広島大学シラバス

シラバスTOPへ
English
年度 2022年度 開講部局 生物生産学部
講義コード L4025020 科目区分 専門教育科目
授業科目名 食料生産工程管理論
授業科目名
(フリガナ)
ショクリョウセイサンコウテイカンリロン
英文授業科目名 Food Production Process Management
担当教員名 山尾 政博,細野 賢治
担当教員名
(フリガナ)
ヤマオ マサヒロ,ホソノ ケンジ
開講キャンパス 東広島 開設期 3年次生   前期   集中
曜日・時限・講義室 (集) 集中
授業の方法 講義 授業の方法
【詳細情報】
 
講義、シンポジウム、討論、 
単位 1.0 週時間   使用言語 J : 日本語
学習の段階 3 : 中級レベル
学問分野(分野) 26 : 生物・生命科学
学問分野(分科) 01 : 農学
対象学生 食品科学プログラムの選択必修科目ですが、食品の安全性確保に興味のある生物生産学部生はぜひ、受講して下さい。
授業のキーワード フードチェーン、適正農業規範、食品安全、環境保全、GAP, HACCP, 基準書、管理点、第三者監査、改善、  
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
食品及び食品素材の安全性を確保するためのシステムを社会経済農学の視点から学ぶ。 
到達度評価
の評価項目
食品科学プログラム
(知識・理解)
・食品及び食品素材の安全性の分析・評価法に関する専門的知識および科学技術倫理
・生物資源由来の有用機能物質に関する専門的知識 
授業の目標・概要等 本科目は、農産物の安全性を確保し、環境に配慮した農業、生産者の安全と人権を尊重するために求められる生産工程管理とはどのようなものかを学ぶことを目的にしています。生産工程管理手法の一つであるGood Agricultural Practice (GAP)については、消費者の間でも関心が高まっています。授業では生産工程管理について理解を深め、実際の農場経営の事例に学びながら生産工程管理手法のメリットや課題について考えます。授業では広島県内の農業者、農協・自治体関係者、流通業者、消費者をお招きし、具体的なお話を聞きながら生産工程管理について理解を深めます。 
授業計画 第1回  世界が求めるフードチェーン・アプローチ
 「農場から食卓へ」の距離がしだいに遠くなっていますが、フードチェーン全体の食の安全管理が求められています。生産者はもとより、流通・加工企業、外食・中食企業、小売店などが連携した取組が求められています。各段階の工程管理の成果をつないでいくシステムの開発が進み、食品工場ではHACCP(Hazard Analysis and Critical Control Point)の導入、農業の生産現場では適正農業規範(GAP)の普及をはかる動きが活発です。各国で実践されているフードチェーン・アプローチについて概説します。

第2回  GAPの全体像と基準書の枠組み
NPO法人がんばる農家のパートナー代表 向谷裕次氏(JGAP上級指導員)(仮)
 諸外国の中には法制度を準備してGAPのような適正農業規範を定義し、市場出荷される農産物が工程管理手法にもとづいて生産されることを奨励している国があります。日本では認証の取得は任意ですが、生産者の間には生産工程管理に取組み、認証を取得しようという動きが広まっています。GAPが目指す食品安全、環境保全、労働安全等の持続可能性を確保するための生産工程管理の意義について解説します。

第3回  シンポジウム:広島県の農業生産工程管理の実践、その事例
 第3回と第4回の授業では、広島県内で農業生産工程管理に取組む農場の経営責任者をお招きし、実施状況、成果についてご報告いただきます。特にGAPを普及させる意義、今後の課題について受講生の皆さんとともに議論します。このシンポジウムは一般公開し、地方自治体、農協、農業者の皆さんにご参加を呼びかけます(オンラインでの参加も可能)

第4回   同上

第5回  GAPの管理点と適合基準
 GAPには適切な農場管理の視点から、農場運営、食品安全、環境保全、労働安全、人権・福祉などについて客観的な判断基準を示した 基準書があります。管理するポイントがあり、それに対応した適合基準があります。この管理点と適合基準を理解することによって、適正な農業生産工程とはどのようなものかを説明できます。

第6回 大学周辺の農場見学(予定)
 GAP認証を取得するかどうかは別にして、工程管理手法を取り入れて経営する農場が増えています。大学周辺の農場を訪問して、どのように取り組んでおられるかを農業者インタビューを通して学びます。
 
*都合によって回・時間を変更することがあります。
第7回  討論:GAPは生産者にどのようなメリットがあるのか
 シンポジウムの事例報告を踏まえ、GAPの管理点が食品安全、環境保全などを実現する上でどのように役立っているかをまとめます。農場経営にはどのような効果があるのかを討論します。
第8回  
 食品安全を実現するには生産段階からフードチェーン・アプローチを実践しなければなりません。生産者はもとより、流通・加工業者もそれぞれの役割を担っています。工程管理を取り入れてどのように連携していけばよいでしょうか。消費者はどのように生産者や企業を支援していけばよいのか、考えてみます。
 

レポートの提出

広島県内の農業者、自治体・農協関係者をお招きし、話題提供をお願いする予定です。受講者の皆さんにも積極的に議論に参加していただきます。 
教科書・参考書等 関係資料は主にBb9上に掲載する。また、関係するサイト、URLについて紹介するので、事前に億セスしておいてください。 
授業で使用する
メディア・機器等
 
【詳細情報】 プロジェクターを使用 
授業で取り入れる
学習手法
 
予習・復習への
アドバイス
授業で使用する資料については前もってBb9に掲載します。また、参考になるサイトやURLを紹介するので、アクセスして必要な情報を得ておいて欲しい。
*一般財団法人日本GAP協会 https://jgap.jp/
*農林水産省 https://www.maff.go.jp/j/seisan/gizyutu/gap/ 
履修上の注意
受講条件等
本科目は集中授業で行います。後日発表される日程に注意をしてください。 
成績評価の基準等 提出されたレポートで判断します。また、授業への参加姿勢を加味します。 
実務経験  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
 
メッセージ  
その他   
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
シラバスTOPへ