年度 |
2022年度 |
開講部局 |
歯学部口腔健康科学科口腔保健学専攻 |
講義コード |
J1604080 |
科目区分 |
専門教育科目 |
授業科目名 |
栄養指導学演習(食品学を含む。) |
授業科目名 (フリガナ) |
エイヨウシドウガクエンシュウ(ショクヒンガクヲフクム) |
英文授業科目名 |
Seminar of Nourishment Guidance (included Food Science) |
担当教員名 |
仁井谷 善恵,栢下 淳,吉田 幸恵,三好 早苗,神原 知佐子,樽本 和子 |
担当教員名 (フリガナ) |
ニイタニ ヨシエ,カヤシタ ジュン,ヨシダ ユキエ,ミヨシ サナエ,カンバラ チサコ,タルモト カズコ |
開講キャンパス |
霞 |
開設期 |
2年次生 後期 4ターム |
曜日・時限・講義室 |
(4T) 火5-10:歯第2講義室,歯デンタルスキルスラボ3,歯デンタルスキルスラボ4 |
授業の方法 |
演習 |
授業の方法 【詳細情報】 |
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講義・演習・実習・ディスカッション・学生の発表 |
単位 |
1.0 |
週時間 |
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使用言語 |
J
:
日本語 |
学習の段階 |
3
:
中級レベル
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学問分野(分野) |
27
:
健康科学 |
学問分野(分科) |
02
:
歯学 |
対象学生 |
口腔保健衛生学講座2年 |
授業のキーワード |
SDGs_03、栄養学・食品学・栄養指導・食育・食事バランスガイド・ 食品成分分析・食生活調査 ・高齢者の食生活指導,食生活指導、実務経験 |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ | 口腔疾患は口腔細菌の感染症であることから、歯周疾患や口内炎などには身体の免疫力を高めることは重要であり、また、齲蝕の発生と口腔細菌の増殖に関与する糖分の摂取をコントロールすることも同様に重要である。 これらのことから、歯科衛生士が行う栄養指導、すなわち食生活指導の授業は、口腔の健康を通して全身の健康を考える基盤となる授業である。 |
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到達度評価 の評価項目 | 口腔保健学プログラム (能力・技能) ・歯科衛生士専門分野(歯科予防処置,歯科診療補助,歯科保健指導)を実践するために必要な能力と基本的技能 |
授業の目標・概要等 |
一般目標(GIO) 歯科衛生士および養護教諭が行う口腔保健教育および歯科保健指導の一環としての食生活指導を行うために必要な、知識・技術・態度を習得する。 到達目標(SBOs) 1.栄養学・食品学・栄養指導について説明できる。 2.食育等,栄養学・食品学に関わる用語について説明できる。 3.栄養と口腔ケア(食生活と健康の関わり)について理解できる。 4.食生活調査からエネルギー量,成分分析等を行うことができる。 5.食生活調査の分析から食生活行動上の問題点をみつけることができる。 6.問題解決のための指導計画が立案できる。 7.食生活調査から自分の食生活を見直す機会とする。 8.食生活と口腔内の関わりについて説明できる。 9.様々な病態や場面と食生活の関わりについて学ぶ。 10.場面別・病態別の食生活・食事指導の実際を学ぶ。 11.指導に必要な媒体が作成できる。 12. フードモデルを活用することができる。 13.各種食品中のpHや塩分濃度を知る。 14.振り返り記録を記入し自己の学習度を振り返る。 |
授業計画 |
第1回 ガイダンスとレポート課題提示、(神戸常磐短期大学 吉田幸恵先生)5-8時限 栄養と研究 第2回(県立広島大学 神原知佐子先生)乳幼児期の栄養管理 5-6時限、(広島大学附属小学校 栄養教諭 樽本和子先生) 9-10時限 学齢期の栄養管理 第3回(県立広島大学 栢下淳先生) 5-8時限 高齢者の栄養管理、(三好早苗先生)9-10時限、歯科衛生士が行う食生活指導 第4回 (広島大学病院栄養管理部 天野加奈子先生) 7-10時限 栄養指導とは・病院における栄養指導の実際 第5回 (広島大学病院栄養管理部 天野加奈子先生) 7-10時限 病態別栄養指導 (講義・調理・試食・片付け) 第6回 広島大学病院栄養管理部 天野加奈子先生) 7-10時限 病態別栄養指導 (講義・調理・試食・片付け) 第7回(仁井谷) 5-8時限 発表・ディスカッション(食事調査分析/保健指導計画立案) 第8回(仁井谷)5-6時限 試験
食事調査、食事調査分析、発表など。
平成29年改訂歯科衛生士国家試験出題基準より歯科衛生士が行う食生活指導について問われるようになりました。すべてのライフスタイルに対応した食生活指導をするために必要な基礎知識や技術、態度を修得して下さい。 講義、調理実習など、この授業でしか体験できないことを行います。休まないように積極的に取り組んで下さい。 |
教科書・参考書等 |
テキスト:最新歯科衛生士教本 歯科予防処置論・歯科保健指導論 歯科衛生士教本 栄養指導・生化学(医歯薬出版) |
授業で使用する メディア・機器等 |
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【詳細情報】 |
配付資料,映像(ビデオ/PC/その他画像資料) |
授業で取り入れる 学習手法 |
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予習・復習への アドバイス |
●最新歯科衛生士教本 歯科予防処置論・歯科保健指導論の食事指導や栄養に関する項目を熟読すること。 ●歯科衛生士教本の栄養指導・生化学(医歯薬出版)の「食生活と食品」の項を熟読しておくこと。 ●病態別栄養指導として調理実習をします。再実習はないので休まないようにすること。 ●外部講師なので休まないようにすること。高齢者の栄養について予習しておくこと。 ● 臨床テーマで研究するということはどういうことか、しっかり学んでください。 |
履修上の注意 受講条件等 |
・事前学習がありますので、早めに取り組んでください。 |
成績評価の基準等 |
知識:試験、技術:食事調査における歯科衛生活動 等、態度:実習や発表に取り組む姿勢や期限内の提出 等 (試験で万が一再試になった場合、一回のみで8割合格) |
実務経験 |
有り
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
大学病院や学校給食等で従事されている管理栄養士がその経験を生かして、それぞれの業務に応じた専門的な対応について指導する。 講師のご都合により授業日程の変更があります。適宜案内しますので注意して下さい。 |
メッセージ |
歯科衛生士が行う食生活指導について、「咬むこと、食べることなど口の健康や機能はもちろん、ライフステージに応じた食生活指導を考える」という、歯科衛生士だからこそできる食生活指導について学習して下さい。 |
その他 |
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すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |