年度 |
2023年度 |
開講部局 |
総合科学部総合科学科 |
講義コード |
ANN37001 |
科目区分 |
専門教育科目 |
授業科目名 |
自然環境野外実習・同講義 |
授業科目名 (フリガナ) |
シゼンカンキョウヤガイジッシュウ・ドウコウギ |
英文授業科目名 |
Lecture and Field Work In Natural Environment |
担当教員名 |
横山 正,山田 俊弘,中林 雅,齋藤 光代,小澤 久,石田 卓也 |
担当教員名 (フリガナ) |
ヨコヤマ タダシ,ヤマダ トシヒロ,ナカバヤシ ミヤビ,サイトウ ミツヨ,オザワ ヒサシ,イシダ タクヤ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
2年次生 前期 集中 |
曜日・時限・講義室 |
(集) 集中:担当教員の指定による,総H206 |
授業の方法 |
講義・実習 |
授業の方法 【詳細情報】 |
|
野外実習、観測、登山 |
単位 |
2.0 |
週時間 |
|
使用言語 |
B
:
日本語・英語 |
学習の段階 |
2
:
初級レベル
|
学問分野(分野) |
25
:
理工学 |
学問分野(分科) |
03
:
自然環境 |
対象学生 |
2年次生以上 |
授業のキーワード |
地層、岩石、土壌、大気、気象、森林、植物、動物 |
教職専門科目 |
|
教科専門科目 |
|
プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | 自然環境に関わる要素(地層、岩石、土壌、大気、気象、森林、植物、動物)などに関する野外調査方法を身につける。 |
---|
到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | 総合科学プログラム (知識・理解) ・当該の個別学問体系の重要性と特性、基本となる理論的枠組みへの知識・理解 ・個別学問体系の密接な相互関係とその重要性を認識するうえでの必要な知識・理解 (能力・技能) ・個別学問体系に関する多様な情報源から必要な文献資料やデータを収集・解析する能力・技能 ・課題の考察のために必要な理論・方法を特定する能力・技能 |
授業の目標・概要等 |
自然・環境をまずは野外で体験すること、また、野外でのものの見方、データ取得や試料収集の方法を学び、実践すること通じて、今後自然環境に関して専門的内容を学んでいく上で基礎となる知識・理解を深めることを目的とする。 今回は広島県の鷹ノ巣山、中央森林公園、黒地の浜、野呂山等での実習を予定している。鷹ノ巣山では、山頂周辺のブナの群生を含む多様な植物や、動物が見られる。登山・山麓散策を通して、動植物の調査法を学ぶ。広島県には花崗岩類およびそれらの風化物(マサ)が広く分布している。中央森林公園では風化状態が異なる花崗岩類を観察し、風化の進み方を理解する。黒地の浜では、地層・岩石・鉱物の観察を通して、地質調査の基礎を学ぶ。野呂山(標高893 m)では、海面~山頂周辺の数カ所で長波放射量を測定して高度変化を調べ、大気のエネルギー収支に対する理解を深める。 |
授業計画 |
第1日目(9月22日(金))広島大学内 ・事前講義、安全教育 ・ルートマッピング -歩測、クリノメーターを用いた実習
第2日目(9月23日(土))バス利用・日帰り ・鷹ノ巣山登山、実習 -植物・動物の観察、調査方法に関する実習
第3日目(9月24日(日))バス利用・日帰り ・中央森林公園、実習 - マサ、コアストーンの観察 ・黒地の浜、実習 - 礫岩、砂岩、泥岩、凝灰岩の観察 - 地層の走向・傾斜の測定、地下構造の推定 - 変成作用で生成した鉱物の観察
第4日目(9月25日(月))バス利用・日帰り ・野呂山(一部登山)、周辺地域において実習 - 長波放射量の高度変化の測定 - 地質、岩石の観察
天候、感染症対策、その他の状況によって、実習計画が変更になる場合がある。 ※事前ガイダンスについて 下記日程でガイダンスを行います。第1ターム、第2タームのどちらの履修手続期間に登録の場合でも(登録を検討中でも)、必ずどちらかの日のガイダンスに参加してください。 日時: 6月8日(木) 16:20-17:00 ; 6月9日(金) 12:05-12:45 場所:総合科学部学生実験棟(H)2F H206 (地学実験室)
実習後にレポート提出(別途指示あり) |
教科書・参考書等 |
日本の植生(保育社) 森林生態学(東京化学同人、日本生態学会編) 大山・蒜山の花(安原 修次 (著)、2005/11 ほおずき書籍) 森林立地調査法(博友社) 一般気象学(東京大学出版会,小倉) 改訂版 視覚でとらえるフォトサイエンス 地学図録(数研出版) 地質調査と地質図(坂 幸恭(著)、朝倉書店) |
授業で使用する メディア・機器等 |
|
【詳細情報】 |
配付資料、クリノメーターなど実習で用いる器具類、データ解析用PC |
授業で取り入れる 学習手法 |
|
予習・復習への アドバイス |
実習中に行った作業や取得したデータの詳細を記録しておいて、しっかりとした実習レポートを作成すること。 |
履修上の注意 受講条件等 |
野外での活動が主なので、それに適した準備を要する(履修登録後に別途指示)。
参加希望者多数の場合は抽選になる可能性がある。
実習期間:9月22日(金)-25日(月) (全日程日帰り) 実習に参加の可能性がある学生は必ず事前ガイダンス(詳細は上記参照)に参加してください。 |
成績評価の基準等 |
実習参加、それぞれの日の内容に関して課されるレポート提出が必須。評価は実習中の取組姿勢、およびレポートの内容により行う。 |
実務経験 |
|
実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
|
メッセージ |
|
その他 |
|
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |