年度 |
2022年度 |
開講部局 |
総合科学部総合科学科 |
講義コード |
ANL21001 |
科目区分 |
専門教育科目 |
授業科目名 |
生命科学実験法D |
授業科目名 (フリガナ) |
セイメイカガクジッケンホウD |
英文授業科目名 |
Practical Methods in Life Sciences D |
担当教員名 |
佐藤 明子,浮穴 和義 |
担当教員名 (フリガナ) |
サトウ アキコ,ウケナ カズヨシ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
3年次生 前期 2ターム |
曜日・時限・講義室 |
(2T) 木5,金5:総B414 |
授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
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講義中心で実験書およびPC映像などを使って説明する。 |
単位 |
1.0 |
週時間 |
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使用言語 |
J
:
日本語 |
学習の段階 |
3
:
中級レベル
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学問分野(分野) |
26
:
生物・生命科学 |
学問分野(分科) |
04
:
生命科学 |
対象学生 |
総合科学部3年生 |
授業のキーワード |
脳ホルモン、神経ペプチド、浸透圧、免疫組織化学 遺伝学(組換価の算出・SNPマッピング)、細胞内現象の生体観察、ゲノム情報 |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ | 形態学的手法、行動薬理学的手法、遺伝学的手法、細胞内現象の生体観察と、基礎的なバイオインフォマティクス、さらにタンパク質発現の解析技術と原理を学ぶ。生命科学研究の実践に必須の授業である。 |
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到達度評価 の評価項目 | 総合科学プログラム (知識・理解) ・当該の個別学問体系の重要性と特性、基本となる理論的枠組みへの知識・理解 (能力・技能) ・課題の考察のために必要な理論・方法を特定する能力・技能 (総合的な力) ・柔軟な発想と構想力のもとに、課題を考察するために必要な知識・理解と能力・技能を組合せ、主体的に研究する能力 |
授業の目標・概要等 |
①動物(げっ歯類のマウス及びラット)の脳における神経ペプチドの発現調節を調べるための基本的な方法を学ぶ。抗体を用いた免疫組織化学的解析、脳切片の作成方法、光学顕微鏡を用いた形態解析法の原理を解説する。 ②生命科学で汎用される遺伝学的手法、細胞内現象の生体観察とゲノム情報の利用法をショウジョウバエを例に解説する。 |
授業計画 |
(1) 脳内ペプチドの局在、行動観察、生理学的観察を行う。 (2) 変異体の組換え/SNPマッピングとハエデータベース/次世代シーケンサーのデータから変異遺伝子を同定する。 上記の内容についてその原理を解説後、毎週木・金曜日の午後に合計15回の実習を行なう。受講生数名で班を作り、各班毎に実習する。各々の実験が終了した時点でデータ発表と討論を行う。本講義では、これらの準備として講義を行う。 |
教科書・参考書等 |
講義形式 配布される生命科学実験Dの実習テキストにしたがって解説する。 |
授業で使用する メディア・機器等 |
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【詳細情報】 |
配付資料,PC映像を使って説明する。 |
授業で取り入れる 学習手法 |
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予習・復習への アドバイス |
実験を行うための背景、手法、その原理、解析方法、何が得られるのかを十分に考えておくこと。疑問点があれば、その都度解決するようにすること。 |
履修上の注意 受講条件等 |
この講義は生命科学実験Dの実験方法を説明する内容であり、生命科学実験Dと同時に履修することを前提とする。 |
成績評価の基準等 |
この科目の成績は、生命科学実験Dの成績とあわせて評価する。よって生命科学実験Dを履修しない場合の評価は「不可(欠席)」となる。 平常点60%、レポート40% |
実務経験 |
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
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メッセージ |
本講義に引き続いて実習を行うので、出席時刻を厳守すること。 |
その他 |
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すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |