年度 |
2022年度 |
開講部局 |
教養教育 |
講義コード |
66121001 |
科目区分 |
領域科目 |
授業科目名 |
技術史B |
授業科目名 (フリガナ) |
ギジユツシB |
英文授業科目名 |
History of TechnologyB |
担当教員名 |
市川 浩 |
担当教員名 (フリガナ) |
イチカワ ヒロシ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
1年次生 後期 4ターム |
曜日・時限・講義室 |
(4T) 金5-8:総K202 |
授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
|
講義形式:講義中心(パワー・ポイント利用).『資料集』を利用する.ビデオ(約10本×各10分程度)と接写カメラを多用する.状況によってはオンラインで開催される場合もある. |
単位 |
2.0 |
週時間 |
|
使用言語 |
J
:
日本語 |
学習の段階 |
1
:
入門レベル
|
学問分野(分野) |
23
:
人文学 |
学問分野(分科) |
08
:
科学史・技術史 |
対象学生 |
2セメ |
授業のキーワード |
・技術 ・現代 ・独占資本主義 ・戦争 ・公害 |
教職専門科目 |
|
教科専門科目 |
|
教養教育での この授業の位置づけ | 理系・文系を問わず,現代社会に生活しているものとして,経済生活,環境問題,戦争や事故などに直結する技術の諸問題は,現代探求の重要な課題である.本講義は歴史のなかの技術の発達と社会との関わりを検討することによって,技術の諸問題を社会事象としてとらえる眼を養うものである. |
---|
学習の成果 | |
授業の目標・概要等 |
本講義では、産業革命から今日までの電気技術の発展を軸に、原子力発電、エレクトロニクス等、20世紀における現代技術の壮大な展開について解説し、そのもつ問題点を明らかにする。 |
授業計画 |
1. ガイダンス 電気の時代: 1,電気照明、発電機の登場と改良 2. 電気の時代: 2,「交直論争」と大電力系統の時代 電気の時代: 3,火力発電技術と環境問題 3. 原子力の時代:1,原子力エネルギーと原爆の構想 原子力の時代:2,「マンハッタン計画」の実像 4. 原子力の時代:3,原子力発電技術の形成と展開 1. -アメリカにおける軽水炉の開発- 原子力の時代:4,原子力発電技術の形成と展開 2. -日本への導入と展開- 5. 原子力の時代:5,原子力発電技術の形成と展開 3. -旧ソ連邦における黒鉛チャンネル炉の開発- 情報化の時代:1,電信 6. 情報化の時代:2,電話/無線通信とマルコーニ社 情報化の時代:3,真空管からトランジスターへ 7. 情報化の時代:4,ICと「ハイテク汚染」 情報化の時代:5,コンピュータと軍産複合体 15. 総括
※期末試験を実施する.レポートは課さない.
※前期には「技術史A」を開講している.
|
教科書・参考書等 |
図版資料を『資料集』として頒布する.その他,教科書,参考書は用いない. |
授業で使用する メディア・機器等 |
|
【詳細情報】 |
Bb-9に各回の授業レジュメを掲示する.各回ごとに『資料集』の図版資料を利用するほか,パワー・ポイント,DVD映像,VHS映像、接写カメラによる実物提示を他用する. |
授業で取り入れる 学習手法 |
|
予習・復習への アドバイス |
Bb-9に掲示される各回の授業レジュメを学習に役立てること.『資料集』にある参考文献に眼を通すこと. |
履修上の注意 受講条件等 |
とくになし. |
成績評価の基準等 |
期末試験により評価する. 授業中になんどか配布するコミュニケーション・カードの提出状況、応答ぶりを勘案する場合もある. |
実務経験 |
|
実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
|
メッセージ |
「複合領域」という分野区分がなくなり,やむをえず「人文学」に分類されることとなったが,文理いずれの学生も関心があれば聞きにきていただきたい. |
その他 |
http://hiroshima-u.ac.jp/ichikawa/ |
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |