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年度 2021年度 開講部局 工学部
講義コード K7158030 科目区分 専門教育科目
授業科目名 錯体化学
授業科目名
(フリガナ)
サクタイカガク
英文授業科目名 Organometallic Chemistry
担当教員名 尾坂 格
担当教員名
(フリガナ)
オサカ イタル
開講キャンパス 東広島 開設期 3年次生   前期   1ターム
曜日・時限・講義室 (1T) 月1-2,木3-4:工117
授業の方法 講義 授業の方法
【詳細情報】
 
対面での授業を予定していますが、状況によっては変更する可能性があります。
いずれの場合でも、板書による授業を行います。 
単位 2.0 週時間   使用言語 J : 日本語
学習の段階 3 : 中級レベル
学問分野(分野) 25 : 理工学
学問分野(分科) 07 : 化学
対象学生 第三類H29年度入学生および過年度生
授業のキーワード 有機金属、有機金属錯体、触媒反応、有機合成 
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
基礎有機化学IおよびII、基礎無機化学、物理化学I、分析化学を履修した後に、その後の各論的授業の一つとして、工業化学で重要となる有機金属錯体を用いた触媒反応の基礎を修得するための授業である。この授業はさらにその後の触媒化学、化学実験II、専門有機化学につながっていく。 
到達度評価
の評価項目
応用化学プログラム
(知識・理解)
・教養教育と専門教育における幅広い基礎知識および化学に関する専門基礎知識
・応用化学に関する高度な専門知識
・基礎および専門知識に裏付けられた論理的思考に基づく構想力 
授業の目標・概要等 有機合成化学において触媒反応は極めて重要な反応であるが、その鍵は有機金属錯体の触媒機能にある。本講義では錯体化学の中でも特に有機金属化学の基礎的な事項と遷移金属触媒の性質・機能について解説する。この授業により以下の知識・能力を身に付けて欲しい。
(1) 有機金属錯体の結合様式や金属周りの配位様式,単核複核に関する知識
(2) 有機金属錯体の形や物性を解釈する理論を定性的に理解する能力
(3) 1ー2年次に学習した有機反応とは全く異なる有機金属錯体独自の反応形式を学習し、その触媒機能の本質を理解できる能力 
授業計画 第1回:有機金属化学の基礎
第2回:有機金属錯体の基本的な考え方−電子の数え方
第3回:有機金属錯体の基本的な考え方−形式酸化数,結合次数
第4回:有機金属錯体の結合
第5回:結晶場理論
第6回:配位子場理論
第7回:カルボニル錯体,オレフィン錯体
第8回:ホスフィン錯体,カルベン錯体
第9回:遷移金属錯体の基本的反応−酸化的付加反応
第10回:遷移金属錯体の基本的反応−還元的脱離反応
第11回:遷移金属錯体の基本的反応−挿入反応
第12回:遷移金属錯体の基本的反応−メタセシス反応
第13回:オレフィンの重合反応,ポリアセチレンの合成
第14回:遷移金属触媒を用いるクロスカップリング反応
第15回:クロスカップリング反応を用いた共役系高分子の合成

期末試験 
教科書・参考書等 【教科書】中沢浩・小坂田耕太郎 編著「錯体化学会選書6 有機金属化学」三共出版
【講義形式】教科書に沿った板書中心の講義(必要に応じてプリント配布) 
授業で使用する
メディア・機器等
 
【詳細情報】 教科書および配付資料 
授業で取り入れる
学習手法
 
予習・復習への
アドバイス
教科書をよく読み込んで、問題を解くようにして下さい。
「有機金属化学−基礎から応用まで−」山本明夫,東京化学同人(2015)なども参考にするとよいでしょう。 
履修上の注意
受講条件等
 
成績評価の基準等 授業内容について期末試験を行い、成績を評価します。 
実務経験  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
 
メッセージ 有機化学反応の大部分に有機金属錯体が関与しているにもかかわらず、有機化学のテキストは有機金属錯体については系統的に取り扱っていません。特に有機系を目指す学生は、ものづくりの基礎として、本講義を通じて有機金属の初歩を学んで欲しいと思います。
なお、この科目は第三類の学生を対象とした専門科目であるが、応用化学プログラムに配属された学生に対しては、学習・教育目標の「(Ka)確実な基礎」に対応している。応用化学プログラムの学習・教育目標の詳細については下記の応用化学講座ホーム頁を参照されたい。
http://home.hiroshima-u.ac.jp/kou3rui 
その他 https://osaka.hiroshima-u.ac.jp 
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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