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年度 2022年度 開講部局 工学部
講義コード K7021031 科目区分 専門教育科目
授業科目名 基礎有機化学II
授業科目名
(フリガナ)
キソユウキカガク2
英文授業科目名 Basic Organic Chemistry II
担当教員名 尾坂 格
担当教員名
(フリガナ)
オサカ イタル
開講キャンパス 東広島 開設期 1年次生   後期   4ターム
曜日・時限・講義室 (4T) 火1-2:工107, (4T) 木1-2:工107,工116
授業の方法 講義 授業の方法
【詳細情報】
 
対面での授業を予定していますが、そのときの状況によって変更となる可能性があります。
いずれの場合でも板書を中心として授業を行います。 
単位 2.0 週時間   使用言語 J : 日本語
学習の段階 2 : 初級レベル
学問分野(分野) 25 : 理工学
学問分野(分科) 07 : 化学
対象学生 第三類2022年度(令和4年度)入学生
授業のキーワード 有機化合物、官能基、合成、反応 
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
この授業は基礎有機化学Iのパート2にあたるもので、様々な有機化合物の命名法、性質、合成法、反応性など、有機化学の基礎中の基礎を学習する。応用化学プログラムに進学した学生は、その後、専門有機化学I~III、高分子化学、化学実験Iなどの専門科目の授業に繋がっていく。 
到達度評価
の評価項目
応用化学プログラム
(知識・理解)
・教養教育と専門教育における幅広い基礎知識および化学に関する専門基礎知識
・応用化学に関する高度な専門知識
・基礎および専門知識に裏付けられた論理的思考に基づく構想力

化学工学プログラム
(能力・技能)
・化学および化学工学の基礎の確実な習得と応用力の養成(C1)工学基礎

生物工学プログラム
(知識・理解)
・生物工学及び生命科学の基礎および応用知識の修得(到達目標C・講義科目) 
授業の目標・概要等 生命活動から先端材料まで幅広い科学技術を支える有機化合物,有機化学の基礎的知識と概念を学習し,高学年での専門的授業の予備知識を習得する。具体的には以下の目標を達成して欲しい。
(1) 有機化合物の命名法を理解し,化合物名からその分子構造が書ける。
(2) 有機化合物をアルコール,ケトン,アミンなど官能基別に分類でき,この官能基に基づいて,その性質や物性や反応性をおおまかに理解できる。
(3) 酸性度,塩基性度などの諸性質を決定する電子的,立体的因子を理解して,同一物質群の中で諸性質の強弱を予想できる。
(4) 官能基別有機化合物の一般的合成法を習得する。
(5) 官能基の特性に基づく反応様式,反応機構を徹底的に理解し,知らない化合物の反応でもその主な生成物が予測できる。 
授業計画 [第1回]:アルコールおよびフェノールの命名法,性質について解説する。
[第2回]:アルコールおよびフェノールの反応について解説する。
[第3回]:エーテルの命名法、性質、合成法や、グリニャール試薬と有機金属化合物について解説する。
[第4回]:エーテルの開裂反応,エポキシドの反応について解説する。
[第5回]:アルデヒドとケトンの命名法,合成法,カルボニル基の性質について解説する。
[第6回]:カルボニル基に対する求核付加反応について解説する。
[第7回]:カルボニル基の還元および酸化反応,ケト−エノール互変異性,アルドール縮合について解説する。
[第8回]:これまでのまとめ,および中間テスト
[第9回]:カルボン酸の命名法,性質,合成法について解説する。
[第10回]:カルボン酸誘導体の命名法,求核的アシル置換反応について解説する。
[第11回]:カルボン酸誘導体の反応,クライゼン縮合について解説する。
[第12回]:アミンのアルキル化,ニトロ化合物の還元。
[第13回]:アミンとアミドの塩基性,酸誘導体を用いたアミンのアシル化反応,芳香族ジアゾニウム化合物について解説する。
[第14回]:複素芳香族化合物の分子軌道,性質について解説する。
[第15回]:複素芳香族化合物の置換反応について解説する。

中間・期末テスト
レポートを課す場合もあります 
教科書・参考書等 講義は教科書の中の重要部分を板書解説しながら進めます。
[教科書]H. Hart, L. E. Craine, D. J. Hart著/秋葉欣哉,奥 彬訳「ハート基礎有機化学」三訂版,培風館。
[参考書] Maitland Jones, Jr.「Organic Chemistry」W.W.Norton & Company:この本は専門有機化学I-IIIのテキスト。(訳本)奈良坂紘一,中村栄一監訳「ジョーンズ有機化学(上・下巻)」東京化学同人 
授業で使用する
メディア・機器等
 
【詳細情報】  
授業で取り入れる
学習手法
 
予習・復習への
アドバイス
自分で実際に有機化合物の構造や反応式、反応機構を書いて習得することがとても重要です。教科書を見るだけでは習得できません。「暗記」するのではなく、「内容を理解」することを重視してください。 
履修上の注意
受講条件等
1年次に開講された「基礎有機化学I」に合格しておくことが望ましいですが、必須ではありません。
「基礎有機化学I」の単位未取得者も理解できるよう、同講義で学習した内容の復習も含めて、できるだけ分かりやすく解説します。
 
成績評価の基準等 中間テスト(100点満点)および期末テスト(100点満点)により成績を評価します。中間と期末テストの合計200点満点中、120点以上を合格とします。 
実務経験  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
 
メッセージ 本講義で学習する、アルコールやカルボニル、アミン化合物、および複素芳香族化合物は、有機化学においてとても重要な内容です。「基礎有機化学II」は「基礎有機化学I」と同様に、応用化学、化学工学、生物工学のいずれのプログラムへ進学しても必要となる有機化学の基礎知識を学ぶ機会ですので、選択科目ではありますが、履修することを強くお勧めします。
 
その他 特に決まった時間帯をオフィスアワーとは設定しませんが、分からないことがあれば、遠慮なくメール等で連絡してください。 
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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