年度 |
2022年度 |
開講部局 |
教養教育 |
講義コード |
61010002 |
科目区分 |
領域科目 |
授業科目名 |
哲学A |
授業科目名 (フリガナ) |
テツガクA |
英文授業科目名 |
PhilosophyA |
担当教員名 |
笠木 雅史 |
担当教員名 (フリガナ) |
カサキ マサシ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
1年次生 前期 1ターム |
曜日・時限・講義室 |
(1T) 月1-4:総K204 |
授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
|
講義、質疑応答
対面で授業を行う予定だが、コロナ状況によってはオンラインに切り替えることもありうる。オンラインで行う場合は、Microsoft Teamsを使用する。 |
単位 |
2.0 |
週時間 |
|
使用言語 |
E
:
英語 |
学習の段階 |
1
:
入門レベル
|
学問分野(分野) |
23
:
人文学 |
学問分野(分科) |
01
:
哲学 |
対象学生 |
|
授業のキーワード |
哲学, 認識論, 知識, 合理性, 懐疑論 |
教職専門科目 |
|
教科専門科目 |
|
教養教育での この授業の位置づけ | |
---|
学習の成果 | |
授業の目標・概要等 |
哲学の一分野である認識論を中心に、哲学をどのように行うのかを学習する。認識論は、「どのようにして知識を獲得するのか」、「合理的な信念とはどのようなものか」といった知識や合理性などの認識に関する諸現象・諸問題を探求する分野である。こうした問題について考えるための基礎理論を学習するとともに、自分で考えるという実践を行う。 |
授業計画 |
第1回 イントロダクション:哲学とはどのような学問なのか 第2回 さまざまなタイプの知識:知識と正しい見解を持つことはどのように異なるのか 第3回 知識の価値:なぜ知識は重要なのか 第4回 知識の定義:知識とはどのようなものか 第5回 知識の構造:信念を正当なものにするのは何か 第6回 合理性:合理的な信念とはどのようなものか 第7回 能力と知識:どのような能力が知識を生み出すのか 第8回 知覚的知識:知覚はどのようにして知識を生み出すのか 第9回 証言による知識と記憶による知識:証言はどのように知識を伝達するのか、記憶はどのように知識を維持するのか 第10回 アプリオリな知識と推論:アプリオリな知識とはどのようなものか 第11回 帰納の問題:帰納的推論は結論を正当なものとするか 第12回 他者の心についての懐疑論:他者の心について知ることができるのか 第13回 徹底的懐疑論:そもそも何かを知ることはできるのか 第14回 科学的知識:科学と疑似科学はどのように異なるのか 第15回 真理と客観性:真理は客観的なものか、相対的なものか
小レポート課題を2回実施します。
事前に教科書の指定箇所を読んだ上で授業に参加してください。小レポート作成の際には、別途配布するレポートの書き方ガイドに従うこと。 |
教科書・参考書等 |
Pritchard, Duncan. (2018) What Is This Thing Called Knowledge?, 4th Edition. Routledge. |
授業で使用する メディア・機器等 |
|
【詳細情報】 |
授業は主に英語で行います。教科書以外にハンドアウトをオンラインで配布します。受講前には教科書の指定箇所を読んだ上で、ハンドアウトをダウンロードしたり、印刷しておいてください。授業内課題の提出はMicrsoft Formsを使って行います。教室にパソコンを持参するなどして、提出できるようにしてください。 |
授業で取り入れる 学習手法 |
|
予習・復習への アドバイス |
まず自分で教科書を読んでみてください。わからない箇所がある場合は、授業中にいつでも質問してください。テキストには理解を確認したり、さらに考えるための練習問題が付いています。復習の際はこの練習問題を自分で解いてみてください。練習問題についても次回の授業中に質問してかまいません。
また、授業中に関連する図書やビデオなどを紹介します。これらも是非予習、復習に活用してください。 |
履修上の注意 受講条件等 |
|
成績評価の基準等 |
毎回授業中に簡単な授業内課題を課し、その回答を提出することで出席点を付けます(7回×7%=49%)。また、小レポート課題2回(26%と25%)を課します。 |
実務経験 |
|
実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
|
メッセージ |
授業内の質問を歓迎します。どんなことでもよいので、積極的に質問してください。 |
その他 |
|
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |