年度 |
2022年度 |
開講部局 |
工学部 |
講義コード |
K8175040 |
科目区分 |
専門教育科目 |
授業科目名 |
測量学実習 |
授業科目名 (フリガナ) |
ソクリョウガクジッシュウ |
英文授業科目名 |
Exercise of Surveying |
担当教員名 |
布施 正暁,中下 慎也,橋本 涼太,鳩野 美佐子 |
担当教員名 (フリガナ) |
フセ マサアキ,ナカシタ シンヤ,ハシモト リヨウタ,ハトノ ミサコ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
2年次生 前期 1ターム |
曜日・時限・講義室 |
(1T) 月5-8,火5-8:工106 |
授業の方法 |
実習 |
授業の方法 【詳細情報】 |
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実習 |
単位 |
2.0 |
週時間 |
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使用言語 |
B
:
日本語・英語 |
学習の段階 |
2
:
初級レベル
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学問分野(分野) |
25
:
理工学 |
学問分野(分科) |
13
:
土木工学 |
対象学生 |
第四類(建設・環境系)社会基盤環境工学プログラムの2年生および過年度生 |
授業のキーワード |
角測量、距離測量、三角測量、水準測量、地形測量、製図 |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ | 本科目はプログラム中の学習教育目標におけるD解析、E評価、F伝達、G実行に関連している。 |
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到達度評価 の評価項目 | 社会基盤環境工学プログラム (能力・技能) ・問題解析力 (総合的な力) ・評価力 ・伝達する能力 ・実行力・解決力 |
授業の目標・概要等 |
測量器具を用いて各種の測量方法を実践し、測量技術の実際的な修得を行うとともに,、製図法について学ぶ。 なお、「知識・理解」、「能力・技能」の評価項目は、下記のとおりである。 1.主な測量について、目的と概要を理解して、作業のために場所、方法を適切に選び遂行できる。(E評価) 2.主な測量器具の原理と構造を理解し、正しく設置、視準、計測して、必要な精度で情報を獲得できる。(D解析) 3.観測値から最確値および標準誤差を計算して精度を評価し、改善策を考察できる。(E評価) 4.地形図を作製するための多くの基本的な測量技術を用いて、地形図を作製することができる。(G実行) 5.製図法に従い、測量結果に基づく適切なスケールの図面を作成することを通し、建築物を含む地物の位置と形状を表現・伝達する能力を養う。(F伝達) |
授業計画 |
第1回 ガイダンス(測量学と測量学実習の進め方,諸注意,班構成,トータルステーション使用方法の説明),測量器械の設置法(求心・整準・定位,視準法) 第2回 水準測量(レベルによる水準測量) 第3回 水準測量(レベルによる水準測量) 第4回 角測量(トータルステーションによる角測量)・トラバース測量(トータルステーションによるトラバース測量) 第5回 トラバース測量(トータルステーションによるトラバース測量) 第6回 トラバース測量の閉合調整計算 第7回 三角測量(トータルステーションによる距離測量・角測量) 第8回 三角測量(トータルステーションによる距離測量・角測量) 第9回 三角測量調整計算(補正計算,図形計算) 第10回 レーザー測量(原理と実演) 第11回 地形測量(三角網に基づく細部測量,図形計算) 第12回 地形測量(基本原理) 第13回 地形測量(等高線の作図) 第14回 製図・図学(製図の基本,図学) 第15回 製図・図学(製図の基本,図学)
(注)実習の順番は、天候によって前後する場合がある。 |
教科書・参考書等 |
必要に応じ、適宜プリントを配布する。
参考書 森忠次:"測量学<1>基礎編"、丸善(2001)、ISBN4621048139、3,360円 土木学会:"土木製図基準"、土木学会 (2004)、ISBN4810602648、5,250円 |
授業で使用する メディア・機器等 |
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【詳細情報】 |
配付資料、映像(PC)、測量機器、データ編集(PC) |
授業で取り入れる 学習手法 |
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予習・復習への アドバイス |
実習前には、前回までの実習内容を十分に復習しておくこと。 住宅地図、地図帳などにある地図を作るイメージである。自らそれを作成する目で、住宅地図や地図帳などを見て欲しい。 各種測量を行う際に、測定原理を十分に理解し、いかにすれば、 (1) 手際よく敏速に適切な測量器械の設置を行うことができるのか、 (2) 精度よくかつ無駄の無い測量を行うことができるのか。 を考えてみること(より少ない時間で精度よい測量を行うことが重要である)。 各種測量結果の補正計算や結果の表示においては、有効数字とは何か勉強をしておくこと(計算された全ての桁に意味があるわけではない)。 測量結果の製図の際には,製図には様々な決まり事があるので,あらかじめ学習しておくことが望ましい. |
履修上の注意 受講条件等 |
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成績評価の基準等 |
レポートおよび図面の提出と内容(80点)、課題への取り組み姿勢および実地試験(20点)により100点満点で総合評価する。班別によるグループ実習のため、無断欠席・レポート未提出・再提出未は厳しく評価する。 |
実務経験 |
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
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メッセージ |
本科目は測量士補の資格および測量士の受験資格を得るために必要な科目である。 |
その他 |
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すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |