年度 |
2022年度 |
開講部局 |
理学部 |
講義コード |
HL010000 |
科目区分 |
専門教育科目 |
授業科目名 |
生物科学基礎実験I |
授業科目名 (フリガナ) |
セイブツカガクキソジッケン1 |
英文授業科目名 |
Practice for Fundamental Biology I |
担当教員名 |
守口 和基,井川 武,鈴木 誠,島田 裕士,信澤 岳,杉 拓磨,津田 雅貴,清水 直登,花田 秀樹,高橋 美佐,田澤 一朗,鈴木 厚,中島 圭介,坂本 尚昭,嶋村 正樹,佐久間 哲史,落合 博,古野 伸明,山口 富美夫 |
担当教員名 (フリガナ) |
モリグチ カズキ,イガワ タケシ,スズキ マコト,シマダ ヒロシ,ノブサワ タカシ,スギ タクマ,ツダ マサタカ,シミズ ナオト,ハナダ ヒデキ,タカハシ ミサ,タザワ イチロウ,スズキ アツシ,ナカジマ ケイスケ,サカモト ナオアキ,シマムラ マサキ,サクマ テツシ,オチアイ ヒロシ,フルノ ノブアキ,ヤマグチ トミオ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
2年次生 前期 セメスター(前期) |
曜日・時限・講義室 |
(前) 火1-4,水1-4 |
授業の方法 |
実験 |
授業の方法 【詳細情報】 |
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実習、テキスト配布、ディスカッション、学生の発表、野外実習、作業、薬品使用 対面による実習を基本としますが、座学部分はコロナやインフルエンザの流行状況によってはTeamsによるオンライン授業の可能性もあります。 |
単位 |
4.0 |
週時間 |
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使用言語 |
J
:
日本語 |
学習の段階 |
2
:
初級レベル
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学問分野(分野) |
26
:
生物・生命科学 |
学問分野(分科) |
03
:
基礎生物学 |
対象学生 |
生物科学科2年生次 |
授業のキーワード |
生態学、分類学、形態学、生化学、遺伝学 |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ | 動物と植物の生態学、分類学、形態学および生化学、遺伝学について、身につけた基礎的知識を元に実験等の実践を遂行できる能力を修得する。 |
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到達度評価 の評価項目 | 生物学プログラム (能力・技能) ・身につけた基礎的知識を元に実験などの実践を遂行できる以下の実験能力を修得する。1)基礎的な観察技能と実験操作技能。 2)観察した自然現象や実験操作の結果を記述する能力。3)関連するデータを収集し評価する能力。 |
授業の目標・概要等 |
生物科学実習の基礎として、動物と植物の生態学、分類学、形態学および生化学、遺伝学について実習する |
授業計画 |
各実験の単元ごとにレポートを課す。
1. ガイダンス(全担当教員) 2. 植物の生態(1)ガイダンス,春の水田雑草群落 野外観察・調査(山口、嶋村、井上) 3. 植物の生態(2)春の水田雑草群落 野外調査(山口、嶋村、井上) 4. 植物の生態(3)春の水田雑草群落 多様度指数とデータ解析,総合討論,レポートの書き方(山口、嶋村、井上) 5. 生化学の基礎(1)実験を安全に行うための注意事項、濃度計算(花田・古野・杉/信澤・津田) 6. 生化学の基礎(2)酸と塩基(1)酸・塩基溶液の調整(花田・古野・杉/信澤・津田) 7. 生化学の基礎(3)酸と塩基(2)中和滴定(花田・古野・杉/信澤・津田) 8. 生化学の基礎(4)酸と塩基(3)pHと緩衝液(花田・古野・杉/信澤・津田) 9. 生化学の基礎(5)分光分析(1)分光分析の基礎(花田・古野・杉/信澤・津田) 10. 生化学の基礎(6)分光分析(2)DNA、タンパク質の紫外吸収スペクトル(花田・古野・杉/信澤・津田) 11. 生化学の基礎(7)分光分析(3)DNA,タンパク質の定量(花田・古野・杉/信澤・津田) 12. 