
 第2回(予習)住まいの働き,季節の変化に合わせた生活について考える。
    (復習)住まいの働き,季節の変化に合わせた生活を理解し,快適な住まい方について考える。 
消費生活・環境分野
 第1回(予習)消費者は,日頃どのような消費行動を行っており,社会全体に対してどのような影響力を持っているかを考えておく。
    (復習)消費生活に関して,小学生にどのようなことを教える必要があり,どのような内容の授業にすると効果的かを具体的に考えてみる。
 第2回(予習)自分の小学校時代の消費行動を振り返る。
    (復習)消費生活と環境の学習内容を理解し,具体的な授業案を考える。 
家庭生活分野    
 第1回(予習)自分自身の家族や家族構成員について明確なイメージを形成してみる。
    (復習)授業を通じて,現在の自分がどのようにしてそのような自分となってきたかを問い直す。
   第2回(予習)自分自身が将来親になることについて,具体的なイメージを作ってみる。
    (復習)将来も続く少子社会における,小学校教員の役割について考えてみる。
まとめ 小学校家庭科の内容構成と生活の営みに係る見方・考え方
    (予習)これまでの5分野の内容を振り返る。
    (復習)小学校家庭科の内容構成について,教科目標に照らして,総合的な視点で考える。
 
履修上の注意
受講条件等
 
成績評価の基準等 5分野それぞれについて,レポートあるいは試験によりそれぞれの分野での評価を行い,5分野の合計点で最終的な評価を行う。各分野の配点については,1回目のガイダンスで説明する。 
実務経験  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
 
メッセージ  
その他   
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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