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年度 2022年度 開講部局 教養教育
講義コード 11038001 科目区分 平和科目
授業科目名 広島から考える戦争・平和・ジェンダー
授業科目名
(フリガナ)
ヒロシマカラカンガエルセンソウ・ヘイワ・ジェンダー
英文授業科目名 War, Peace, and Gender in Hiroshima
担当教員名 中村 江里
担当教員名
(フリガナ)
ナカムラ エリ
開講キャンパス 東広島 開設期 1年次生   前期   2ターム
曜日・時限・講義室 (2T) 月1-4:オンライン
授業の方法 講義 授業の方法
【詳細情報】
 
講義中心、受講者数及び授業形式に応じてディスカッションを行うことがある。
 
単位 2.0 週時間   使用言語 J : 日本語
学習の段階 1 : 入門レベル
学問分野(分野) 23 : 人文学
学問分野(分科) 07 : 史学
対象学生
授業のキーワード 戦争/平和/原爆/被爆/ジェンダー/広島・廣島・ヒロシマ/平和の女性化/構造的暴力 
教職専門科目   教科専門科目  
教養教育での
この授業の位置づけ
 
学習の成果 
授業の目標・概要等 ◆授業の目標
(1)ジェンダーの視点から見た広島の近現代史の流れを理解できる。
(2)原爆・被爆の表象がどのようにジェンダー化されてきたのか、その構造と政治性を考察できる。
◆授業の概要
本講義では、軍都として発展し、原子爆弾による破壊と喪失を経験した後、<国際平和都市・ヒロシマ>として復興するに至るまでの広島の近現代史を、ジェンダーの視点から論じる。平和や戦争被害の表象と女性性・母性との結びつきや、それによって見えにくくなる戦争の加害の側面にも目を向け、多様な切り口から広島の戦争と平和を考察することを目指す。 
授業計画 第1回:イントロダクション:ジェンダーの視点で戦争と平和について考える
第2回:近代日本の国民統合とジェンダー(1)女性
第3回:近代日本の国民統合とジェンダー(2)男性
第4回:被害と加害の二重性
第5回:「原爆乙女」と「ヒロシマの母」
第6回:「ミス原爆」コンテストと美の政治
第7回:「原子力の平和利用」とジェンダー
第8回:反核・反原発とフェミニズム
第9回:日本軍「慰安婦」問題を考える
第10回:日本軍「慰安所」から占領軍「慰安所」へ
第11回:原爆文学とジェンダー
第12回:原爆映画と「無垢なる被害者」の表象
第13回:映像視聴
第14回:「広島・ジェンダー・『在日』資料室」について
第15回:「平和の女性化」が覆い隠すもの  
教科書・参考書等 ・参考文献
加納実紀代『ヒロシマとフクシマのあいだ』インパクト出版会、2013年。
久留島典子、長野ひろ子、長志珠絵編『歴史を読み替えるジェンダーから見た日本史』大月書店、2015年。
高雄きくえ編『被爆70年ジェンダー・フォーラムin広島「全記録」』ひろしま女性学研究所、2016年。
米山リサ著、小沢弘明ほか訳『広島記憶のポリティクス』岩波書店、2005年。
その他の参考文献は授業時に案内します。 
授業で使用する
メディア・機器等
 
【詳細情報】  
授業で取り入れる
学習手法
 
予習・復習への
アドバイス
第1回:授業の狙いを理解しよう。高校の教科書などで、日本の近現代史の流れを再度確認しておこう。
第2回:『ジェンダーから見た日本史』で「良妻賢母」に関する項目を読んでおこう。
第3回:『ジェンダーから見た日本史』で「徴兵制」に関する項目を読んでおこう。
第4回:軍都・廣島が戦争とどのように関わりを持っていたか、自分でも調べてみよう。
第5回:大衆文化における女性被爆者像はどのようなものか、色々な作品を見てみよう。
第6回:「ミスコン」にひそむ政治性について考えてみよう。
第7回:なぜ被爆国である日本が「原発大国」になったのか、そこにジェンダーがどのように関わっているのかを考えよう。
第8回:戦後日本における反核・反原発運動の広がりについてあらかじめ調べておこう。
第9回:事前に案内するウェブサイトを読んでおこう。
第10回:事前に案内するウェブサイトを読んでおこう。
第11回:様々な原爆文学をジェンダーの視点で読み直してみよう。
第12回:映画『原爆の子』『ひろしま』を見てみよう。
第13回:「被爆者」として想起されにくい人々について考えてみよう。
第14回: ひろしま女性学研究所の刊行物を読んでみよう(大学図書館にあります)。
第15回:これまで学んだことをふまえ、「平和の女性化」によって見えにくくなる問題について考えてみよう。 
履修上の注意
受講条件等
・受講者数や授業形式に応じて、授業計画に多少変更が生じることがある。
・日本近現代史の基本的な流れが頭に入っているとより理解が深まる。担当教員は日本史B(第1・4ターム)、日本現代史(第3ターム)の授業も開講しているので、必要であれば受講すること。 
成績評価の基準等 平常点:30%、平和レポート:20%、期末レポート:50%
2/3 以上の出席をしていない場合は、単位修得不可とする。 
実務経験  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
 
メッセージ  
その他 平和を考えるレポートの提出は必須課題です。レポートの提出期間は以下のとおりです。
第2ターム開講科目 --> 6月16日~6月29日
第3ターム開講科目 --> 10月10日~10月23日
第4ターム開講科目 --> 12月8日~12月21日
夜間開講科目    --> 教員の指示による
※詳細はもみじTopを参照:https://momiji.hiroshima-u.ac.jp/momiji-top/learning/kyouyou/post_1.html
【受講希望者が定員を超過したときは受講者抽選を行う可能性があります。】

 
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