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年度 2022年度 開講部局 総合科学部総合科学科
講義コード ASB09101 科目区分 専門教育科目
授業科目名 医療社会史
授業科目名
(フリガナ)
イリョウシャカイシ
英文授業科目名 Social History of Medicine
担当教員名 中村 江里
担当教員名
(フリガナ)
ナカムラ エリ
開講キャンパス 東広島 開設期 2年次生   後期   3ターム
曜日・時限・講義室 (3T) 火5-8:総K109
授業の方法 講義 授業の方法
【詳細情報】
 
講義中心, DVD視聴 
単位 2.0 週時間   使用言語 B : 日本語・英語
学習の段階 3 : 中級レベル
学問分野(分野) 23 : 人文学
学問分野(分科) 07 : 史学
対象学生 2年次生以降
授業のキーワード 優生学/優生思想/旧優生保護法/強制不妊/性と生殖の健康・権利 
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
日本における優生学・優生政策の歴史の入門編だが、世界の事例との比較や英語のウェブサイト等を一部利用するため、学修の段階としては中級レベル 
到達度評価
の評価項目
総合科学プログラム
(知識・理解)
・当該の個別学問体系の重要性と特性、基本となる理論的枠組みへの知識・理解
(能力・技能)
・個別学問体系に関する多様な情報源から必要な文献資料やデータを収集・解析する能力・技能
(総合的な力)
・柔軟な発想と構想力のもとに、課題を考察するために必要な知識・理解と能力・技能を組合せ、主体的に研究する能力 
授業の目標・概要等 ◆授業の目標
(1)19世紀末~20世紀の日本と世界における優生学及び優生政策の歴史的展開について理解する。
(2)優生学及び優生思想に関する主な論点や研究の到達点を理解する。
◆授業の概要
優生学とは、人為的に生殖に介入することによって、生まれてくる子どもや人間集団の遺伝的改良を目指す学問であり、19世紀末に誕生した。また、優生思想とは、人類の遺伝的素質を改善することを目的とする思想で、学問領域には限定されない、より幅広い思想を含む。優生思想は、2016年の相模原障害者施設殺傷事件や、旧優生保護法による強制不妊手術に対する国家賠償請求訴訟、先端生殖医療をめぐる生命倫理の問題など、現在も度々議論の対象になっている。この授業では、欧米における優生学の成立と展開を概観した上で、それが近代日本社会にどのように導入され、展開してきたのかを学ぶ。 
授業計画 第1回 優生学・優生思想に関する基本概念と本講義のねらい(イントロダクション)
第2回 イギリスにおける優生学の誕生(優生学の起源)
第3回 アメリカにおける優生政策(初の強制断種法)
第4回 ドイツにおける優生政策(優生学=ナチズムか?)※課題1提出
第5回 北欧における優生政策(福祉国家と優生思想)
第6回 映像視聴(旧優生保護法)※課題2提出
第7回 日本における優生政策(1)19世紀末~1910年代(優生学の導入)
第8回 日本における優生政策(2)1920年代(優生学運動の展開)
第9回 日本における優生政策(3)1930年代~1948年(国民優生法)
第10回 課題2に対するフィードバック(世界の優生思想)
第11回 日本における優生政策(4)敗戦・占領期(優生保護法の成立)
第12回 優生保護法下での強制不妊手術の被害の実態 ※課題3提出
第13回 優生保護法改定案をめぐる論争(1)第二波フェミニズム(リプロダクティブ・ヘルス/ライツ)
第14回 優生保護法改定案をめぐる論争(2)「青い芝の会」と障害者運動(「内なる優生思想」)
第15回 生命科学と優生思想(新優生学)

※全授業終了後に期末レポート提出 
教科書・参考書等 米本昌平・松原洋子・橳島次郎・市野川容孝『優生学と人間社会』(講談社現代新書)講談社、2000年。 
授業で使用する
メディア・機器等
 
【詳細情報】 テキスト,配付資料,音声教材,映像(ビデオ/PC/その他画像資料) 
授業で取り入れる
学習手法
 
予習・復習への
アドバイス
1 2017年以降の旧優生保護法に関する新聞記事に目を通す
2 テキスト第一章を読む
3 テキスト第一章を読む
4 テキスト第二章を読む
5 テキスト第三章を読む
6 2017年以前の旧優生保護法に関する報道記事に目を通す
7 配布資料を読む
8 配布資料を読む
9 配布資料を読む
10 ウェブサイト”Eugenics Archives”で関心のあるページを読む
11 テキスト第五章を読む
12 課題文献を読む
13 配布資料を読む
14 配布資料を読む
15 生命科学や生命倫理に関する報道記事に目を通す 
履修上の注意
受講条件等
受講者数などに応じてシラバスに多少変更が生じることがある。オンライン授業になる場合は、Bb9ともみじで進め方について事前に連絡するので、必ず確認すること。 
成績評価の基準等 レポート試験:40%,平常点:60%(リアクションペーパー:20%、授業内に指示した提出物:40%)2/3 以上の出席をしていない場合は、単位修得不可。 
実務経験  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
 
メッセージ  
その他   
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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