動物の分類・生態(1)陸生無脊椎動物の採集と観察(鈴木(誠)、井川) 13. 動物の分類・生態(2)土壌動物の採集(コドラート法とツルグレン法)(鈴木(誠)、井川) 14. 動物の分類・生態(3)土壌動物の観察(鈴木(誠)、井川) 15. 動物の分類・生態(4)総合討論(鈴木(誠)、井川) 16. 植物の分類・解剖(1)双子葉類の観察(山口、嶋村、井上) 17. 植物の分類・解剖(2)単子葉類の観察(山口、嶋村、井上) 18. 植物の分類・解剖(3)野外観察(広島市植物公園で集中で行う.日程はガイダンスで指示する)(山口、嶋村) 19. 植物の分類・解剖(4)葉の表皮組織の観察(島田、高橋(美)) 20.植物の分類・解剖(5)根・茎の内部構造の観察(島田、高橋(美)) 21. 植物の分類・解剖(6)統計解析,総合討論(島田、高橋(美)) 22. 遺伝学の基礎(1)遺伝子組換え実験ガイダンス(坂本) 23. 遺伝学の基礎(2)ピペット等操作法(守口、佐久間、鈴木(厚)) 24. 遺伝学の基礎(3)ガイダンス、器具・培地の準備、無菌操作(守口、佐久間、高橋(美)) 25. 遺伝学の基礎(4)紫外線による突然変異誘起/死滅(守口、佐久間、高橋(美)) 26. 遺伝学の基礎(5)接合によるプラスミド移行(守口、佐久間) 27. 遺伝学の基礎(6)総合討論(守口、佐久間) 28. 動物の解剖(1)両生類成体の形態観察 I(鈴木(厚)、中島、田澤) 29. 動物の解剖(2)両生類成体の形態観察 II(鈴木(厚)、中島、田澤) 30. 動物の解剖(3)動物の解剖(3)無尾両生類の変態(鈴木(厚)、中島、田澤)
上記予定は、実験材料の都合で日程に多少変更を生じたり、材料の変更を生じる事がある。 |
教科書・参考書等 |
実習書「生物科学基礎実験 I, II テキスト」と安全手引書を使用する。必要に応じて各実習ごとにプリントを配布する。 |
授業で使用する メディア・機器等 |
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【詳細情報】 |
新型コロナウイルスの流行状況に応じ実習内容が対面方式からオンライン方式へ変更される可能性があるので、もみじの掲示に注意すること。 |
授業で取り入れる 学習手法 |
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予習・復習への アドバイス |
各実習前に「生物科学基礎実験 I, II テキスト」を熟読し、実習内容を理解しておく事。 各テーマのレポートは、そのテーマの実習が終了後、速やかに作成する事。 通常レポートは、1)目的(背景)、2)方法、3)結果、4)考察 といった体裁を整える事。 |
履修上の注意 受講条件等 |
単位が認定される為には、原則として全ての実習に出席しなければならない。 |
成績評価の基準等 |
日常発揮される行動や発表態度および提出されたレポート内容を通して評価する。習得段階を考慮して評価する。 平常点:20% レポート:80% |
実務経験 |
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
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メッセージ |
2022年度は可能な限り例年の実習内容を実施する予定ですが、新型コロナウイルス流行の状況により変更が生じる(例えば対面形式がTeamsを使ったオンライン形式への変更となるなど)ことが予想されるので、もみじの掲示を注視すること。 |
その他 |
この授業科目は,教職実践演習を受講するために必要な教員免許ポートフォリオに関係する科目です。 教職実践演習は,教員として必要な知識技能などが習得できていることを確認する授業です。 教員として必要な知識技能などを習得しているという証拠や振り返るための資料として,この授業には次のキーワードが設定されています。これらのキーワードを基にして各自で振り返りを行い,教職実践演習への活用に役立てて下さい。 1.生物群集,2.動物の形態・組織,3.被子植物の分類,4.無脊椎動物の採集・観察・分類,5.土壌動物の生態,6.植物の内部構造,7.無菌操作と細菌培養法,8.分光分析,9.酸と塩基 |
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |