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年度 2022年度 開講部局 人間社会科学研究科博士課程前期人文社会科学専攻人間総合科学プログラム
講義コード WMJ31801 科目区分 専門的教育科目
授業科目名 ヒロシマ平和学
授業科目名
(フリガナ)
ヒロシマヘイワガク
英文授業科目名 Hiroshima Peace Studies
担当教員名 水羽 信男,丸田 孝志,中村 江里
担当教員名
(フリガナ)
ミズハ ノブオ,マルタ タカシ,ナカムラ エリ
開講キャンパス 東広島 開設期 1年次生   後期   3ターム
曜日・時限・講義室 (3T) 月5-8:総K106
授業の方法 講義 授業の方法
【詳細情報】
 
講義中心、板書多用、ディスカッション.現在のところ対面を原則としていますが、COVID-19の感染状況によっては、オンライン(同時層報告型)の併用もあります.講義用資料はBb9で配付します. 
単位 2.0 週時間   使用言語 J : 日本語
学習の段階 1 : 入門レベル
学問分野(分野) 23 : 人文学
学問分野(分科) 07 : 史学
対象学生 学ぶ熱意のある学生
授業のキーワード 広島とヒロシマ アジア史 平和都市 核兵器 核の平和利用 
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
 
到達度評価
の評価項目
 
授業の目標・概要等 本講義の目的は、平和を総合的に理解するために、広島という具体的な「場」に着目し、この街がやがてカタカナ書きで表記されるに至る歴史過程とその意味を、アジア史の文脈のなかで理解することである。そのことを通じて、これまで、さまざまに語られてきた平和や「ヒロシマ」について、政治的立場の違いや感情論から論じるのではなく、学問的な方法論に基づき理解し、議論できる能力の獲得を目指す。 
授業計画 第1回 導入 (水羽・中村) *括弧内は担当者
第2回 明治維新以後の広島 (水羽)
第3回 大正デモクラシーと広島 (水羽)
第4回 昭和モダンと広島 (水羽)
第5回 アジア近代史における広島の位置 (水羽)
第6回 米国による原子爆弾の投下の目的 (水羽)
第7回 被爆の実相と被爆後の生活 (中村)
第8回 平和都市・広島の形成 (中村)
第9回 生存者たちの沈黙・証言・運動 (中村)
第10回 冷戦と「原子力の平和利用」 (中村)
第11回 アジアから考える広島の被爆 (水羽)
第12回 文学作品を通じて考える広島 (水羽)
第13回 平和記念公園の「聖地」化 (中村)
第14回 被爆体験の歴史化 (中村)
第15回 受講生と教員とによる総括的討論 (水羽 中村)

レポートなどの提出はBb9を使う予定です. 
教科書・参考書等 教科書として配布したプリンを使用する.以下、参考書.
宇吹暁『ヒロシマ戦後史―被爆体験はどう受けとめられてきたか』岩波書店、2014年.
ラン・ツヴァイゲンバーグ著、若尾祐司ほか訳『ヒロシマ―グローバルな記憶文化の形成』名古屋大学出版会、2020年.
浜日出夫・有末賢・竹村英樹編著『被爆者調査を読む』慶應義塾大学出版会、2013年.
福間良明『「戦跡」の戦後史』岩波書店、2015年.
米山リサ著、小沢弘明ほか訳『広島記憶のポリティクス』岩波書店、2005年.
布川弘『〈近代都市〉広島の形成』吉川弘文館、2018年.
水羽信男『ヒロシマ平和学を問う』丸善出版、2021年.
 
授業で使用する
メディア・機器等
 
【詳細情報】 テキスト、配付資料、映像(ビデオ/PC/その他画像資料) 
授業で取り入れる
学習手法
 
予習・復習への
アドバイス
第1回 授業のねらいを理解しよう。
第2回 近代都市広島の特質を理解しよう。
第3回 原爆前の広島の実相を理解しましょう。
第4回 日中戦争への道を広島に即して理解しましょう。
第5回 アジア史という視座について考えましょう。
第6回 なぜアメリカ合衆国は原爆を投下したのか考えましょう。
第7回 様々な被爆者の被害の実相と戦後の状況について調べてみよう.
第8回 戦後の都市計画や追悼・記念儀式において,被爆がどのように意味づけられたのかを理解しよう。
第9回 原爆を生き延びた人々の様々な選択について考えてみよう。
第10回 戦後日本の経済復興と反核・平和運動を,アジアの冷戦の中で考えてみよう。
第11回 アジアの側から広島と核兵器の問題について多角的に考えてみましょう。
第12回 広島をめぐる文学表象の政治的意味を読み解く努力をしてみましょう。
第13回 「ヒロシマ」をめぐる記憶の政治性や,それがどのような歴史的・社会的力学によって構築されたのか,課題文献を読んで考えよう。
第14回 戦争の非体験者による原爆の記憶の継承について,課題文献を読んで考えよう。
第15回 授業の内容を自分なりにまとめてみましょう。 
履修上の注意
受講条件等
特にありません。 
成績評価の基準等 中村担当分:小課題(25点)、レポート(25点)
水羽担当分:小テスト(25点)・レポート(25点) 
実務経験  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
 
メッセージ 大学院レベルにふさわしい内容のものにしたいと思います。受講生の積極的な参加を求めます。 
その他   
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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