年度 |
2022年度 |
開講部局 |
統合生命科学研究科博士課程前期 |
講義コード |
WC203100 |
科目区分 |
専門的教育科目 |
授業科目名 |
食品衛生微生物学I |
授業科目名 (フリガナ) |
ショクヒンエイセイビセイブツガクイチ |
英文授業科目名 |
Microbiology for Food Safety I |
担当教員名 |
島本 整,中山 達哉 |
担当教員名 (フリガナ) |
シマモト タダシ,ナカヤマ タツヤ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
1年次生 前期 1ターム |
曜日・時限・講義室 |
(1T) 集中:オンライン |
授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
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講義および学生の発表 |
単位 |
2.0 |
週時間 |
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使用言語 |
B
:
日本語・英語 |
学習の段階 |
6
:
大学院専門的レベル
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学問分野(分野) |
26
:
生物・生命科学 |
学問分野(分科) |
01
:
農学 |
対象学生 |
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授業のキーワード |
食の安全,感染と発症,食中毒細菌,細菌毒素,病原因子,遺伝子発現制御,二成分制御系,クオラムセンシング,可動性遺伝因子 keywords:food safety, infection, foodbornr bacterial pathogens, bacterial toxin, pathogenic factors, regulation of gene expression, two component regulatory system, quorum sensing, mobile genetic elements |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ | |
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到達度評価 の評価項目 | |
授業の目標・概要等 |
食品の微生物学的安全性確保に必要な知識,技術,考え方を習得する。 1)食中毒細菌の生存や増殖に関わる特性や病原因子についての理解を深める。 2)食品衛生にとって重要な食中毒起因菌における病原性発現のメカニズムを遺伝子面より理解することを目指す。 最終的に食品微生物に関する知識・技術が,食の安全の確立にどのような形で貢献できるのか考究する。 |
授業計画 |
第1回【中山担当】 病原微生物による感染と発症(総論) 第2回【中山担当】 食中毒の種類と発生動向 第3回【中山担当】 グラム陽性菌とグラム陰性菌 第4回【中山担当】 グラム陰性菌による食中毒 第5回【中山担当】 グラム陽性菌およびノロウイルスによる食中毒 第6回【中山担当】 食品微生物分野における国際共同研究 第7回【中山担当】 新型コロナウイルスと食品 第8回【島本担当】 細菌の細胞内情報伝達機構(走化性) 第9回【島本担当】 細菌の細胞内情報伝達機構(二成分制御系) 第10回【島本担当】 細菌の細胞内情報伝達機構(Phosphorelay) 第11回【島本担当】 細菌の細胞外情報伝達機構(Phosphorelay) 第12回【島本担当】 食中毒細菌の病原性関連遺伝子(Quorum sensing) 第13回【島本担当】 食中毒細菌の病原性関連遺伝子(Pathogenicity island) 第14回【島本担当】 食中毒細菌の病原性関連遺伝子(Host-pathogen interaction) 第15回【島本担当】 食中毒細菌の病原性関連遺伝子(Host-pathogen interaction)
筆記試験は行わない |
教科書・参考書等 |
プリントを配付する (Bb9)。 |
授業で使用する メディア・機器等 |
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【詳細情報】 |
Bb9 (配付資料,PowerPoint) |
授業で取り入れる 学習手法 |
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予習・復習への アドバイス |
第1回-第7回:講義の中でアドバイスする。 第8回-第15回:講義の中でアドバイスする。 |
履修上の注意 受講条件等 |
食の安全や微生物の病原性や遺伝子に関心があれば、とくに問いません。 |
成績評価の基準等 |
課題(100点)の内容により評価する。【中山】 課題(100点)の内容により評価する。【島本】 |
実務経験 |
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
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メッセージ |
1) 食の安全に関する最新情報を提供します。また、学部の「食品衛生学」では深く触れることのできなかった食中毒細菌の病原因子や遺伝子についての理解を深めます。 2) この講義は,希望があれば英語で行います。 |
その他 |
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すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |