年度 |
2022年度 |
開講部局 |
総合科学部総合科学科 |
講義コード |
AGA06001 |
科目区分 |
専門教育科目 |
授業科目名 |
公害史 |
授業科目名 (フリガナ) |
コウガイシ |
英文授業科目名 |
History of Environmental Issues |
担当教員名 |
市川 浩 |
担当教員名 (フリガナ) |
イチカワ ヒロシ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
2年次生 後期 4ターム |
曜日・時限・講義室 |
(4T) 金5-8:総K210 |
授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
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講義中心:パワー・ポイント,DVD映像,VHS映像,接写カメラによる実物提示を多用する.状況によってはオンラインで開催される場合もある. |
単位 |
2.0 |
週時間 |
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使用言語 |
J
:
日本語 |
学習の段階 |
2
:
初級レベル
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学問分野(分野) |
23
:
人文学 |
学問分野(分科) |
08
:
科学史・技術史 |
対象学生 |
4セメ |
授業のキーワード |
近現代史,公害,環境問題,日本,技術 |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ | 本講義を通じて、近現代における環境問題に関する知識を培い、環境破壊の問題を社会事象として読み解く力を養う。 |
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到達度評価 の評価項目 | 総合科学プログラム (知識・理解) ・当該の個別学問体系の重要性と特性、基本となる理論的枠組みへの知識・理解 ・個別学問体系の密接な相互関係とその重要性を認識するうえでの必要な知識・理解 (能力・技能) ・自らの研究成果をレポートや論文にまとめ、ゼミや研究会等で発表し、質問などにも回答できる能力・技能 |
授業の目標・概要等 |
公害,環境破壊は近現代史上の重要な論点であった.本講義では,日本,および世界の有名な公害事件を対象として,生産技術の問題性,公害対策・防止のための技術的条件(End of Pipe TechnologyとClearner Production Technologyの双方)と社会的条件の発達について検討する. |
授業計画 |
第1回 ガイダンス 近代以前の「公害」問題-アグリコラの『デ・レ・メタリカ』- 第2回 近代産業と公害1:産業革命とマンチェスターの大気汚染 〃 2:塩素ガス事件とアルカリ条例
第3回 〃 3:バターシーの教訓 近代日本の公害1:足尾銅山鉱毒事件 第4回 〃 2:日立鉱山煙害事件 〃 3:大阪電燈降灰事件 第5回 戦後日本の公害1:水俣病-その1- 〃 2:水俣病-その2- 第6回 〃 3:その他の四大公害裁判 今日の公害・環境問題1:ハイテク汚染 第7回 〃 2:環境問題を見る眼 追加講義:当該セメスターにおける環境問題などを取り上げ,解説. 第8回 総括
適宜小レポートを課す.
※「技術史A」,「技術史B」,「比較技術史」を履修していると理解が深まる. |
教科書・参考書等 |
ほぼ毎回配布する資料に文献を紹介しているので,いくつかは参照してほしい. |
授業で使用する メディア・機器等 |
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【詳細情報】 |
パワー・ポイント,DVD映像,VHS映像,接写カメラによる実物提示を多用する. |
授業で取り入れる 学習手法 |
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予習・復習への アドバイス |
Bb-9 に予習用レジュメを掲示している.また,ほぼ毎回配布する資料に文献を紹介しているので,いくつかは参照してほしい. |
履修上の注意 受講条件等 |
とくになし. |
成績評価の基準等 |
基本的には,小レポートによって評価する.小レポート提出状況,あるいは出席状況が著しく芳しくない受講生については,以降の小レポート提出を認めない場合もある. |
実務経験 |
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
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メッセージ |
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その他 |
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すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |