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年度 2021年度 開講部局 教育学研究科博士課程後期
講義コード NDR10303 科目区分 専門的教育科目
授業科目名 心理学講究
授業科目名
(フリガナ)
シンリガクコウキュウ
英文授業科目名 Research into Psychology
担当教員名 服巻 豊
担当教員名
(フリガナ)
ハラマキ ユタカ
開講キャンパス 東広島 開設期 1年次生   前期   セメスター(前期)
曜日・時限・講義室 (前) 集中:*教員研究室
授業の方法 講義 授業の方法
【詳細情報】
 
演習中心、ディスカッション、学生の発表
初回は非対面授業とする。 
単位 2.0 週時間   使用言語 J : 日本語
学習の段階 7 : 大学院発展的レベル
学問分野(分野) 24 : 社会科学
学問分野(分科) 06 : 心理学
対象学生
授業のキーワード 精神薬理学,分子生物学,精神疾患の病理,処方箋分析,医療従事者とのコラボレーション 
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
 
到達度評価
の評価項目
 
授業の目標・概要等 医薬品の作られる開発段階から商品化されるまでの創薬プロセス,処方薬としての化学名を商品名,先発医薬品と後発医薬品薬の相違を知り,くすりを身近に感じる知識を習得し,臨床心理士がくすりのことを知る構えについて学びます。また,遺伝や脳の情報伝達などの分子生物学的基礎知識ならびに,抗精神病薬,抗うつ薬,抗不安薬,睡眠薬などの精神薬理学的知識を概説し,医師や薬剤師とコラボレートできる能力を涵養し,薬理学的知識を活用した患者の生活支援のあり方について学ぶことを目的とします。 
授業計画 第1回 オリエンテーションとグルーピング(ディスカッション)
第2回 医薬品の開発経緯と開発プロセス(講義+ディスカッション)
第3回 細胞の成り立ちから,遺伝とDNAの役割について その1(講義形式)
第4回 細胞の成り立ちから,遺伝とDNAの役割について その2(講義形式)
第5回 細胞の情報伝達(講義形式)
第6回 中枢神経系(Central Nervous System: CNS)について(講義形式)
第7回 精神薬理学 その1(統合失調症の病態仮説モデルと治療薬の薬理作用)
第8回 精神薬理学 その2(うつ病の病態仮説モデルと治療薬の薬理作用)
第9回 病態生理の理解と治療 その1:統合失調症,うつ病,人格障害,不安障害,神経症,睡眠障害,てんかん,アルツハイマー病についてインターネット検索,図書館での精神医学,精神病理学,薬理学,医薬品マニュアル,治療マニュアルなどの資料を用いてグループ調査を行う
第10回 精神疾患の病態生理の理解と治療 その2:第8回の継続としてグループ調査を行い,その情報をまとめ,パワーポイントにて資料を作成する。
第11回 精神疾患の病態生理の理解と治療 その3:グループ調査の結果をまとめ,各グループによる発表を実施し,病態生理,薬理学的理解,薬物療法,生活療法についての知識の共有化をはかる。
第12回 処方箋分析学 その1:統合失調症,うつ病,躁うつ病,強迫神経症,睡眠障害,てんかんなどの精神科領域の患者へ処方される模擬処方箋を各グループ3枚ずつ配布し,処方箋に記載されているくすりの薬効を調査し,処方組合せから患者の病態と状態について分析する。
第13回 処方箋分析学 その2:処方箋にある情報をいかにつかみ,分析することで患者の病状,生活状況について推測することが患者支援にどうつながるかをディスカッションする(処方箋分析による病態推理に基づく患者支援と医療従事者とのコラボレーションのあり方について学ぶ)。
第14回 処方箋分析学 その3:与えられた処方箋分析について各グループ発表を行い,全体としての知識の共有をはかる。処方箋分析から得られた患者への薬物療法の実態から病態推理力を養う。
第15回 まとめ:受講生全員で,これまで学んできた中枢神経系の役割と精神科領域にかかわる疾患や症状(統合失調症,うつ病,不安障害,てんかん,睡眠障害)についてディスカッションを行い,精神科領域でかかわる病態生理とくすりの関係についてまとめを行う。また,上手なくすりとのつきあい方,くすりを服用することに不安を抱えつつ治療を受ける患者の生活支援のあり方についてディスカッションを行う。



授業終了後に,最終レポートを課す。 
教科書・参考書等 D・サダヴァ他著(石崎泰樹・丸山敬監訳・翻訳)『アメリカ版大学生物学の教科書』第1~3巻
小此木啓吾他編『心の臨床家のための精神医学ハンドブック』
中井久夫・山口直彦著『看護のための精神医学』
青葉安里・諸川由美代編『こころの治療薬ハンドブック』
北村俊則著『精神・心理症状学ハンドブック』
 
授業で使用する
メディア・機器等
 
【詳細情報】 パワーポイント・プロジェクター 
授業で取り入れる
学習手法
 
予習・復習への
アドバイス
講義内容に関しては,生物学,医学,薬理学的な専門用語などが頻出しますが,その都度,インターネットや辞書で調べる習慣をつけてください。現場に出ると当たり前のように使われている専門用語や業界用語が共通言語としてとびかっています。知らなくても,その場で調べたり,恐れずに尋ねる習慣をつけておきましょう。
講義中に積極的なディスカッションができるよう心の準備をしておいてください。
 
履修上の注意
受講条件等
本講義は,グループでの自主学習課題並びにグループディスカッションが多いので受講生同士が連絡体制を取れるよう工夫しておくことようにお願いします。 
成績評価の基準等 成績評価としては,グループ討論でのグループ得点40%,最終レポート60%の比率で行います。討論への参加度は,グループ対抗の討論形式での活発な議論に対して質・量ともにグループとしてグループ得点(評点)をあたえます。 
実務経験  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
 
メッセージ ①生物学,生理学,医学,薬学の基礎的知識の修得を目指します。
②受講生は,医学,薬学の専門書を活用しながら医療従事者との共通言語を有することを目指します。
③グループ学習,調査,発表の機会が多く,医療用語の調べ方,医療従事者とのコミュニケーションツールを通してチーム医療のメンバーとしてのコラボレーション力を養います。
 
その他   
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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