年度 |
2022年度 |
開講部局 |
工学部 |
講義コード |
K7309030 |
科目区分 |
専門教育科目 |
授業科目名 |
生物化学II |
授業科目名 (フリガナ) |
セイブツカガク2 |
英文授業科目名 |
Biochemistry II |
担当教員名 |
中ノ 三弥子,河本 正次 |
担当教員名 (フリガナ) |
ナカノ ミヤコ,カワモト セイジ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
2年次生 後期 3ターム |
曜日・時限・講義室 |
(3T) 月3-4,木1-2:工117 |
授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
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対面での授業を予定していますが、オンライン(オンデマンド型)に変更になるかもしれません。 |
単位 |
2.0 |
週時間 |
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使用言語 |
J
:
日本語 |
学習の段階 |
2
:
初級レベル
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学問分野(分野) |
26
:
生物・生命科学 |
学問分野(分科) |
03
:
基礎生物学 |
対象学生 |
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授業のキーワード |
生体エネルギー論、エネルギー代謝、反応制御 |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ | 第三類専門科目の中で専門細目分野「基礎生物科学」に属し、基礎的な科目で学習した内容を用いて、専門的な技術に関する知識や理解を深める。 ・この授業の前提となる科目:生物学実験、基礎生命科学、生物化学I、バイオテクノロジー概論 ・この授業と合わせて履修することが望ましい科目:酵素化学 |
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到達度評価 の評価項目 | 化学工学プログラム (能力・技能) ・化学および化学工学の基礎の確実な習得と応用力の養成(C3)化学基礎
生物工学プログラム (知識・理解) ・生物工学及び生命科学の基礎および応用知識の修得(到達目標C・講義科目) |
授業の目標・概要等 |
生体における基本的なエネルギーの獲得方法(糖、脂質やアミノ酸の分解によって得られたエネルギーから生命のエネルギーの通貨といわれるアデノシン三リン酸が生産される過程)とその制御について理解できるようになることを授業の目標とする。
この授業で学習する主な内容は次の通り (1) 細胞における代謝とその制御 (2) 解糖と発酵 (3) グリコーゲン代謝 (4) クエン酸サイクル (5) 電子伝達系と酸化的リン酸化 (6) 脂質代謝 (7) アミノ酸代謝
なお、「知識・理解」、「能力・技能」の評価項目は、下記の通りである。 ・生物工学プログラムにおいて 「生物工学及び生命科学の基礎知識と応用技術の修得」 |
授業計画 |
第1回 中の三弥子 熱力学・代謝 第2回 中の三弥子 生体エネルギー(エネルギー代謝、糖質代謝、脂質代謝、アミノ酸代謝の概要) 第3回 中の三弥子 解糖-1 解糖経路と諸反応 第4回 中の三弥子 解糖-2 発酵、調節と制御 第5回 中の三弥子 グリコーゲン代謝 分解と合成、調節 第6回 中の三弥子 クエン酸サイクル-1 ミトコンドリア、解糖からクエン酸サイクルへ 第7回 中の三弥子 クエン酸サイクル-2 クエン酸サイクルの諸酵素と調節 第8回 中の三弥子 河本正次 第1~7回の総復習と理解確認 第9回 河本正次 電子伝達系-1 酸化還元反応と電子伝達系 第10回 河本正次 電子伝達系-2 酸化的リン酸化 第11回 河本正次 電子伝達系-3 ATP生産の制御 第12回 河本正次 脂質代謝-1 脂質の消化と吸収 第13回 河本正次 脂質代謝-2 β酸化 第14回 河本正次 アミノ酸代謝-1 脱アミノと尿素サイクル 第15回 河本正次 アミノ酸代謝-2 アミノ酸の代謝分解
第16回は期末試験を行う。 講義内容に関連する復習レポート提出を予定している。 |
教科書・参考書等 |
ヴォート生化学(第4版)上・下 Donald Voet, Judith G. Voet 著、田宮信雄他 訳 東京化学同人 |
授業で使用する メディア・機器等 |
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【詳細情報】 |
教科書,配付資料,PC画像資料、DVD動画資料など |
授業で取り入れる 学習手法 |
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予習・復習への アドバイス |
第1回 教科書・ヴォート生化学(上) I-3, IV-16 第2回 これからの授業内容の全体の概要を把握しておくこと 第3回 教科書・ヴォート生化学(上) IV-17 (17.1, 17.2) 第4回 教科書・ヴォート生化学(上) IV-17 (17.3, 17.4) 第5回 教科書・ヴォート生化学(上) IV-18 (18.1, 18.2, 18.3) 第6回 教科書・ヴォート生化学(上) IV-22 (22.1), IV-21 (21.1, 21.2, 21.3) 第7回 教科書・ヴォート生化学(上) IV-21 (21.3, 21.4, 21.5) 第8回 これまでの授業内容の復習を行っておくこと 第9回 教科書・ヴォート生化学(上) IV-16 (16-5), IV-22 (22.2) 第10回 教科書・ヴォート生化学(上) IV-22 (22.3) 第11回 教科書・ヴォート生化学(上) IV-22 (22.4) 第12回 教科書・ヴォート生化学(下) IV-25 (25.1) 第13回 教科書・ヴォート生化学(下) IV-25 (25.2) 第14回 教科書・ヴォート生化学(下) IV-26 (26.1, 26.2) 第15回 教科書・ヴォート生化学(下) IV-26 (26.3) |
履修上の注意 受講条件等 |
生物化学Iを受講したものに限る。 |
成績評価の基準等 |
成績評価は、レポート 10%(程度)+ 試験 90%(程度)により100点満点で評価し、60点以上を合格とする。ただし、試験の受験要件を7割以上の出席とする。 |
実務経験 |
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
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メッセージ |
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その他 |
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すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |