年度 |
2022年度 |
開講部局 |
人間社会科学研究科博士課程前期人文社会科学専攻人間総合科学プログラム |
講義コード |
WMJ01001 |
科目区分 |
専門的教育科目 |
授業科目名 |
比較認知論 |
授業科目名 (フリガナ) |
ヒカクニンチロン |
英文授業科目名 |
Comparative Cognition |
担当教員名 |
坂田 省吾,小川 景子 |
担当教員名 (フリガナ) |
サカタ ショウゴ,オガワ ケイコ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
1年次生 後期 4ターム |
曜日・時限・講義室 |
(4T) 金5-8:総K206 |
授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
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講義中心,討論 |
単位 |
2.0 |
週時間 |
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使用言語 |
J
:
日本語 |
学習の段階 |
5
:
大学院基礎的レベル
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学問分野(分野) |
24
:
社会科学 |
学問分野(分科) |
06
:
心理学 |
対象学生 |
人間社会科学研究科大学院生 |
授業のキーワード |
時間,環境,心理学,学習,比較,認知科学,リズム,時間知覚 |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ | |
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到達度評価 の評価項目 | |
授業の目標・概要等 |
生体が生きていく上で時間軸は重要であり,動物にとって時間処理能力は必須のものであると考えられる。この授業では動物行動の時間的側面に焦点をあて,短い時間知覚から生命のリズム現象まで広い範囲を対象として,行動科学の方法論上に立脚して比較認知論を講義する。概日リズムを代表とする長いリズム成分と,短い時間知覚についてはピーク法を代表とするオペラントの手法を解説し,行動のスカラー特性についても論じる。また心理学的観点から主観的な時間の感じ方に焦点をあて,時間心理学的考察ができるようになることを比較認知論の目標とする。 |
授業計画 |
動物の生理心理学的研究は、脳と行動の関係を知るための研究上の利点を多く持っている。環境からの刺激が生体の行動変容に及ぼす影響について,環境における脳と行動の関係について時間軸を中心に比較認知論について論じる。
第1回 授業概要,ガイダンス
第2回から第5回 Learning and Motivation の特集号から研究紹介
第6回から第8回 比較認知と時間について 特にScalar Timingについて
第9回から第10回 神経科学と比較認知論
第11回から第12回 比較認知と記憶について Comparative Cognition and Memory
第13回から第14回 神経発火とTiming 比較認知について
第15回 比較認知論のまとめ |
教科書・参考書等 |
Meck, WH. Functional and neural mechanisms of interval timing. CRC Press 2003 脳と時間 ディーン・ヴォノマーノ著 村上郁也訳 森北出版 2018 |
授業で使用する メディア・機器等 |
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【詳細情報】 |
テキスト,配付資料,映像(ビデオ/PC/その他画像資料) |
授業で取り入れる 学習手法 |
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予習・復習への アドバイス |
比較認知についていつも考えるようにしよう。自分の専門分野との関わりで比較認知がどのように関係してくるのか考えよう。 |
履修上の注意 受講条件等 |
授業を欠席する場合には必ず前もって連絡をすること |
成績評価の基準等 |
レポート70%(程度)および授業への参加態度30%(程度)により総合的に評価する。 |
実務経験 |
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
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メッセージ |
積極的な姿勢での参加を望む |
その他 |
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すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |