年度 |
2022年度 |
開講部局 |
統合生命科学研究科博士課程前期 |
講義コード |
WC204100 |
科目区分 |
専門的教育科目 |
授業科目名 |
応用動物生命科学I |
授業科目名 (フリガナ) |
オウヨウドウブツセイメイカガクイチ |
英文授業科目名 |
Animal Life Science I |
担当教員名 |
西堀 正英,堀内 浩幸,島田 昌之 |
担当教員名 (フリガナ) |
ニシボリ マサヒデ,ホリウチ ヒロユキ,シマダ マサユキ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
1年次生 前期 2ターム |
曜日・時限・講義室 |
(2T) 集中 |
授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
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講義中心 |
単位 |
2.0 |
週時間 |
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使用言語 |
B
:
日本語・英語 |
学習の段階 |
5
:
大学院基礎的レベル
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学問分野(分野) |
26
:
生物・生命科学 |
学問分野(分科) |
01
:
農学 |
対象学生 |
統合生命科学研究科博士課程前期,医系科学研究科博士課程 |
授業のキーワード |
生殖分泌学,幹細胞科学,動物免疫学,動物遺伝学 |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ | 哺乳類の配偶子形成と受精機構を分子生物学的,内分泌学的に,また多能性幹細胞と抗体の基礎と応用を理解し,動物生命科学領域で実践的に応答・活用できる能力を身につける.さらに動物遺伝・動物進化学および分子遺伝学的解析手法の基礎知識を取得し,それを動物生命科学領域で実践的に応答・活用できる能力を身につける |
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到達度評価 の評価項目 | |
授業の目標・概要等 |
・動物遺伝・動物進化学および分子遺伝学的解析手法について,シラバスに沿った事前学習項目・課題を提示し,課題に対して主体的な学修形式で授業を展開し,それらをレポートとして提出する(西堀) ・哺乳類の配偶子形成と受精について,細胞レベルだけでなく個体レベルで理解できるように講義を展開し,理解を深めるために,学生が課題を発表する双方向授業を行う(島田) ・多能性幹細胞と抗体の基礎と応用に関して,授業計画に記載された内容にそって学生と討論形式で授業を展開し,その内容を板書・ノートにまとめていく(堀内) |
授業計画 |
第1回:動物の形質における遺伝様式:質的形質の遺伝(担当:西堀) 第2回:動物の形質における遺伝様式:量的形質の遺伝(担当:西堀) 第3回:動物の(突然)変異と遺伝様式,その分子遺伝機構(担当:西堀) 第4回:動物の分子遺伝学的解析手法の原理とその利活用(担当:西堀) 第5回:動物の分子進化と分子系統(担当:西堀) 第6回:精子形成と精子機能:精子形成の減数分裂と変態,精子の運動メカニズムと精液との関係(担当:島田)
第7回:卵巣~卵胞形成と排卵機構~:卵胞形成,その発達,排卵の分子生物学的機構(担当:島田) 第8回:卵の減数分裂:減数分裂進行を制御する生理活性因子と卵内のシグナル伝達機構(担当:島田)
第9回:受精:卵管内の精子誘因メカニズムと卵および精子の受精能(担当:島田) 第10回:加齢と妊孕性:加齢に伴う妊孕性低下の原因とその予防法 (担当:島田) 第11回:多能性幹細胞の基礎:多能性幹細胞の種類,成立ち,多能性維持機構(担当:堀内) 第12回:多能性幹細胞の応用:遺伝子改変(組換え技術,ゲノム編集),再生医療(担当:堀内) 第13回:抗体の基礎:抗体の分子構造,多様性獲得機構(担当:堀内) 第14回:抗体の応用:アレルギー,ワクチン,抗体医薬(担当:堀内) 第15回:抗体の作出方法:モノクローナル抗体,ポリクローナル抗体,精製方法(担当:堀内)
課題レポート提出を行う
指定テキストは使用しないが,自ら主体的に学修してほしい。 |
教科書・参考書等 |
参考書・参考資料等 ・Knobil and Neill’s Physiology of Reproduction (Academic Press), ・Oocyte Physiology and Development in Domestic Animals (Wiley-Blackwell) ・Immunobiology (eds: Charles A.,Jr. Janeway et al., garlandscience) ・VETERINARY Immunology An Introduction 7th editon (eds: Ian R. Tizard PhD BSc BVMS, Saunders) ・イラストでみる獣医免疫学—免疫疾患の仕組みから治療まで(インターズー出版) ・Developmental Biology (eds: Scott F. Gilbert, SINAUER) ・Campbell Essential Biology 6th edition (ISBN-13: 978-0133917789) |
授業で使用する メディア・機器等 |
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【詳細情報】 |
PowerPoint,配付資料,映像(PC) |
授業で取り入れる 学習手法 |
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予習・復習への アドバイス |
第1-5回:Campbell Essential Biology 6th editionにおける動物の遺伝および進化についての項目およびキーワードについて予習しておくこと。 第6-10回:減数分裂について予習しておくこと 第11-15回:学部レベルでの幹細胞と抗体の基礎知識を予習しておくこと。 |
履修上の注意 受講条件等 |
特になし |
成績評価の基準等 |
平常および質疑応答:20点 レポート:80点 |
実務経験 |
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
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メッセージ |
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その他 |
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すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |