年度 |
2022年度 |
開講部局 |
情報科学部 |
講義コード |
KA127001 |
科目区分 |
専門教育科目 |
授業科目名 |
ソフトウェア工学 |
授業科目名 (フリガナ) |
ソフトウェアコウガク |
英文授業科目名 |
Software Engineering |
担当教員名 |
岡村 寛之 |
担当教員名 (フリガナ) |
オカムラ ヒロユキ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
2年次生 前期 2ターム |
曜日・時限・講義室 |
(2T) 金5-8:工218 |
授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
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講義および演習 |
単位 |
2.0 |
週時間 |
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使用言語 |
B
:
日本語・英語 |
学習の段階 |
3
:
中級レベル
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学問分野(分野) |
25
:
理工学 |
学問分野(分科) |
02
:
情報科学 |
対象学生 |
2年次生 |
授業のキーワード |
ソフトウェア工学,ソフトウェア設計,オブジェクト指向モデリング,統一モデリング言語(UML),実務経験 |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ | この科目では,以下の知識,技能の習得を行う.
1.ソフトウェア開発プロセスにおける知識 2.ソフトウェア設計手法に関する知識 3.ソフトウェア設計に必要なモデリング能力の習得 |
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到達度評価 の評価項目 | 電気システム情報プログラム (能力・技能) ・電気,システム,情報分野の基礎概念,知識および手法を具体的・専門的な問題に応用する能力
情報科学プログラム (総合的な力) ・I2. 多様化,複雑化した情報社会における分野横断的な課題に対して,豊富な最先端情報技術に基づいて,最適なシステムソリューションを導く能力 |
授業の目標・概要等 |
ソフトウェアシステムが大規模化・複雑化するなかで,体系的なソフトウェア開発手法は高品質なソフトウェアを開発するための重要な要因です.この講義では,ソフトウェア工学に関わる開発体制を概説した後に,オブジェクト指向によるソフトウェア設計の演習を通じてソフトウェア開発の能力を習得することを目指します.また,ソフトウェアの設計を記述するための統一モデリング言語についても言及します. |
授業計画 |
第 1回 ソフトウェア工学概論 第 2回 ソフトウェア工学概論 第 3回 オブジェクトモデリング1 第 4回 オブジェクトモデリング1 第 5回 オブジェクトモデリング2 第 6回 オブジェクトモデリング2 第 7回 オブジェクト指向プログラミング 第 8回 オブジェクト指向プログラミング 第 9回 ソフトウェア要求・総合演習1 第10回 ソフトウェア要求・総合演習1 第11回 オブジェクト指向設計・総合演習2 第12回 オブジェクト指向設計・総合演習2 第13回 ソフトウェア品質/レビュー・総合演習3 第14回 ソフトウェア品質/レビュー・総合演習3 第15回 まとめ・総合演習4
期末試験 |
教科書・参考書等 |
教科書は指定しません.必要最小限の資料を学習支援システムを通じた電子媒体あるいは紙媒体で配布します. |
授業で使用する メディア・機器等 |
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【詳細情報】 |
Google Classroom |
授業で取り入れる 学習手法 |
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予習・復習への アドバイス |
- 第1,2回:コンピュータの誕生からソフトウェア工学の発展までの経緯を通じて,ソフトウェア工学の必要性を学びます.また,基本的なソフトウェア開発工程について概説します. - 第3〜6回:オブジェクトモデリングにおける基本的な概念学んでいきます.またオブジェクトモデリングによるソフトウェア設計を習得します. - 第7,8回:オブジェクトモデリングとオブジェクト指向言語との対応を学び,モデルからプログラミングを行う手法を習得します. - 第9,10回:ユーザの要求をまとめる手法や仕様化する手法について学びます. - 第11,12回:典型的なオブジェクトモデリングで用いられる設計パターンを学びます. - 第13,14回:ソフトウェア品質の考え方を学びます.レビュー手法について学びます. - 第15回:グループ演習でのふり返りを行います. |
履修上の注意 受講条件等 |
課題はすべて提出すること.特に一連のグループ演習(総合演習1から総合演習4)はすべて参加することが必須です. |
成績評価の基準等 |
- 期末試験,提出課題 - ソフトウェア開発における知識と,設計における考え方および技法の習得に対する達成度により評価します. - 配分は試験50点,課題50点の合計100点で評価します.試験と課題の両方が6割以上で合格です. |
実務経験 |
有り
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
ソフトウェア開発の実務経験からソフトウェア開発プロセスについての講義を行う. |
メッセージ |
積極的に,教員やTAに質問してください. |
その他 |
プログラミングについてある程度の知識を必要とします. |
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |